日本橋は、徳川幕府が定めた五街道(東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道)の起点で江戸時代は木造の太鼓橋だった。
現在の橋は19代目?20代目にあたるとされます。1903年(明治36年)の市区改正計画により、幅6間以上の橋梁は鉄橋もしくは石橋を架設することに定められた為に、木造だった以前の橋(明治5年築)に替わり、大都市東京にふさわしい新たな橋として1908年(明治41年)に着工、1911年(明治44年)に完成。石造二連アーチ橋で、橋の長さ49メートル、幅27メートル、設計は米本晋一氏。橋柱の銘板にある「日本橋」の揮毫は徳川慶喜・・・
道路真ん中に「日本国道路元標」
日本国道路元標
レプリカ(複製)
日本橋は1603年に創架され、江戸幕府により五街道の起点として定められました。現在の日本橋は1911年に架橋されたルネサンス様式の石造二連アーチ橋で、四隅の親柱の銘板に刻まれた「日本橋」及び「にほんはし」の文字は最後の将軍・徳川慶喜公の揮毫によるものです。一九七二年、日本橋中央の「東京市道路元標」がこの広場に移設・保存されました。その据えられていた跡には、内閣総理大臣佐藤栄作氏(後にノーベル平和賞受賞)の揮毫による「日本国道路元標」が埋標されました。この複製も同時に制作、設置されたものです。東京市道路元標は、1999年に米寿を祝う日本橋とともに国の重要文化財に指定されています。
日本橋の装飾柱
獅子像と装飾柱(獅子は東京都の紋章)
麒麟像
一九七二年、日本橋中央の「東京市道路元標」がこの広場に移設・保存