平日の仕事は相も変わらずドタバタと過ぎた。
出荷そのものは大した量ではなかったが、シフト制が定着した製造工場ではどんどん製品が作られていて、私を含む「搬送組」は今や日に3往復は当たり前、時には4往復というタイトなスケジュールを交代しながら受け持っている。
搬送組は現在3人、しかし1人は腰に不安を抱えていて搬送はお休み中だから実質は2人だ。
私は担当業務の上でどうしても館内に一日中張り付けになる日があるので、もしそんな日に3往復やら4往復分になったら1人では無理だ。
そうなれば、主に夕方に近い1回か2回を外の業者さんに頼むこともある。
しかし彼らもわが社ばかりの仕事をしているわけではなく、いちおうの時刻は伝えるものの1時間遅れということも珍しくない。
運んでくれる業者さんも大変だろうが、夕方便がある日は自動的に残業確定になるこちらも気分はよろしくない。
腰痛持ちの1人も含め、3人のうちの2人は定時になれば当たり前のように帰るので、工場から来る製品はこれまた自動的に私がチェックするよりなくなるからである。
売り上げが伸びている中で、倉庫と工場の往復が減ることは当面ない。
1人でもいいからトラックに乗って搬送をやってくれる人間が出てきてほしい。
トラックを動かせる人間は少なくないが、立場上もしくは役割上外に出られない人もいる。
4トントラックは普通免許で動かせる。
運転には正直センスも必要だが、一部給料の高い人間がチャレンジすらしないというのはいかがなものか。
チャレンジしないことには使えるかそうでないかも分からない。
空調の効いた館内でルーティンワークだけをのうのうとこなしているばかりの人間がふんぞり返っている現状は季節を問わずお寒い限りだ。
そんなササクレ立った心を癒すには休日に外に出るのがいちばんだ。
しかし、昨日も含めてこの週末は天気がよくない。
先週末には飲みに出ているし、来週半ばには本社合同の会もあるので今週は静かにすることにした。
かといってスマホの釣りゲームばかりでも何なので、前々から目をつけていたブルーレイ作品を買ってきた。(写真)
英国BBCの制作でナレーションは全編英語、日本語字幕も出せないからナレーションの内容は分からないが、圧倒的な映像を見ているだけで癒されるし感動もする。
自然を扱った作品だから動物どうしの厳しい現実(弱肉強食)の場面もひんぱんに出てくるが、それも含めて大自然、人間はこの恵まれた星でゴタゴタと何をやっているのかという思いにすらなる。
せっかく大きなテレビがあるのだから、たまにはこういう壮大な映像に触れるのも悪くはない。
今や市場から消え去ろうとしているプラズマテレビだが、水しぶきや人の髪の毛(特に日本人のような黒髪)の描写は液晶よりもきれいに見えるのは所有者のヒイキ目か。
液晶と比べてエコではかなわないし、だいいち重い。
それでも映像装置としての優秀さは疑いようがない。
市場原理の前に本当にいいものが消えていかざるを得ないのは何とも忍びない感じがしている今夜であった。
出荷そのものは大した量ではなかったが、シフト制が定着した製造工場ではどんどん製品が作られていて、私を含む「搬送組」は今や日に3往復は当たり前、時には4往復というタイトなスケジュールを交代しながら受け持っている。
搬送組は現在3人、しかし1人は腰に不安を抱えていて搬送はお休み中だから実質は2人だ。
私は担当業務の上でどうしても館内に一日中張り付けになる日があるので、もしそんな日に3往復やら4往復分になったら1人では無理だ。
そうなれば、主に夕方に近い1回か2回を外の業者さんに頼むこともある。
しかし彼らもわが社ばかりの仕事をしているわけではなく、いちおうの時刻は伝えるものの1時間遅れということも珍しくない。
運んでくれる業者さんも大変だろうが、夕方便がある日は自動的に残業確定になるこちらも気分はよろしくない。
腰痛持ちの1人も含め、3人のうちの2人は定時になれば当たり前のように帰るので、工場から来る製品はこれまた自動的に私がチェックするよりなくなるからである。
売り上げが伸びている中で、倉庫と工場の往復が減ることは当面ない。
1人でもいいからトラックに乗って搬送をやってくれる人間が出てきてほしい。
トラックを動かせる人間は少なくないが、立場上もしくは役割上外に出られない人もいる。
4トントラックは普通免許で動かせる。
運転には正直センスも必要だが、一部給料の高い人間がチャレンジすらしないというのはいかがなものか。
チャレンジしないことには使えるかそうでないかも分からない。
空調の効いた館内でルーティンワークだけをのうのうとこなしているばかりの人間がふんぞり返っている現状は季節を問わずお寒い限りだ。
そんなササクレ立った心を癒すには休日に外に出るのがいちばんだ。
しかし、昨日も含めてこの週末は天気がよくない。
先週末には飲みに出ているし、来週半ばには本社合同の会もあるので今週は静かにすることにした。
かといってスマホの釣りゲームばかりでも何なので、前々から目をつけていたブルーレイ作品を買ってきた。(写真)
英国BBCの制作でナレーションは全編英語、日本語字幕も出せないからナレーションの内容は分からないが、圧倒的な映像を見ているだけで癒されるし感動もする。
自然を扱った作品だから動物どうしの厳しい現実(弱肉強食)の場面もひんぱんに出てくるが、それも含めて大自然、人間はこの恵まれた星でゴタゴタと何をやっているのかという思いにすらなる。
せっかく大きなテレビがあるのだから、たまにはこういう壮大な映像に触れるのも悪くはない。
今や市場から消え去ろうとしているプラズマテレビだが、水しぶきや人の髪の毛(特に日本人のような黒髪)の描写は液晶よりもきれいに見えるのは所有者のヒイキ目か。
液晶と比べてエコではかなわないし、だいいち重い。
それでも映像装置としての優秀さは疑いようがない。
市場原理の前に本当にいいものが消えていかざるを得ないのは何とも忍びない感じがしている今夜であった。