今日は夜に実家での用事があった。
長らく仕事に恵まれずギリシャばりの財政難に陥ったことから、不本意ながら「金融支援」を依頼するという「針のムシロ」必定の用件であった。
実際に貸し手からはとてつもない責められ方をしたのでさすがに落ち込んだ。
しかし、今の立場を考えればこのような「生き恥」もやむを得ない。
悔しい気持ちはあっても飲み込むよりほかはない。
今から始まる仕事に腹をくくって取り組み、真に自立することが今日の屈辱を晴らす唯一の道である。
実家に行く前には、魚津市内にある某喫茶店を訪ねた。
最近は久しく会っていない方などに頻繁に連絡を取っているが、こちらのお店もその1つである。
いろいろとお世話になってきた方々にコンタクトを取りたくなるのも、やはり行き先が決まって先に光が見えてきたからこそである。
行き先未定のままフラフラと訪ねて行ったり連絡を取ってみたりというのはなかなかできないし、会話も続かないだろう。
その店は初老のご夫婦でやられており、ダンナさんとは過去、職安の斡旋による職業訓練(パソコン)の場で4ヶ月一緒に勉強したという縁がある。
それほど頻繁には行かないが、行くたびに温かく迎えてもらえる。
人柄も穏やかな素敵なご夫婦で、一度行くと話が尽きないので私にとっては貴重な場所だ。
私自身、北海道にいた時に心身ともに「ガス欠」となり自殺寸前という危機があった。
退職をして地元に帰ってからは、今度は職業が安定しないという辛い時期を長く過ごしてきた。
そんな暗い話も嫌がらないで親身に受け止めてもらえるのは、このご夫婦もこれまでの人生で大変な苦労をされてきたからである。
何度も苦難を乗り切って来た方独特の吹っ切れた明るさを持っていて、思わず元気が沸くような言葉さえいただける。
本当にありがたいことであるし、その明るさの何分の一かでも見習っていきたいものだ。
今のように1人で暮らしているからこそ、無理にでも外との接触はしたい。
外に出てみればいかに自分を気にかけてくれている人が多いかに気づかされる。
ささいなあいさつ1つでもいい、いろんな人と関わっていれば自分が本当に「ひとり」ではないことが分かる。
どんなに格好が悪くても、たとえ周囲に迷惑をかけても、生かされているうちは生きる。
それは「権利」ではなくて、ある意味「義務」と言っていい。
せめてもの義務を果たしてから悔いなくこの世を去る。
いずれこの世を去る1人の人間として、これだけは忘れないでいようと思う。
長らく仕事に恵まれずギリシャばりの財政難に陥ったことから、不本意ながら「金融支援」を依頼するという「針のムシロ」必定の用件であった。
実際に貸し手からはとてつもない責められ方をしたのでさすがに落ち込んだ。
しかし、今の立場を考えればこのような「生き恥」もやむを得ない。
悔しい気持ちはあっても飲み込むよりほかはない。
今から始まる仕事に腹をくくって取り組み、真に自立することが今日の屈辱を晴らす唯一の道である。
実家に行く前には、魚津市内にある某喫茶店を訪ねた。
最近は久しく会っていない方などに頻繁に連絡を取っているが、こちらのお店もその1つである。
いろいろとお世話になってきた方々にコンタクトを取りたくなるのも、やはり行き先が決まって先に光が見えてきたからこそである。
行き先未定のままフラフラと訪ねて行ったり連絡を取ってみたりというのはなかなかできないし、会話も続かないだろう。
その店は初老のご夫婦でやられており、ダンナさんとは過去、職安の斡旋による職業訓練(パソコン)の場で4ヶ月一緒に勉強したという縁がある。
それほど頻繁には行かないが、行くたびに温かく迎えてもらえる。
人柄も穏やかな素敵なご夫婦で、一度行くと話が尽きないので私にとっては貴重な場所だ。
私自身、北海道にいた時に心身ともに「ガス欠」となり自殺寸前という危機があった。
退職をして地元に帰ってからは、今度は職業が安定しないという辛い時期を長く過ごしてきた。
そんな暗い話も嫌がらないで親身に受け止めてもらえるのは、このご夫婦もこれまでの人生で大変な苦労をされてきたからである。
何度も苦難を乗り切って来た方独特の吹っ切れた明るさを持っていて、思わず元気が沸くような言葉さえいただける。
本当にありがたいことであるし、その明るさの何分の一かでも見習っていきたいものだ。
今のように1人で暮らしているからこそ、無理にでも外との接触はしたい。
外に出てみればいかに自分を気にかけてくれている人が多いかに気づかされる。
ささいなあいさつ1つでもいい、いろんな人と関わっていれば自分が本当に「ひとり」ではないことが分かる。
どんなに格好が悪くても、たとえ周囲に迷惑をかけても、生かされているうちは生きる。
それは「権利」ではなくて、ある意味「義務」と言っていい。
せめてもの義務を果たしてから悔いなくこの世を去る。
いずれこの世を去る1人の人間として、これだけは忘れないでいようと思う。