blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

やっつけ仕事

2011-02-09 22:32:55 | 日記
先月の中頃に、わが部署のナンバーツーであるKリーダーが朝礼で何も言わなくなったことを書いた。
そんな立場にある人が日々職場や仕事について何も考えないはずはないのだが、それを伝えることを放棄するような感じではやはりメンバーの一人としてガッカリする。
半月ほど前に、同じ部署のTK氏とその先輩のO氏で飲んだ時にその話を振ったら、O氏が「あんた(=私)じゃなくてTK(氏)が言っていたことにしてKに振ってみるわ」という何とも勇ましい話になった。
ちなみにO氏は営業をやっているが、急ぎの商品を取りに来るなど、ちょくちょくわが部署に来る機会がある。

さて、O氏が本当にKリーダーに伝えてくれたのかは知らないが、その後ほんのしばらくは「ちゃんとネタあるじゃないの」と思えるような話があった。
それなりに何か話そうと思えば、部署での経験も長いわけでいくらでもある。
しかし、残念ながらそれはまったく長続きはせず、最近は「とにかく安全第一でがんばりましょう」で終わりのワンパターンである。
朝礼ではYマネージャーに続いてKリーダーが話す順番だが、本来Kリーダーが言うべきであろうところまでYマネージャーが全部話す感じになっている。
二月は出荷が落ち着くと言いながら、発送が追いついていない商品を一気に出す段取りなどで思うようにはいかない日々が続いている。
そんな中、「毎日対応していただいてご苦労様です」という当たり前とも言える言葉が、ナンバーワンの人からは出てなぜナンバーツーからは出ないのか理解に苦しむ。
言葉は悪いが、まったく進歩がないというのか、職責に見合った振る舞いを心がけようという気概がまったく感じられないのがもどかしい。

仕事に関しては当人なりに思いは当然あるだろうし、部署の経験も今いるメンバーの中ではいちばん長い。
ただ、日々の姿を見ていると、「一日一日、大過なく終わればいいや」という、ややもすると軽いところが見え隠れする。
普段は事務所仕事に忙殺されている当人も、あまりに箱詰めが忙しい時間帯には現場に来ていかにも手慣れた感じで作業している。
手慣れているのはいいにしても、口笛を鳴らしながらというのはいかがなものか。
単純作業だから、ずっとマユをひそめてやるようなことではないにしても、本当に真剣にやっているのか疑問符が付いてしまう。
それをマネしているのかは知らないが、中間職のH氏までがモノを運びながら口笛を鳴らしていたことがある。
指導担当者(Kリーダー)と教えられたほう(H氏)が同じことをしているのは、ある意味納得である。

少なくとも立場にふさわしい振る舞いができない、もしくはそこから逃げるようなことでは下の人間から尊敬はされないし、軽く見られてしまっても仕方がない。
わが社のルール本来の意味での管理職はYマネージャーだけであるが、仮にも自分を一般の社員と同じレベルに置いているとすればいかにも浅い。
出世がすべてではないといえばそれまでだが、今のままでは「その上」はないことだろう。

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