テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事124~先週の陽性率32.8%(先々週34.1%)と横ばいが続きます、なかなか減らない、このまましばらくは感染が続きます。

2022年03月29日 | コロナウイルス2020

◆先週の陽性率は先々週34.1%⇒先週32.8%と横ばい

この状態をどう観るか?表現が難しいですが、

『減少局面ではありますが、オミクロン株の感染力が強いので短期間で感染が急減することはなく、この状態が数週間~数カ月続くのではないか?』という感じです、

先行組の沖縄や広島、山口の推移を見ると、そんな感じがします、

◆27日現在の全国と各エリアの状況

全国の感染者数、


(NHKニューサイトから転載)

東京、


NHKニュースサイトから転載)

大阪、

東京や大阪では前週を上回る日も出てきています、これまでとは違い、一定の感染者が出続ける日々が続くと予測します、

広島、

山口、

沖縄、

世界で観るとフランスでは反転増加傾向も、

アメリカはなんとか低位で推移しています、

なんとなくですが、だいたいピークから6~7週間で若干増加、その後も高位の感染状態が続くようです、

◆直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、


(NHKニュースサイトから転載)

再び沖縄県がトップになりました、

関西圏は後退、首都圏が上位に来ました、

◆陽性者数~3月27日までの1週間

依然として高い陽性率、感染は止まっていません

      陽性利率   検査数    陽性者数 
2022年
1月2日    1.1%    251123    2777人    ※第6波の入口か?
1月9日    5.4%    429162    2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日    13.6%     702929    9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8%    1228371    26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4%    1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
2月6日   39.6%    1575315 62万3128人 ※第6波5週目、ここが最高点かも?
2月13日 45.1% 1383896 62万4240人 ※第6波のピーク
2月20日 44.8% 1294194 57万9928人 ※ピークで高止まり 北京五輪閉幕
2月27日 39.5% 1197543 47万3461人 ※ごくゆるやかな減少局面へ
3月6日   39.1%    1155304    45万2763人 ※高止まり、沖縄では反転増加、BA.2拡大
3月13日 35.2% 1086325 38万2278人 ※減少局面、共存戦略への入口
3月20日 34.1%  999063  34万1545人 
3月27日 32.8%  830541  27万2215人 ※減少局面も感染は続く、21日でまん延防止等重点措置すべて解除

(厚労省HP日報から算出)

陽性率は横ばいですが、感染者数は減っています、

なので一応減少局面ではありますが、一定の割合で感染は続いている、、、今後も一定の割合で感染か続いていく、ということかと考えます。

◆死者数も減少傾向続く


(NHKニュースサイトから転載)

感染拡大の中心が若年層なので死者数は減少傾向です、それでも相当多いですが、、、

◆この1週間のワクチン追加接種(3回目)状況

25日(金)現在のワクチン接種状況、接種スピードはさらに減速

若年層の接種の壁、3回目への不安、モデルナ不人気など諸々の障害で早くも壁にぶち当たっているようです、


(首相官邸HPから転載)

                  全接種回数   /   3回目接種
3月
(~4日) 730.1万回/709.0万回 ※7日間の数字
(~11日)  692.8万回/672.5万回 ※7日間の数字
(~18日)  666.2万回/639.2万回 ※7日間の数字
(~25日)  547.6万回/520.5万回 ※7日間の数字

◆日本の3回目接種率

日本の3回目接種は37.41%(先週は33.30%)まで来ました、

既往症がない方は、ためらわずに3回目接種を受けましょう、

(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)

10代以下の感染止まらず

3月17日までの東京都の年代別感染者数比率、

3月27日までの東京都の年代別感染者数比率、


(NHKニュースサイトから転載)

10代以下の感染比率は過去最高の33%のまま3月は終わりそうです、

◆東京都の重症者病床使用率は改善傾向

東京都の3月27日の状況、


東京都HPから転載)

重症者用病床使用率は低減しています、

感染者数は横ばいですが、若年層の感染者が多いので重症者が減っているのかもしれません、

(重症者病床使用率) 
(3月6日)  12.9%(都基準)66人/510床 42.6%(国基準)626人/1468床
(3月13日)  11.4%(都基準)58人/510床 37.6%(国基準)552人/1468床
(3月20日)   8.2%(都基準)42人/510床  30.8%(国基準)452人/1468床
(3月27日) 6.5%(都基準)33人/510床 25.7%(国基準)378人/1468床

さて、陽性率が横ばいの中、まん延防止等重点措置がすべて解除されました、

結果的に、これは1つの大きな社会実験にもなっています、

これで感染者数が少しづつでも減っていくのか?

はたまた、反転増加するのか?

飲食店の酒類提供時間規制がメインのまん延防止等重点措置の効果を確認することが出来るかもしれません、



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