3月に入っても当たり前のように2月までの仕事のリズムが継続し、今週は残業も許される目一杯の時間まで続くなど、さすがに金曜の夜は疲れていた。
前週には金土どちらも街に出てお金もそれなりに使ったから、今週末は「お休み」にするつもりで、夕食も早々に食べてしまった。
しかし、某店の仲良しさんからお誘いを受け、行くのはそこだけと決めて出て行った。
その仲良しさんとは、前週のやり取りの中でにわかに険悪な雰囲気となった。
幸いにして、バレンタインデーがあった週には私のような中年のオヤジにもそのお店だけで複数の収穫があったのだが、そのことに加えて、前週には違うお店でも収穫を得てきたことが知られてしまい、ずいぶん攻撃的な物言いを受ける羽目になった。
もともと同じお店の中のメンバーはもちろん、あるいは違うお店どうしを比較するつもりもなく、フトコロの許す範囲で気の向くままに飲み歩いてきた。
私とすればありがたいの一言である出来事でも、ひとりが妬いてしまって自分とは関係ないところでギクシャクが始まるようなら、本当は行きたい場所でも足が遠のき、あえてしばらく姿を消さなくてはいけないのかとさえ考えた。
そんな危険な状況も、事後すぐに本人から連絡があって大きな話にはならなかった。
どこまでの思いかは本人に聞いてみないと分からないが、私に対しては「ついつい」感情的になってしまうのだという。
過去のLINEなどのやり取りを見直しても、また顔を合わせている時も、お互いに遠慮がいらない、いつどんな会話がきっかけでここまで仲良くなれたのか分からないくらいに打ち解け、真面目な話から下衆な話までまんべんなくできる相手というのも貴重といえば貴重である。
金曜の夜は、さしずめ仲直り会も兼ねてという雰囲気で、普段通りのやり取りで楽しく過ごすことができた。
ありがたいことに、彼女が本来は職業がら表に出してはいけない感情を露わにしたことで、私が少なくともいわゆる「その他大勢」ではないことがはっきりした。
今年4回目の年男となる私が、2回目の年女を過ぎたばかりの女性に「特別」と言われることなど、どうやって予想できよう。
他人から特別な存在と言われてしまっては、意識するなと言われてもどうしても意識はしてしまう。
ひとりの客をつなぎ止める「究極の方便」などというひねくれた解釈におぼれるより、この憂き世で生きて行く糧となるのならば、自分の娘でもおかしくない年齢の女性の言葉も、人生の宝として大切にしていきたい。
職場にも気になる人がいないわけではない中、今一度自分の心の中と向き合って、実現可能な「答え」を出す日ももう近づいているのかもしれない。
前週には金土どちらも街に出てお金もそれなりに使ったから、今週末は「お休み」にするつもりで、夕食も早々に食べてしまった。
しかし、某店の仲良しさんからお誘いを受け、行くのはそこだけと決めて出て行った。
その仲良しさんとは、前週のやり取りの中でにわかに険悪な雰囲気となった。
幸いにして、バレンタインデーがあった週には私のような中年のオヤジにもそのお店だけで複数の収穫があったのだが、そのことに加えて、前週には違うお店でも収穫を得てきたことが知られてしまい、ずいぶん攻撃的な物言いを受ける羽目になった。
もともと同じお店の中のメンバーはもちろん、あるいは違うお店どうしを比較するつもりもなく、フトコロの許す範囲で気の向くままに飲み歩いてきた。
私とすればありがたいの一言である出来事でも、ひとりが妬いてしまって自分とは関係ないところでギクシャクが始まるようなら、本当は行きたい場所でも足が遠のき、あえてしばらく姿を消さなくてはいけないのかとさえ考えた。
そんな危険な状況も、事後すぐに本人から連絡があって大きな話にはならなかった。
どこまでの思いかは本人に聞いてみないと分からないが、私に対しては「ついつい」感情的になってしまうのだという。
過去のLINEなどのやり取りを見直しても、また顔を合わせている時も、お互いに遠慮がいらない、いつどんな会話がきっかけでここまで仲良くなれたのか分からないくらいに打ち解け、真面目な話から下衆な話までまんべんなくできる相手というのも貴重といえば貴重である。
金曜の夜は、さしずめ仲直り会も兼ねてという雰囲気で、普段通りのやり取りで楽しく過ごすことができた。
ありがたいことに、彼女が本来は職業がら表に出してはいけない感情を露わにしたことで、私が少なくともいわゆる「その他大勢」ではないことがはっきりした。
今年4回目の年男となる私が、2回目の年女を過ぎたばかりの女性に「特別」と言われることなど、どうやって予想できよう。
他人から特別な存在と言われてしまっては、意識するなと言われてもどうしても意識はしてしまう。
ひとりの客をつなぎ止める「究極の方便」などというひねくれた解釈におぼれるより、この憂き世で生きて行く糧となるのならば、自分の娘でもおかしくない年齢の女性の言葉も、人生の宝として大切にしていきたい。
職場にも気になる人がいないわけではない中、今一度自分の心の中と向き合って、実現可能な「答え」を出す日ももう近づいているのかもしれない。