テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

世界一平和な時代が長かったのは・・・日本の縄文時代、そしてCOVID-19の新たな1面

2022年12月27日 | 世の中

◆独酌酔言:世界一平和な時代が長かったのは・・・日本の縄文時代

2022年もあっという間に年末になってしまいました、

マジに歳をとると時間の経つのが凄まじく早くなるので、みなさま、お気を付けてください、これホンマです、

で、2022年を振り返ると・・・

やはり一番の出来事は“ロシアのウクライナ侵攻”でしょう、

FIFAワールドカップでの日本代表の活躍も素晴らしかったけど、それよりもなによりもプーチンが始めた“無意味な戦争”がやはり2022年でもっとも記憶されるべき出来事でしょう、

“意味のある戦争”もないんだけど、、、

“ロシアのウクライナ侵攻”について詳しく語ることは出来ないのですが、とにかく早く終わって欲しい、

戦争が起こったことで、中国や北朝鮮の動向もより気になるし、そんなドサクサ紛れに先制攻撃が出来る“敵基地攻撃能力”が正当化されてしまうし、

ヒトの心は脆いので、1つの戦火があっという間に世界中に拡がって、ヒトの心の中で戦いの炎が燃えさかってしまうようです、

で、皆さん、ご存じですか?

歴史上、もっとも平和な時代が長く続いた国と時代はどこか?ご存じですか?

それは、“日本の縄文時代”です、

そう、学校で習ったあの縄文~弥生の縄文時代です、

稲作が広まり新たな文化が花開いた弥生時代の方がフューチャーされやすいのですが、

実は縄文時代の方が凄いんです、世界史的に類を見ない希有な時代なのです、

縄文時代の期間は定かではないのですが、だいたい今から1万5000年くらい前から1万4000年以上続いた時代と云われています、

えええ!?1万4000年も続いたのですか!って感じしませんか?

弥生時代が紀元前400年頃に始まっているので、今から2420年ほど前から、

その前の1万5000年は縄文時代なんです、日本はだいたい縄文時代90%で出来ています^^)

その縄文時代のなにが世界史的に希有かというと、、、

“ほぼ戦争が皆無だった時代”なんです、

中国やヨーロッパが戦いに明け暮れていた頃、日本では戦はほぼ無く、わずか5万人くらいの人々が日本列島で平和に1万4000年間ほど暮らしていたわけです、

これが世界史的に希有なことなんです、

振り返ると、ヒトの歴史はほぼ戦争の歴史訳です、それは『鎌倉殿の13人』を観てもあきらか^^)

なぜ、縄文時代に戦が無かったのか?は多くの学者が研究されているので、詳細はそちらにお任せするとして、

ざっくり独酌酔言的にまとめると・・・

人口が少なく気候が比較的温暖で、移住も簡単でどこでも食べ物が豊富だったからだと考えられています、

そして、この縄文時代が終わり弥生時代に変わるきっかけとなった稲作、

この稲作が始まると日本でも戦さが始まります

それまで山の幸や海の幸を食べていたヒトが、食糧をコントロールできるようになった途端に戦争が始まるのです、

コントロールできるなら、その権力を手に入れたいという欲望がヒトの心に戦いの炎を燃やしたのです、

現在、ヒトはあらゆるモノ(世界)をコントロール出来るような気分になっているのではないでしょうか?

世界をコントロール出来るならオレがコントロールする、オレが支配したい、

プーチンも習近平もトランプも、その権力の魔力に取り憑かれているのだと思います、

それに対抗できる1つ目、ヒトが持っているモノは“平和を望む強い気持ち“しかありません、

もう1つは自然の力、人ではコントロール出来ない自然の猛威、COVID-19などが良い例です、

ヒトではコントロール出来ないCOVID-19にはプーチンも習近平もトランプも敵わない、

2023年はCOVID-19終息の年になるような気がしています、

おなじく、“ロシアのウクライナ侵攻”の終息の年にもなって欲しいものです、

※縄文時代に関する読みやすい記事はこちらから 

【人生が変わる15分】15,000年間も平和だった縄文時代の秘密を知れば世界の未来が分かる! ⇒

【フクロウの精神分析】縄文人はなぜ戦争をしなかったのか①~③ ⇒

◆COVID-19概況:あらたな1面を見せるCOVID-19

感染者の前週比は1.10、

1.42 ⇒1.25 ⇒1.18 ⇒1.18 ⇒1.06 ⇒1.14 ⇒1.23 ⇒1.10

母数が大きくなっているので前週比は少なめですが、大感染拡大中です、

長期レンジでのグラフを観比べると、COVID-19の新たな1面が見えます、

こちら、2022年12月25日時点の感染者数・死者数:重症者数の長期推移のグラフです

感染者数はすでに2022年夏の第7波に迫る勢い、

で、最下段の重症者数は2021年に比べると激減、

オミクロン株のお陰で医療逼迫は起こらず、行動制限もし無い予定の政府や自治体、

でも、死者数を観てください、なんと過去最高になりつつあります、

あれだけ大騒ぎをした2021年は“医療が逼迫”したからです、

でも、それ以上の死者が出ている現在は、普段の生活を取り戻しましょう!というトレンド、

これがCOVID-19が見せつける新たな1面です、

“ヒトの命が大切”だと分っていても、“逼迫した現象”の方がヒトは怖いのです、

これは“コントロール出来ないモノへの恐怖”と言い換えても良いかもしれません、

コントロール出来ないモノを恐れ、逆にコントロール出来るモノは戦争をしても手に入れたい、

怖いのはやはりヒトの心の中にある炎です、

2023年も独酌酔言をよろしくお願いします、

よいお年を、



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