blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ダラダラできた

2014-11-08 22:29:31 | 休日
仕事がない日はダラダラしたいのは誰でも同じです。
自分はいわゆるカレンダー通りで動いている人間ですので土日は休みですし、先週などは3連休もありました。
でも、心底ダラダラできたな~と思えたのは久しぶりのような気がします。

10月の最終週や、11月に入っての3連休は振り返れば精神的にかなり疲弊し、半分病んでいると言ってもいい状態でした。
生活のリズムが大きく変わったことが原因ではありますが、他人の言葉すらうっとうしく思えるような感じになるのは近年ではなかったことです。
疲れ切っている時にはいくら素晴らしいアドバイスや解決策を提示されても受け入れる余裕はないどころか、その素晴らしさに逆に腹が立ってしまいます。

そういうタイミング、流れの中で一人の仲間を失ったのは過去に書きました。
男女を問わず、弱っている時は誰かに支えてほしいとか甘えたいとかは普通にあります。
ただただ受け止めてほしいだけの時に、説教や激励は何の役にも立ちません。
良かれと思って投げかける言葉のせいで相手を余計に疲れさせるケースも時にはあることをその仲間は知りませんでした。
その仲間が自分の目の前からいなくなってまだ一週間も経っていませんが、寂しさなどカケラもありません。
身勝手に思い描いていた条件が崩れた時に相手を責め始めるような人間に心を委ねるほどお人好しではなかったのです。

私はもともと狭量な人間なので、必要以上に人脈やつながりを重視しませんし、あまりそういうものが増えすぎるとある部分がすぐに挫折してしまいます。
人脈はあって損なものではないとは思いますが、時間を経て重荷に感じてくればあまりためらいもなく捨ててきたのが私の歴史です。
もったいないだの恩を仇で返すなだの、周囲はもっともらしい言葉を使ってそこに留まるように促しますが、自らの器量を知った今は本当に必要と思えるものしか自分の周囲に置きたいとは思いません。
基準としては、そこに自発的に足が向くか、でしょうか。

もう40代も半ばにさしかかり、自己啓発本に書いてあるような人間にはなれそうもないと感じます。
平日は誠実に勤め上げ、休日は行きたいところに行き、やりたいことをやり、食べたいものを食べ、話したい人と話す、それでいいのではないかと考える土曜の夜なのでした。
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