blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

鈍感にも程度が

2022-06-11 21:47:35 | 休日
※写真は花フェスタ記念公園(岐阜県可児市)。

梅雨明けの発表こそまだないここ北陸だが、今から約1か月はスッキリした天気は望むべくもない。
せっかくの週末は、雨が落ちてなければなるべく外に出て有効に使いたいものだ。

さて、我が部署ではここ数か月ミスが相次いであまり雰囲気のよろしくない時間が増えている。
自分が直接の当事者ではないからなおさら、他人のせいでイヤな気持ちで話を聞くことになるのは正直腹立たしい。
部署として二つの現場がある中で、私のいない方でほとんどのミスが出ていることから、あまり言いたくはないがそこではルールなどどこ吹く風で好き勝手なやり方で物事が進められているものと思わざるを得ない。

近年は私たちのような現場仕事というところにはなかなか若い人が集まらず、ほとんどはある程度か相当年のいった人間が実作業を担っている。
当然ながら、相応の年数を経験すれば現場のたいがいのことは頭に入る。
そういった現場を熟知したベテランの方々は、本来であれば現場の雰囲気を締める役割も求められてくる。
しかし残念なことに、ミスが多発している現場ではベテラン勢が自分たちルールで走ってしまい、比較的歴の浅いメンバーが引きずられてしまうという悪循環になっているようだ。

現場の管理に関しては社員さん二名で行っており、何か起これば当事者が家で休んでいる時間にもエライさんに詰められていることも多いという。
その分多く「もらっている」と言えばそれまでとはいえ、再三再四同じことを徹底しても話を聞いているその場だけ、次の日には自分勝手なやり方で物を進め挙句の果てにはミスをするというのでは、メンバーを信頼しろと言ってもなかなか難しい。
信頼できない相手に仕事を任せることほど管理者としてつらいことはない。

物と数を相手にする我々のような仕事は時に単調で変化に乏しいように見えるかもしれないが、ひとつのミスがかなり大きな悪影響となるから、見るとか確認するとかの基本が大切になってくる。
具体的には、事務方から出てくる伝票が唯一の道しるべであるのだから、それを見ないことにはどれだけ年数を重ねた人間でも仕事はできない。
それでもミスが起きるのは、道しるべであるはずの伝票を「よく見ない」で仕事をする、それしかない。

道しるべを軽視する作業者など本来はいらないが、会社は繁忙期の真っただ中であり人員を入れ替える余裕はないようだ。
大ナタを振るうとすれば、暦の上での夏が終わるあたり、繁忙と閑散の端境期ということになろう。
ベテランだからとあぐらをかいてばかりいては、管理者もいよいよサジを投げてコミュニケーションすら取らなくなる。
鈍感力は時にいい方に働くこともあるが、そろそろ状況の変化に気づいていただかないことには、せっかくのキャリアを台無しにして自爆することになるのだろうと思う。

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