
昨日書いた若い社員さんの話だが、人前で話すときに両手をもぞもぞするクセがあってお世辞にも見栄えがいいとは言えなかった。
直属の上役の方にもその話はしていたので今朝どうなるか見ていたら、がっちり後ろ手のまま話していたので思わず笑いそうになった。
さすがに両手を後ろに回してしまえば体の前でもぞもぞはできないから進歩と言えばそうである。
ただ、本人が意識しているのが丸分かりだったのでおかしかったというわけである。
さて、我が現場では春先から複数の高齢の方を招いて手作業の部分を手伝ってもらっている。
夏が終わるまでの約半年、しかも曜日限定だし勤務時間も短めだから実質は週5日あるとすれば正味2日分くらいか。
それでも月曜火曜を中心に多忙な時間帯は、手作業を彼らに任せ、こちらはそのおかげで機動力を使った仕事に専念できる。
途中から、昨年以前も我が現場を経験されている方を追加でお迎えしたこともあり、今のところは外に響くようなミスは発生していない。
ただ、ピンチヒッターで急遽来ていただいた方はあらためてこちらから何かを指導するようなレベルではないからいいとして、当初から来ている二名の方々に関しては我が現場では初心者だ。
来てしばらくは見え見えの指示待ちの状態が続いたため、どう指導していっていいものか上席者と一緒にけっこうな時間をかけて話もした。
これまではすでに社内で出回っている手順書を使って説明して何の問題もなかったと聞いたが、今年は現場の人員減の影響もあって手取り足取りが難しい状況であったので、あらためてカンペ代わりのオリジナルの資料を作成して使ってもらうことにした。
そこまでやってもなお形になってこないので、一時は我々フルタイムのメンバーとの溝ができた時期もあった。
今はもう約束の半年間のうち3か月、つまり折り返しを過ぎたわけだが、一名は何とか理解が進みスキルも向上して監視はいらなくなった。
しかし残念なことに、もう一名はまだまだ危なっかしいところが多い。
同じ日に入ってきてずいぶんと差ができたのは、片方は自らをひとりの戦力と自覚して動けるようになっているのに対して、もう片方は絶えず誰かが近くにいるようなポジションで仕事をしていてややもすると他人を頼るようなところが見受けられる。
もう契約期間の半分を過ぎた今はあらためて「指導」をする段階にはなく、違ったことをしたら「指摘」させていただくだけである。
スキルが身に付けば楽しく仕事ができると思うのだが、他人を頼ってばかりの積み重ねでスキルの蓄積がほとんどないので、本人は不本意かもしれないが毎日お叱りばかり受けることになっている。
もちろん、二名が同じように向上してくれればよかったとは思うのだが、今の段階でスキルに大きな開きがあるものがもう後半となった契約期間で埋まるとは思えない。
たった3か月でついた大きな差を、たった3か月で埋めることは大変に難しい。
同じ指導を受けて同じように成長できなかったのは、指導する方の責任ではなく本人の責任と言わざるを得ない。
梅雨時で荷物の量が多くない今がスキルを固める最後のチャンスだとは思うが、それを漫然とやり過ごせばどうなるかは自明である。
気の早い話だが、来年も希望すれば我々は「経験者」として快く受け入れることはできる。
ただ、あと半分となった契約期間のうちに経験者と思ってもらえるだけのスキルを身に付けられれば、の話ではある。
直属の上役の方にもその話はしていたので今朝どうなるか見ていたら、がっちり後ろ手のまま話していたので思わず笑いそうになった。
さすがに両手を後ろに回してしまえば体の前でもぞもぞはできないから進歩と言えばそうである。
ただ、本人が意識しているのが丸分かりだったのでおかしかったというわけである。
さて、我が現場では春先から複数の高齢の方を招いて手作業の部分を手伝ってもらっている。
夏が終わるまでの約半年、しかも曜日限定だし勤務時間も短めだから実質は週5日あるとすれば正味2日分くらいか。
それでも月曜火曜を中心に多忙な時間帯は、手作業を彼らに任せ、こちらはそのおかげで機動力を使った仕事に専念できる。
途中から、昨年以前も我が現場を経験されている方を追加でお迎えしたこともあり、今のところは外に響くようなミスは発生していない。
ただ、ピンチヒッターで急遽来ていただいた方はあらためてこちらから何かを指導するようなレベルではないからいいとして、当初から来ている二名の方々に関しては我が現場では初心者だ。
来てしばらくは見え見えの指示待ちの状態が続いたため、どう指導していっていいものか上席者と一緒にけっこうな時間をかけて話もした。
これまではすでに社内で出回っている手順書を使って説明して何の問題もなかったと聞いたが、今年は現場の人員減の影響もあって手取り足取りが難しい状況であったので、あらためてカンペ代わりのオリジナルの資料を作成して使ってもらうことにした。
そこまでやってもなお形になってこないので、一時は我々フルタイムのメンバーとの溝ができた時期もあった。
今はもう約束の半年間のうち3か月、つまり折り返しを過ぎたわけだが、一名は何とか理解が進みスキルも向上して監視はいらなくなった。
しかし残念なことに、もう一名はまだまだ危なっかしいところが多い。
同じ日に入ってきてずいぶんと差ができたのは、片方は自らをひとりの戦力と自覚して動けるようになっているのに対して、もう片方は絶えず誰かが近くにいるようなポジションで仕事をしていてややもすると他人を頼るようなところが見受けられる。
もう契約期間の半分を過ぎた今はあらためて「指導」をする段階にはなく、違ったことをしたら「指摘」させていただくだけである。
スキルが身に付けば楽しく仕事ができると思うのだが、他人を頼ってばかりの積み重ねでスキルの蓄積がほとんどないので、本人は不本意かもしれないが毎日お叱りばかり受けることになっている。
もちろん、二名が同じように向上してくれればよかったとは思うのだが、今の段階でスキルに大きな開きがあるものがもう後半となった契約期間で埋まるとは思えない。
たった3か月でついた大きな差を、たった3か月で埋めることは大変に難しい。
同じ指導を受けて同じように成長できなかったのは、指導する方の責任ではなく本人の責任と言わざるを得ない。
梅雨時で荷物の量が多くない今がスキルを固める最後のチャンスだとは思うが、それを漫然とやり過ごせばどうなるかは自明である。
気の早い話だが、来年も希望すれば我々は「経験者」として快く受け入れることはできる。
ただ、あと半分となった契約期間のうちに経験者と思ってもらえるだけのスキルを身に付けられれば、の話ではある。