私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

幸不幸と悟り

2014年02月14日 11時48分17秒 | エッセイ
◇幸不幸と悟り◇

幸せとは、それはそれで確かに素晴らしいものではありますが、それも一長一短なのです。
幸せな状態が永遠に続くことはありませんし、飽きも来ます。
いずれ変化や波を求めるようになるのです。
そこには、必ず苦しみが伴います。

また、幸せなときは心の勉強は殆ど進まないようになっています。
実際はむしろ後退することの方が多いのではないかと思います。
とても残念なことではありますが、幸せと心の勉強は両立しないのです。
幸せは、心の勉強の休憩時間という表現が最も当てはまっているのではないかと思います。

心の勉強は、苦しみの中で最も進むようになっています。

苦しいときは、無論のこと大変でしょうが、できれば翻弄されることなく、出来事や苦しみと向き合っていただきたいと思います。
とことん受けて立つ覚悟で、向き合っていただきたいと思います。

永遠に続く幸せが無いように、永遠に続く苦しみもありません。


<補足>
幸せと心の勉強が両立しないというと、疑問や反発を感じる方がおられると思うので、その点について少し補足します。
心の勉強の主要要素は自覚と受容なのですが、幸せなときは、自覚や受容をする必要がないため、多くの人はそれを止めてしまうのです。
また仮に、自覚、受容を行ったとしても抵抗なく容易にできてしまうため、切実さ等もなく、深い自覚等が得られないのです。
むしろ、緩慢になり後退してしまう方が多いのが実際なのです。


コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。

スピリチュアル ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする