
家族旅行が延期になった土曜は、午前はとことん自室を片付けてからお盆に行き忘れた母方のお墓参り、午後は平日の疲れもあって夕方まで眠りこける始末であった。
部屋をいじる中で必要なものはあらかた揃い、不要なものがほぼピックアップできてきた。
一口に処分すると言っても、ただ捨てるばかりではなく、100円にでもなるのならそういう手段を取った方がいいし、身内に回せるものもあるだろう。
とにもかくにも限られたスペース、有効に使うに越したことはない。
土曜の夜は行きつけのスナックに顔を出してみた。
お盆に友人を連れて行った時にちょうどウイスキーのボトルがなくなったので、「赤霧島」という焼酎を入れていた。
スーパーではお目にかかれない銘柄で、値段もそれなりに張る。
でも、口をつける前からいい香りがしてくるし、もちろん飲めば本当においしい。
何かで割るのがもったいなく思えるほどで、土曜はロックでちびちびとやった。
週末は普通なら若いJちゃんも出てくるはずなのだが、熱を出してしまったらしく不在だった。
ママさんだけでも特に不自由はしないが、ほんわかとしたキャラクターなので、特に癒しが必要だったその日だけに残念だった。
ママさんは週末でお客さんが多いところを一人で切り盛りしていてあまり話し込むこともできず、終電に間に合うように出てきた。
けっこうお酒を飲んだわりには日曜は早々に目が覚めた。
その日はおとなり岐阜県の飛騨市で神保彰さん(CASIOPEA 3rd)のコンサートがあるので行くことにしていた。
開始は夕方だしあせって自宅を出ることもなかったが、相当早い時間に現地方面に向かった。
夏休みだというのに国道41号線はスカスカである。
山間部に入れば信号はないからクルマにとってはありがたく、豪快に突っ走った。
市街地のストップ & ゴーがいかにクルマと燃費に良くないかがよく分かるのはこういう時である。
夕方までには時間があったので、コンサートがある旧古川町を通過して高山市内に向かった。
何度か来たことはあるはずだが、一度は秋祭りのまっただ中で、祭りよりは人を見に行ったような感じだったから、街並みなどはあまり覚えていなかった。
今回、地図を片手に気の向くまま歩き回り、古い街並み以外にも写真をたくさん撮ることができた。
高山だけでも相当中身は濃く、これだけで1日終わってもいいくらいながら、その日の目的であるコンサートにはそれに輪をかけて感動した。
私もドラマーの端くれとして勉強も兼ねてとは思っていたが、そんなものは超越していた。
相当テクニカルなことをやっているはずなのだが、本人はずっと笑顔で楽しそうに叩き続けていた。
神保さんのような世界的なアーティストでも、事の始まりはやはり「好き」という気持ちからである。
好きなことをやっている人の顔というのはこれほどまでに輝くものなのかということを改めて思い知った。
今年の前半まで、ややもするとありがたいお誘いに振り回されがちであったところをいったん遮断して以降、自分で決めてお金と時間をより納得できる形で使うように心がけている。
8月の振り返りは月末日にあらためて書くが、少しずつでもいい形になっていると思う。
もとより失うものはなく、一歩ずつでも前に進んでいけるような日常でありたい。
部屋をいじる中で必要なものはあらかた揃い、不要なものがほぼピックアップできてきた。
一口に処分すると言っても、ただ捨てるばかりではなく、100円にでもなるのならそういう手段を取った方がいいし、身内に回せるものもあるだろう。
とにもかくにも限られたスペース、有効に使うに越したことはない。
土曜の夜は行きつけのスナックに顔を出してみた。
お盆に友人を連れて行った時にちょうどウイスキーのボトルがなくなったので、「赤霧島」という焼酎を入れていた。
スーパーではお目にかかれない銘柄で、値段もそれなりに張る。
でも、口をつける前からいい香りがしてくるし、もちろん飲めば本当においしい。
何かで割るのがもったいなく思えるほどで、土曜はロックでちびちびとやった。
週末は普通なら若いJちゃんも出てくるはずなのだが、熱を出してしまったらしく不在だった。
ママさんだけでも特に不自由はしないが、ほんわかとしたキャラクターなので、特に癒しが必要だったその日だけに残念だった。
ママさんは週末でお客さんが多いところを一人で切り盛りしていてあまり話し込むこともできず、終電に間に合うように出てきた。
けっこうお酒を飲んだわりには日曜は早々に目が覚めた。
その日はおとなり岐阜県の飛騨市で神保彰さん(CASIOPEA 3rd)のコンサートがあるので行くことにしていた。
開始は夕方だしあせって自宅を出ることもなかったが、相当早い時間に現地方面に向かった。
夏休みだというのに国道41号線はスカスカである。
山間部に入れば信号はないからクルマにとってはありがたく、豪快に突っ走った。
市街地のストップ & ゴーがいかにクルマと燃費に良くないかがよく分かるのはこういう時である。
夕方までには時間があったので、コンサートがある旧古川町を通過して高山市内に向かった。
何度か来たことはあるはずだが、一度は秋祭りのまっただ中で、祭りよりは人を見に行ったような感じだったから、街並みなどはあまり覚えていなかった。
今回、地図を片手に気の向くまま歩き回り、古い街並み以外にも写真をたくさん撮ることができた。
高山だけでも相当中身は濃く、これだけで1日終わってもいいくらいながら、その日の目的であるコンサートにはそれに輪をかけて感動した。
私もドラマーの端くれとして勉強も兼ねてとは思っていたが、そんなものは超越していた。
相当テクニカルなことをやっているはずなのだが、本人はずっと笑顔で楽しそうに叩き続けていた。
神保さんのような世界的なアーティストでも、事の始まりはやはり「好き」という気持ちからである。
好きなことをやっている人の顔というのはこれほどまでに輝くものなのかということを改めて思い知った。
今年の前半まで、ややもするとありがたいお誘いに振り回されがちであったところをいったん遮断して以降、自分で決めてお金と時間をより納得できる形で使うように心がけている。
8月の振り返りは月末日にあらためて書くが、少しずつでもいい形になっていると思う。
もとより失うものはなく、一歩ずつでも前に進んでいけるような日常でありたい。