パリオリンピック2024が始まりました、
始まると、やはりいろんな競技が気になりますが、
時差が厳しく、深夜のライブ放送はなかなか観れません、残念、
それと、トウキョウ2020に比べて、やはりセンスの良さが光る大会です、
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序盤は日本のお家芸の柔道や体操があるので、メダルラッシュ!!
金メダルの獲得数で順位表示が決まるので、
7月31日(水)朝現在、日本がTOP表記(金メダル7個)になっています、
これは初めてかも、素晴らしいです、
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金メダルは柔道で3個、うち阿部一二三選手の連覇は立派、
スケートボード ストリートは男女とも金メダル、大逆転おめでとう!
フェンシング男子エペ個人でも、フランスの選手を破っての金メダルの快挙、
そして、体操男子団体も大逆転で金メダル、
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大逆転での勝利が多いというか、やはり逆転勝利は印象的です、
サッカー女子なでしこジャパンのブラジル戦の逆転劇も凄かった、
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さて、スポーツではないのですが、
ワタシも盤上ゲーム(囲碁です^^)にこの数年嵌っています、
そこで思うのは、勝ち切ることの難しさ、
これホントなのですが、
勝った!と思ったら、囲碁は負けます、
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囲碁は大逆転がすぐに起こるゲームです、
勝ったと思い、甘い手を打ったり、心に隙が出来ると、
すぐにひっくりかえされてしまいます、
優勢でも最後まで気を抜かず、しっかり最後まで打ち切る事が必要になります、
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一番勝つことが多いのは、実は少し負けているくらい不利な状況の時です、
必死になって勝つ手段を考えている時に、
良い手、妙手がフワっと浮かんできます、
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名曲「柔」の歌詞のとおり、
というか、この歌詞の意味が初めて分かりました、
勝つと思うな 思えば負けよ です、
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この歌詞の重みを感じた試合も多かったですね、
柔道の阿部詩選手はまさかの1本負け、
開会式旗手を務めたフェンシング世界ランキング1位の江村美咲選手も敗退、
卓球の張本早田ペアもまさかの初戦敗退、
躍進が期待されているバスケットボールとバレーボールも厳しい試合が続いています、
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世界のトップレベルに立つと、どうしても期待されるし、重圧もかかる、
そして、格下の選手は必死になって勝つことを考えます、
情報量が多い21世紀では、トップ選手の闘い方はほぼすべて研究しつくされます、
トップ選手は技術的に丸裸にされるわけです、
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その上で、格下選手はトップ選手を倒すための技と体と心を磨き上げて向かってくるのです、
そういう意味では、少し不利かもしれない格下の方にこそ勝機はある、
トップ選手には、それを跳ね除けるさらに上をいく技量が求められます、
現状維持では勝てないトップ選手、さらなる進化が求められるトップ選手、
厳しい世界です、
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敢えて、敗れた選手にメッセージを送るとすれば、
負けてヨカッタ!!と思える日が必ず来る!という事です、
長い人生、一度も挫折せずに生きていく人などいません、
誰もがもがき苦しみながら挫折を乗り越えます、
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スポーツで一度も負けずに、次の人生のステージに行くのも良いとは思いますが、
長い目で見れば、
次のステージで初めて挫折を味わうより、
一旦、今日ここで挫折を味わっておいた方が良い、
というような気もしています、
、
敗れた阿部さん、江村さん、
ぜひ、4年後トップに返り咲いて、
素晴らしい次の人生を切り拓いてほしいと願います、
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最後に「柔」の歌詞を掲載、
(著作物ですが、スイマセン、やはり掲載したかったので、見逃してください)
「柔」作詞:関沢新一
勝つと思うな 思えば負けよ
負けてもともと この胸の
奥に生きてる 柔の夢が
一生一度を 一生一度を 待っている
人は人なり のぞみもあるが
捨てゝ立つ瀬を 越えもする
せめて今宵は 人間らしく
恋の涙を 恋の涙を 噛みしめる
口で言うより 手の方が早い
馬鹿を相手の 時じゃない
行くも住(とま)るも 坐(すわ)るも臥(ふ)すも
柔一すじ 柔一すじ 夜が明ける
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