テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

痛風とプリン体の話です、一番は悪いのは?だれだ!!??^^)~今日のお店:大阪恵美須町の「立ち寿司」、もしくは「ビストロ 立ち寿司 カリモーチョ」。

2020年02月07日 | 世の中

このお店、他でも何回か紹介してると思いますが、

やっぱり、美味しいくて面白い店ですわ、はい、

なんせ、表は2つの店、で、中で繋がっていてイケイケ、寿司も海鮮系もイタリアンも楽しめる店なんです、

今日もね、5人ですか?ではでは、入ってみましょか、

でね、またしょうもない話、、、やないなあ、、、ちょっとややこしい話ですけど、聞いてもらえます?

いや、最近またね、痛風の事を云う人が周りで増えてきたんです、まあ、みなさん、お酒飲むのも、美味しいもん食べるのも好きですからね、

ワタシもね、3回くらい痛風の発作を経験しました、幸い世で云う程の痛さはなかった、軽い発作やったんでしょうね、

でもね、今は薬も飲まずに、3つか4つほどの約束を守ったら以降は痛風の発作は無しです、はい、で、今日は痛風とプリン体についてお話しようと思います、

あ、今から話すことはね、素人の思い込みですから、はい、

ま、へ~こんなこともあるんや、くらいで読んでください、

ホントに具合が悪い時は、ちゃんと医師の指示に従ってくださいね、

で、まず痛風がなぜ起こるか?

これはまあ単純に『尿酸値が上ると通風になる』という理解で良いと思います、発症のメカニズムはいろいろありますが、これが話の土台です、

では、“プリン体”は何ぞや?、、、と云いますと、

プリン体ってワルモンではないんです、細胞が活動することに必要な物質、なのでほぼすべての食品にはプリン体が含まれています、でも、体内ではこの“プリン体から尿酸が産出されるので尿酸値を上げる”という理由でプリン体数値がフューチャーされてしまうのです、

可哀想、プリンちゃん^^)、プリン体は悪くない!

で、まずワタシなりの、

重要ポイントその① アルコール摂取が痛風の主たる原因

『食品とアルコール類、どちらに気をつけないといけないか』、、、

結論的には(あくまでワタシの私見)、、、アルコール摂取量が痛風に繋がる主たる要因、だと思っています、

理由はいくつかあるのですが、簡単に云うと『バランスの良い食事なら何を食べても大丈夫』という感じです、

よく食品毎のプリン体含有量を気にする方がおられます、

ま、それは間違いではない、気をつけた方が良いのですが、プリン体が多い食品を過度に気にしだすと、それはもう食生活のバランスが崩れます、これは経験しました、

初めての痛風発作を起こした時にいろいろ調べて、あれはダメ、これもダメとやってみたら、、、もう食事が美味しくないのです、それに栄養のバランスも崩れる、

ほぼすべて食品にプリン体は含まれています、比較的多い食材を並べてみると、
(数値は100gあたりのプリン体量mg:帝京大学 金子教授資料からいただきました)

ほうれん草の芽(171.9)、ブロッコリースプラウト(129.6)、干し椎茸(379.5)、牛レバー(219.8)、豚レバ(284.8)、鶏ささみ(153.9)、鰹(211.4)、マイワシ(210.4)、鰹節(493.3)、イサキ白子(305.5)、あん肝酒蒸し(399.2)、

と、内臓系肉や魚卵、干物系が高いですが、野菜でも高いモノもある、他には健康食品も相当プリン体多いです、たとえばビール酵母(3995.7)、クロレラ(3182.7)とか、

逆に魚卵のイクラは(3.7)と激少ないとか、内臓系以外の肉では「鶏のささみ」が一番多い!!??とか、いろいろ難しい、

で、ここで大切な事は、100gあたりの含有量ということです、肉なら200gくらい食べることもありますが、イサキ白子を200g食べることはありません、鶏レバー(312.2)が好きで200g食べる!という人は要注意^^)ということです、

ウニ(137.3)を50g摂取なら(70㎎)、牛ヒレ(98.4)ステーキ200g食べたら約(200mg)、肉の方が悪い!となります、が、そんなことはない、両方とも普通に食べればヨロシイ、

「白子」を普通に食べても痛風にはなりません、丼1杯食べたら、、、どうか知りませんが^^)

成人の適正プリン体摂取量は1日400mg程度らしいです、飽食の時代、これくらいはどうしてもいってしまいそうですね、、、でも、バランスよく普通に食べていれば大丈夫なのです、

食品は悪くない!でも偏食は避けましょう^^)野菜とかも食べてバランスよく、

ではアルコール、そう、ビールはどうか?

