in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

9/15 DIR EN GREY【ALL VISIBLE THINGS】at 新木場STUDIO COAST SET LIST

2009-09-15 21:21:44 | ライブレポート
【SET LIST】
00.SA BIR
01.Merciless Cult
02.RED SOIL
03.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS

04.STUCK MAN
05.GRIEF
06.OBSCURE
07.HYDRA-666-

京voice delay

08.蝕紅
09.BUGABOO
10.蜷局
11.GLASS SKIN

京voice delay

12.孤独に死す、故に孤独。
13.VINUSHKA
14.DOZING GREEN
15.冷血なりせば

-EN-
16.INCONVENIENT IDEAL
17.鼓動
18.Ugly
19.THE IIID EMPIRE
20.凱歌、沈黙が眠る頃








2009.12.02 RELEASE
NEW SINGLE
「激しさと、胸の中で絡み付いた灼熱の闇」

9/14 DIR EN GREY at 新木場STADIO COAST

2009-09-15 03:34:58 | ライブレポート


きょうはあれですね。中盤に披露された「孤独に死す、故に孤独。」で痛恨のミスが!これにはかなりびっくりでした。薫さんがイントロの入るタイミングを見失い、Dieさんもアルペジオを入れようとするのですが合わず……。でも同期とShinyaさんのドラムはそのまま突入してしまったので、なんとか持ちこたえたといった感じでした。

あきらかにやり直しだろうな……と思ってしまうほどのトラブルだったので、強引さに少し苦笑してしまいましたが、それまでの流れがいい緊張感をもってすすんでいたので、やり直すなんてことはできなかったのかもしれませんなあ。いやーライブは一発勝負だとあらためて思い知りました。とっさの判断ってむずかしいんだろうなって。

このミスのためか、「蜷局」のイントロの薫さんのカッティングもどことなく不安そうな音で。「GLASS SKIN」では京さんが走りすぎてしまい、歌いだしから同期や演奏とズレが。観ているこっちもヒヤヒヤものです。

ですが、唄のようなボイスディレイをはさんだあとの「蝕紅」からはだんだんとテンションを持ち直していきました。「蝕紅」でのアカペラはきょうも圧巻でした。泣きそうな声で振り絞るように言葉を吐き出す京さんの姿には、いつも胸に熱いものがこみ上げます。

「VINUSHKA」は、“此処が真実だ”という部分からラストにかけての照明が、黄金色のまばゆい逆光で、なんだか異空間にいるようでした。そこにオーディエンスの腕がぶわーっと挙がるので、宗教っぽくもあり、人間的でもあり、すごくきれいでした。「冷血なりせば」の鮮血のような赤いライトもよかった。


今ツアーでは、アンコールで以前のアルバムから数曲披露されていますが、今回は「鼓動」と「THE IIID EMPIRE」が歓声に包まれました。個人的に「鼓動」でのDieさんのワウがすごく好きで、この日も注目していたのですが……彼、途中まで弾いたら薫さんに投げましたね、たぶん苦笑 “おまえらひとつになって噛みついてこい!”との煽りがあったラストの「凱歌、沈黙が眠る頃」では、いつものようにギターを縦にかまえて華麗なタッピングをキメていましたが。



まあ、こんなライブもある意味めずらしいです。冷静なプレイをしていたのはToshiyaさんだったのかなあ。

こういう不完全燃焼気味な日があると、翌日のライブがなかなかぶっとんだライブになるので(褒めてるつもり)、ファイナルのきょう15日に期待です!アクロはなんだかもう聴けない予感!でも楽しみ!おやすみ!!