テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事118~先週の陽性率は45.1%(先々週39.6%)、感染拡大ピークです、死者数増加、10代以下の感染止まらず、気になる宮城モデル

2022年02月15日 | コロナウイルス2020

【先週のまとめ】

先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒30.4%⇒39.6%⇒先週45.1%と感染拡大ピークに!

10代以下の感染、死者増加は止まらず、

ピークから減少傾向へ、しかし減少スピードはゆっくり

◆感染拡大はピークを迎えました

陽性率45.1%、見做し陽性の通り、「発熱症状が出ればほぼオミクロン」状態です

内容的には、陽性者数は先々週とほぼ同じ、検査数が減ったので陽性率が上がりました、

つまり、ここがピークかな、

全国の感染者数、

検査数が先行して、その後、陽性者数が増加するので、ここらがピークかなと、

来週から減少傾向が始まります、やっとです、

7日間毎の全国の陽性者数の推移

(~1月2日)       2777人
(~1月9日)    2万3168人
(~1月16日)  9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
(~2月6日)   62万3128人
(~2月13日) 62万4240人

直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

先週から人口と感染率の相関が見えるようになりました、

『人口が多いほど、感染率は高くなる』

良い意味で気になるのが「まん延防止等重点措置」を発令していない宮城県の感染率の低さ

もの凄く少ないです、これは後述、

先週までの陽性率、

                   陽性率  検査数  新規陽性者数
2021年
3月21日  2.3% 375025  8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日  3.0% 364712 11211人
4月4日    4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日  5.4% 381306 20536人
4月18日  5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日  6.0% 539640 32585人   ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日      6.4%    542061   34811人
5月9日    7.8% 457873   35802人  ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日  6.8%    658101 44961人    ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日     5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日  4.6%    589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日    3.1% 602455 18649人
6月13日  2.9%    467753    13499人 
6月20日  2.5% 411848   10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日  2.6% 405628   10457人  ※小池知事休養中
7月4日    2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日  3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日     4.1% 474414   19742人 
7月25日    7.0%     386623   27234人 ※東京五輪開幕
8月1日  10.5% 580346   61157人   ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日  14.1%    646433   90958人 ※五輪閉幕
8月15日  16.6%    672232  111601人  ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日  18.3% 814829  149057人  ※パラリンピック開幕
8月29日  16.8% 931891  156931人 
9月5日  13.4%    915614  122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日  9.3% 805362   75093人
9月19日  5.8%    711092   41053人 
9月26日  3.8% 499717   19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日  2.4%   492203   11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日   1.5%   411006  6311人 
10月17日   1.0% 396772  3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7%  327349 2384人 
10月31日 1.6%  368684 5918人 
11月7日      0.4%  319680  1427人 
11月14日 0.4%  361803  1283人 
11月21日 0.3%  336036  1013人 
11月28日 0.2%  310456   729人 ※世界でオミクロン株が拡大!!
12月5日     0.2%  337907  766人  ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人 
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日    1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日    5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%  702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371  26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6% 1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
(厚労省HP日報から算出)

◆やっと、ピークアウト期に入りましたが死者は依然多い!

国内の感染者数は2月5日10万5622人(修正発表数値)をピークに減少傾向に転じています、

大阪府でも、

やっとです、

しかし、全国の死者数は高い水準で推移しています、

まだまだ油断は出来ません、

(死者数の推移)
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
31日 47人
2月
1日 70人
2日 82人
3日 90人
4日 103人
5日 117人
6日 68人
7日 113人
8日 159人
9日 162人
10日 164人
11日 150人
12日 145人
13日 137人

グラフで観ると、

何度も書いていますが第6波対策、いまは専守防衛しかない

ここは感染拡大防止の基本行動『マスク着用・手指の消毒・3密の回避』

これをしっかり励行しましょう、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

10日(木)現在のワクチン接種状況、

連休なので6日間の数字となります、頑として休日出勤しない首相官邸、

(首相官邸HPから転載)

この6日間の全接種回数は408.3万回、

うち3回目接種が387.7万回

1日@70万回に近づいてきました、

                           全接種回数/3回目接種
1月
(~14日) 61.8万回/36.6万回
(~21日) 108万回/82.5万回
(~28日) 166.2万回/147.9万回
2月
(~4日)     279.1万回/267.1万回
(~10日) 408.3万回/387.7万回 ※6日間の数字

◆世界の3回目接種回数

状況は先週と変わりません(2月10日分まで)、

世界的に見ると日本はまだまだ、、、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

注目は韓国、

上表の通り、3回目接種率が55%を越えていますが、感染爆発は止まりません

感染拡大と接種率には因果関係が無いのかもしれません、

もちろん、重症化を防ぐ効果はあります

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

◆年代別では、20代の感染者が増加

2月6日までの東京都の年代別感染者数比率、

2月13日までの東京都の年代別感染者数比率、

(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染が止まりません

無策、「まん延防止等重点措置」では、10代以下への現実的な感染抑制策がないのが現状、

『感染拡大防止のための基本動作』の励行しかありません、

◆東京都の重症者病床使用率43.8%に(国基準)

2月6日現在、

2月13日現在、

(重症者病床使用率) 
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床   17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床    28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(2月6日)      8%(都基準)41人/510床 39.8%(国基準)584人/1468床
(2月13日) 12%(都基準)61人/510床 43.8%(国基準)643人/1468床

ジワジワと増えていますが、、、

なんとか瀬戸際で逃げ切れるか?

政府行政が優先すべきは医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保

個人で出来るのは『感染拡大予防の基本行動』(マスク着用/手指の消毒/3密の回避)だけです、

◆気になる2つの指標

1つ目は減少のスピード、

どうも、国内の減少先行県の数字を観ているとどうも減少のスピードが緩やかだということです、

沖縄県、

山口県、

広島県、


(NHKニュースサイトから転載)

専門家分科会の尾見さんも減少スピードが緩やかであろうと言及していました、

1つはオミクロンの感染力が強すぎて急激な拡大が起こったからか、

もしくは、減少スピードは自然係数に支配されているはずなのので、

まだ市中に感染者が多い現状では急激には減らないのか?

しかし、米国やフランスの例を見てみると、

比較的左右対象=増加と減少のスピードは近しい


これはひょっとすると、

“国内の感染ピークが比較的低く抑えられている”ので、減少が緩やかになっている?のかもしれません、

いずれにせよ、感染者減少のスピードは緩やか、第6波終息には時間が掛かるということです、

◆気になる宮城県の現状

2つ目に気になっているのが宮城県の現状です、良い意味で気になる、

大都市圏としてはとっても感染者数(人口比)がとっても少ないのです、


(再掲)

宮城県は「まん延防止等重点措置」も発令していません

なのに34位

なぜ?こんなに少ないのはなぜだろう、なにか要因がある筈なんですが、、、

ちょっと今のところ原因らしき要因や現象は見つけることが出来ません

どなたか、ここを説明出来る数字があったら教えてくださいませ、

しかし、「まん延防止等重点措置」を発令しなくてもこんな数字が出る

う~ん、やはり第6波の感染実態(家庭・学校・施設での感染が主流)を観ると、

実質飲食店への規制だけの「まん延防止等重点措置」は、マクロ的には現状では微力すぎる、

効果対犠牲が多すぎるような気がしています、

さて、大阪府も「まん延防止等重点措置」を延長しそうです、

やらないよりはやった方が良いのでしょうが、飲食店は堪りませんよね、

いつになったら酒場でみんなと吞めるようになるのか、、、

これからの減少傾向をしっかり観ていきましょう、



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