プリン体含有量は銘柄によりばらつきがあるようですが、一応ビール(5.5)くらいが平均のようです、中ジョッキー400mgとして1杯(22.0)、3杯飲んだとしたら(66.0)、、、

あれ?ビールって“痛風の元凶”と思われがちですが、たいしたことないですやん、、、となりそうですが、、、

これがそう簡単にはいかない、一筋縄ではいかないんです、

ここで次の2つの事を考えないといけません、

重要ポイントその② アルコール類は2重3重に尿酸値を上げる

そうなんです、アルコールは体内で分解される時に尿酸を産出し『尿酸値を上げる』のです、さらに利尿作用(水分を体外に出す)の影響で血中の尿酸値がさらに高くなります、

なので『プリン体が少ない焼酎だから何杯飲んでも大丈夫』という訳にはいきません、

ビールの場合、これにビール自体に含まれているプリン体も加勢します、

『アルコール+プリン体の尿酸値UP連合軍』です、

この2重3重の攻撃で、体内の水分が少なくなったいわゆる酔っぱらいの状態がもっとも痛風の発作を起こしやすい状態、ではないかとワタシは勝手に思い込んでいます、

重要ポイントその③ ビールはその飲む量そのものが他のお酒に比べて多い

がぶがぶ飲むビール(5.5)は、日本酒(1.2)、焼酎(0.03)とはプリン体総摂取量が比較にならないほど多いのです、ビールを何杯も飲むと結構痛風に近づく感じを実感します、予感があります、ちょっとヒリッとする具体的な症状があります、

ということで、お酒を、とくにビールを飲み過ぎるとプリン体は増える、尿酸値は上がる、身体の状態は水分不足になりまた血中の尿酸値が上る、ということで『痛風の発作が起きやすい』ではないかと考えています、

は、ワタシが気をつけている痛風対策は

① バランスの良い食事を心がける、偏食はしない、野菜を食べる、魚卵も普通に食べる、
② ビールは最初の1杯だけ、、、か2杯だけ(飲んでますやん!^^)
③ お酒は飲み過ぎない、飲んだ時は水分をよくとる
④ 週に1度はノンアルコールデイ

 

とくに①と④が効いているような気がします、

これでもう7年くらい痛風の発作から解放されています、

好きなものを食べて、美味しいお酒を飲む、これでイケちゃいますよ、、、知らんけど^^)

※以上は素人の意見です、足の親指が痛くなったら(足の甲や手の指が痛くなることもありますよ)即、医者に掛かりましょう

一番良いのは、、、バランスの良い食事と、お酒を飲まないことですが、、、禁酒は無理!!^^)

今日のお店:大阪恵美須町「立ち寿司」】

地下鉄堺筋線「恵美須町」駅から堺筋を北へ数分、堺筋に面しています、「立ち寿司」、

隣りがイタリアンのお店で、「ビストロ 立ち寿司 カリモーチョ(BISTRO 立ち寿司 KALIMOTXO)」というお店かな?いつも「立ち寿司」から入るので良く分からない、

中の客席スペースが繋がっていて、注文も寿司、海鮮系、イタリアンと全部一緒に注文出来ちゃいます、

この日は、

「白子」、わ!!プリン体!!

「刺身」、わ!!プリン体!!でも、ここのマグロは美味しい、

「げそ塩焼き」、わ!プリン体!!

「ピザ」、わ!プリン体!!

これは「海鮮サラダ」かな?バランスも考えてね^^)

と、怖がることなく、ワイワイとみんなで美味しくいただきました、

この日のおすすめメニューはこんな感じで、

ね、なんかあれもこれもあって楽しいでしょ、

「立ち寿司」側から入ると立ち飲みスペースがあります、

奥もカジュアルなテーブルスペース、なのでとってもリーズナブルに美味しい料理がいただけます、

4人くらいで行くのが良いかな、恵美須町辺りのおすすめです、



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