blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

2月を振り返って

2018-02-28 23:59:59 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今夜から明日にかけては春の嵐に注意ということだが、夜明けまでには落ち着くとの予報である。
最高気温も15度前後という日が多くなってきて真冬の寒さからは完全に脱したようだ。
数字的にひと桁の気温など地元で慣れてはいるはずだが、やはり15度あたりの気温になってくるといよいよ春だなという気分になってくる。

年明けから続けてきた多忙な流れは本来なら今日で終わるはずだった。
しかし、応援先の安易なマネージメントのせいで、自分に限ればあと半月、全体にとっては締め日直前まで苦しい流れが続く。
他部署から人を一方的にかき集めて当座をやり過ごそうという思惑も、結局は足元の本メンバーの退職がなだれを打っている事態に対応できず、しかしどうやっても応援先では肩書きのある人間は作業に加わって戦力になることをしない。
これでは他部署の協力は積極的なものにはならず、メンバーもずいぶん2月とは様変わりするが、受け入れ先がそれに文句をいう資格は当然ない。
新しいメンバーが来れば、作業を一から丁寧に教えてあげなくてはいけない。
受け入れ側からすれば余計な負担にはなるが、入って行く側も不安を抱えてのことだから大切にしてもらわなくては困る。

そもそもなぜ足元の本メンバーが補充に追いつかないくらいに抜けて行くのか、マネージメント陣がまったく理解していないからこういうことになる。
抜けて行くメンバーもまだ未来ある若者が中心であることが、現在の危機的状況を象徴している。
伝聞なので真偽は定かではないが、退職者の中には離職の理由について、過去に受けたその部署での「扱い」を堂々と記入して提出した者もいるらしい。
常日頃より部署のメンバーを大事にせず、やる気をなくさせ、いくら若いとは言っても一度入った会社を辞めるという重い重い決断にまで至らしめるという粗雑極まりないオペレーションが他部署の不満まで生んでいることに思いが至らないようなら、もはやその地位にとどまる器ではないと会社として断を下すべきであろうと思う。

人が減っているのは特定の部署だけではなく、ほとんどが世の中とは違う「人手不足」である。
新しい人を入れても急には戦力にはならない中、残る人間の負担は増大し、土日もへったくれもない状況がしばらくは続くようだ。
働き方改革もワークライフバランスも、まるで別世界かのようである。
会社が大きくなる一方で、現場の不満ももはや制御不能なほどに膨張している現実、全国に散らばる事業所のどこかで噴火が起きれば、一応は新聞に毎日株価が載る企業として知らぬ存ぜぬでは済まされなくなる。
地元のマスコミは押さえ込めても、ひとたび県境を越えれば知名度はほとんどない会社など、事の内容によっては吹っ飛ぶのは一瞬だ。
たまたま世の中の追い風を受けて実力以上に成長してきた現実を受け止め、歩みをいったん止めて成長による「ひずみ」の解消に努める時期を一年二年作ったところで、そうそう簡単につぶれたりするものか。
有為な人材がなだれ式に流出し続けそうな現状を見るにつけ、木っ端の社員でも思うところは多い。

3月は締めの月でもあり、二刀流生活から解放されても締めの準備が待っている。
昨年末に引き継ぎを受け、今の担当エリアの締めをやるのは初めてになるから不安もある。
幸い土日がつぶれるような予定は私にはないが、遠出や休暇はガマンして、かつ余計なストレスをためないように注意しながら3月を乗り切りたい。
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