blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

なくなるかも?

2018-03-06 21:20:49 | 日記
今日は19時まで残業し、夕食を食べて本欄に手をつけようと思ったら、4月末に南北首脳会談で合意、というニュースが飛び込んできた。
南は、日米からにらまれていることもあって、北の核放棄に関して通り一遍の話くらいはするだろう。
しかし、いまや中国の言うことも聞かない北が南の話を本当に素直に受け入れるとは思えない。
対話中は核実験を中止という報道も追って入った。
これとて、会談後にはあっさりと覆る可能性も大きいわけで、いちおうは民主的に選ばれた南の大統領ながら、その親北ぶりからしていずれ北に飲み込まれる形で「南が国として消滅する」危機を自ら招いているようにも思える。

表向き日米+南の連携を口にせざるを得ない日米両国だが、ここに来て南という国そのもの、またその軍の能力に対して特に米国が非常に懐疑的になっており、現在ある同盟関係も有名無実化している現状がある。
中露+半島がすべて反米勢力になる可能性は、ないとは言えないなどという話ではなく、かなり実現性の高いシナリオになってきたのではないかと思う。
先の冬季五輪での不正行為や、過去の問題の蒸し返しなど度重なる約束破りに呆れ果てている我が国の国民にも南との断交を声高に訴える方は多くあって、しかしながら断交する前に相手がなくなってしまうという笑うに笑えない話が現実のことになるかもしれない。

とりあえずは北よりは南の方が豊かであることは間違いなく、曲がりなりにも自由と民主主義が担保されている日常を送ってきた南の国民が、北主導の統一を本当に望むだろうか。
まだ南北の戦争は終わっていない。(朝鮮戦争はあくまで休戦中)
本当に南北が相互の歩み寄りによって平和的な統一に向かうかと言えば、その望みは限りなく低い。
北の独裁体制が南にも影響するとなれば南の国民は当然反対するだろうが、自分たちで選んだ大統領が仮にそのような方向で物事を決めてきて、文句ばかり言えるだろうか。
南が北に飲み込まれる形の統一ならば、南の人間にとっては塗炭の苦しみが待っているとしか予想ができない。

こんなシナリオも、我が国にとって悪いことばかりではない。
南という厄介者が自発的に消えてくれて、米国も面倒を見なくてよくなる分、米国としては南よりは信頼のある我が国との同盟のさらなる強化を考えるだろう。
もちろん、今この瞬間にも北や中国の核の脅威にさらされている中、我が国もナントカ学園の話などくだらないことで国会の審議時間を浪費するのではなく、一刻も早く自国の安全について真剣に考えてほしい。
繰り返しにはなるが、景気も経済も保育園もみな「国あって」であることを忘れてはならず、国の安全が最大の福祉であることを第一に活動していただきたいと思う。
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