blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

街乗り

2011-02-26 19:33:56 | プジョー
昨日やって来たプジョー206を今日はさっそく動かしてみた。
午前に富山市内で用事があったので、遠出ではなく街乗り中心とした。
今日一日は日常の使い勝手を試すことにし、306の時には苦労(?)したATの感覚もつかもうと思った。
CDチェンジャーを満杯(6枚)にして、昨日は使わなかったオーディオリモコン(ステアリングの右側に付いている)も動かしてみることにした。

まずもってサイズが小さいので、日常の取り回しにまったく不自由はない。
幅も5ナンバーにおさまっているから不意に住宅地などに入り込んだとしても安心だ。
乗り心地は、かつての306と同様に街乗りだけでも素晴らしいしパワーも十分だ。
以前住んでいた呉羽地区にも行ってみたが、呉羽山の坂もグイグイ登ってくれた。
同時期に同じ値段で1400ccの206も並んでいたのだが、そちらだったら果たしてどうだっただろうか。
シートもしっかりしていて疲れにくいのは以前から定評があるところだ。

AL4と呼ばれるオートマだが、減速する時に日本車よりもかなり上の速度で4速から3速に落ちる。
その分、走っていてやや「ガクン」という感覚になるが、逆に日本車ほど足ブレーキを頻繁に使わなくてよい。
私はその感覚を知っていて好きだから買ったけれど、少なくとも日本人にあまねく受け入れられるものとは思えず、誰にでもすすめられるとは言えない。
良くも悪くもクセはあるので、あえて「名作」ではなく「迷作」という表現を使いたい。

今日だけでもCDチェンジャーがおかしな動きをしたり、Dレンジで止まっている時になぜかエンジン音がうるさくなったりと、何だかよく分からないことがいくつかあった。
街乗りばかりの今日だったから、エンジンが「もっと回してくれ~」と文句を言っていたのかもしれない。
クルマなのに人間のようだと以前書いたが、付き合っていくうちにまたいろいろな発見があるのだろう。
明日はご要望にお応えして(?)それほど長い距離にはならないだろうが、高速域である程度回してあげるつもりである。
少しはご機嫌も直ってくれるだろうか。

午後から晴れてきたので、昨日の雨で汚れていた車体をスタンドの洗車機で洗ってあげた。
屋根のラジオのアンテナをいったん取ってやる必要があるのは外国車ならではだ。
ドアミラーはキチンと電動でたためるので洗車機でケアするのはその一点のみである。

憧れのクルマがやっと手に入ったのだから自分が大事にするのは当然だが、これから他の人が運転することがあるかもしれない。
そういう場合は要注意だ。
昨日も書いたが、操作系は日本車と逆のところがあるし、バックする時も特に警告音がしないから戸惑う場合もある。
機械のくせにたまにワガママも言い出すため、扱う人間にとっては甚だ厄介だ。
不思議なことが起きても「分かった分かった!許してやるから!」くらいの気持ちがないとフランスやイタリアのクルマとは付き合っていけないのだと思う。

早い時間に更新したのも、今日は行きつけのA店の最後の営業日だからである。
あまり湿っぽくならずに楽しく終われたらよいが、ある意味生活の一部だったお店がなくなることはやはり寂しい。
確かに通いすぎの部分はあったので、個人的には週末の過ごし方が「お酒」から「クルマ」になっていくいい契機ととらえたいと思う。

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