なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事45~
週間陽性率は横ばいか?欧州では再流行の気配、そしてワクチン関連での発見も!!
◆10月4日(日)までの1週間のPCR検査陽性率、
ちょっと数値が動いていますが、実質的には横ばいかな?という感じです、
9月19日からの4連休でヒトの動きが活発化しましたが、直接的な感染拡大に影響はなかったようです、
マナーさえ守れば、旅行自体(移動)での感染リスクは案外低そうです、
それよりは旅先での宴会、飲み会などのリスクの方が高そうです、注意しましょう、
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(各日までの1週間の平均陽性率)
陽性率 検査数 陽性者数
6月21日 0.5% 73911 435人
6月28日 1.3% 39103 526人
7月5日 2.6% 43392 1132人
7月12日 3.4% 57911 1980人
7月19日 3.8% 81922 3140人
7月26日 5.9% 80286 4742人
8月2日 6.0% 121121 7304人
8月9日 6.1% 164877 10094人
8月16日 4.5% 176032 7931人
8月23日 4.9% 143766 7033人
8月30日 4.4% 124531 5517人
9月 6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有
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厚生省発表数字を基にした週間陽性率は1.7%とガクッと下がっていますが、
これは9月30日に民間検査機関のPCR検査数が一挙に計上された影響が反映されているためです、
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具体的には、、、9月30日の厚労省の発表にはこんな注釈が、
(厚労省HPより抜粋転載)
※7:本日より、福岡県における民間検査機関等での実施件数(過去行われたものも含む)を計上している。
(転載ここまで)
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福岡県の民間検査機関??
孫さんのソフトバンクグループの事でしょうか?(未確認)
時期的にはこのニュースとリンクはしますね、
PCR検査どう変わる ソフトバンクG参入の見方 ⇒
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厚労省発表の9月30日のPCR検査数は1日で約+10万5千件ほど、
通常、これまでは多くて1日当たり@2~3万件程度だったので明らかに異常値です、
これが福岡の民間検査機関の数字が上乗せされた影響ですね、
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この上乗せされた数字を調べてみたのですが、残念ながら確認できず、
何件上乗せされたのか?分かりません、
ので、推定数値を出しておきます、
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(推定実質週間陽性率)
仮に9月30日の本来の検査数が2万件の場合 ⇒ 週間陽性率 2.7%
仮に9月30日の本来の検査数が3万件の場合 ⇒ 週間陽性率 2.5%
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この数値からは、感染拡大の傾向はこの数週間とあまり変わらないのではないか?という判断です、
でも、陽性者数が3649人と前週からやや増加しているので油断はできません、
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ただ、9月19日からの4連休の大きなヒトの移動が即感染拡大に繋がった、ということもなかったようだ、という分析です、
引き続き経過観察ですね、
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◆欧州では再流行の兆しが見えます
(10月4日配信ニュース)
イギリス、1日の新規感染1万人超える 検査拡大後で初 ⇒
他の国でも、、、日本の感染者数とはケタ違い、
(10月3日の新規感染者数)
フランス、新規感染者数が過去最多の16,972人
オランダ3967人、ベルギー3175人と共に過去最多
ロシアでは9859人、5月以降最多
秋の欧州、感染拡大が心配です、
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2日の金曜日にはこんなニュースもありました、
またまた新しい単語=ワクチン補助剤、ってなんだ?
まず、現在開発中のワクチンの主流=不活化ワクチンとは ⇒
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この不活化ワクチン、安全性は高いのですが、残念ながら効果は薄いと云われています、
この不活化ワクチンの効果性を高めるのに“コリカマイド”という物質が有効であることを発見した、ということだそうです、
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この理論はコロナウイルスのワクチンにも適用できる可能性が高いそうです、
安全で効果も高い、これは非常にありがたいことです、
ワクチン開発者も、効果性よりも安全性を高めることを主眼に研究を進めることができるようになるかもしれません、
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ヒトの叡智もまた期待以上、想像以上の成果を出しているように感じます、
コロナとの闘いは総戦力です、科学とヒトの行動マナー、どちらも重要、
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