blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ついに説教部屋へ

2012-11-12 21:37:56 | 日記
本欄に毎度登場するM氏が、今朝早く事務所に呼ばれた。
何があったのかチーフのK氏に聞いたら、「オレの言うこと聞かないから上から言ってもらう」とのことで、K氏いわく「説教部屋」ということだった。
M氏から見れば年下とはいえ、仮にも所属するセクションのチーフであるK氏の言うことを聞かないのだから当然といえば当然だ。
部署のトップから何を言われたのかは知らないが、冬ボーナスも近いというこの時期、人事考課の権限がある唯一の人物からキツ~いお灸を据えられたことは想像に難くない。

もう50歳になったオジサンなのに、ウソや知ったかぶりが多いなど、モノの言い方や態度がいかにも子供じみているのは相変わらずだ。
今日あたりは、普通なら初期の段階で理解できているはずのことが分かってなく注意を受けていた。
わが部署に在籍してもう2年、日々何か一つでも吸収して自分のものにしている様子がまったく伺えないのが不思議でもある。
私も最近は、氏のことは基本ガン無視で、こちらから何か話すとすれば氏がチョロいことをした時に指摘をするだけだ。
軽い話でも何でも相手をすればすぐにこちらをアテにしてベタベタくっついてくるので、少しでも自分で判断して仕事を進めてもらうためには突き放しておくより他にないのである。

毎日仕事をしていれば、突然分からないことや初めてのことに出会う。
そんな時、分かっている人にすぐにお任せしてしまうか、他人に聞きながら自分でも手を付けてみるかは仕事の状況しだいだが、いずれは自分でできるようになっておいて損なことはない。
とりあえずは何でもトライしてみることが大切で、それで仮にできるようにならなければ能力が足らないからとあきらめもつくし、周囲もトライしたことそのものについて責めたりはしないだろう。

しかし、M氏は何かにつけトライする前に避けてしまう傾向がある。
やる前から逃げるのだから、これは能力の問題ではなく意欲の問題ということになる。
これでは仕事が上達するはずもないが、わがセクションとしてはM氏が「現状維持」では甚だ困る。
周囲がどれだけ気を使っても本人が今の窮状を打ち破らないことにはどうしようもない。
担当業務がどんどん限られて肩身の狭い思いをし、しまいには「いたたまれない」ということになっても、それは周囲の人間のせいではない。

家庭のお父さんとして、せめて子供さんに胸を張れる何かを仕事の中で見つけていってほしいと思う。
説教部屋にまで行かされた屈辱をどう生かすかは、あくまで本人の心がけしだいだ。
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