豚カツを食べて寝るとブタになる ～端っこ大好き！ 脂身最高～

デカイ豚カツのことを草鞋（わらじ）豚カツと喩えるが、お肉屋さんで出来るだけ大きくカットするようオーダーし、豚ロース豚カツを揚げていく。ひと昔まえまでは、端っこの脂の塊りは「悪」とされていたが、ここ数年遡った調査では身体に良い効果もあると言うので急にモテだした。ご紹介がかつ丼と前後したのには触れずに進めていく。



問題の豚カツ端っこの白い脂身の部分には、塩コショウを多めに擦り付けると、さらに美味しく端っこグルメを戴くことができるし、最近のこだわり豚肉は美味しい脂身を目指しているようだ。この脂身は、ダイレクトに食べるメリットだけでなく、これがあるから豚カツ全体にシットリ感あふれるように仕上げられる。



学生時代に通った豚カツ屋さんには、ご飯・キャベツのお替り放題のはり紙があった。キャベツの千切りにウスターソースをぶっ掛け、これをオカズにまず一杯、端っこの部分を食べて至福の時間を楽しみ、真んなか辺りの豚カツ２切れでご飯の二杯目を完食。



最終的に残った豚カツを、ウスターソースに浸しての三杯目でフィニッシュとなる。お替り放題の貼り紙横に「豚カツを食べて寝るとブタになる‥‥‥」こんな標語のようなものが貼り出されていたのは、今も記憶に残っている懐かしい風景だ。

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