in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

2016.02.07 DEZERT アウトストアイベント 2部 at 池袋Black Hole

2016-02-13 12:25:32 | ライブレポート


【第2部】


予定時刻から10分ほど過ぎたころに暗転。
千秋さんの髪型がオールバック風になっていました。髪を撫でつけているわけではないので、スーパーサイヤ人みたいでしたが。



完全MCなしのライブでした。1部でトラブルがあったからか、みーちゃんは全編テレキャスで通していたと思います(たぶん)。

「「ピクトグラムさん」」からスタート。ちなみにこの曲では、1部も2部もオーディエンスは暴れずじっくり聴くスタイルでした。個人的にはとってもありがたいのですが、今後変わっていくような気もする。

「infection」では、千秋さんが“ふわり消えた幻想”の部分で白目を剥いてました。ライブ中の目の動き、好きだなー。
「「おいしい脾臓は笑わない」」の照明がグリーンで、曲に合っているなあと思いました。

「「問題作」」、初披露のときは気づかなかったのですが、SORAさんは電子パッド?を叩いているんですね。1曲まるまるそれだけを叩いているので、派手な動きがなく不思議な感じ。
あと、“「あんたは生きていいんだ」”“「あんたは死んじゃだめだ」”の歌詞は同期音源でした。そこ一番歌ってほしい部分なのに!と一瞬思いましたが、歌詞を読むと天の声っぽい感じなので、あえてなのかも。

前方で観ていたため、「包丁の正しい使い方~思想編~」では、逆ダイパートのときに千秋さんに手を掴まれて、うわああとなりました。以前SaZさんに掴まれたときは、むぎゅっという感じだったのですが、千秋さんはひんやりしっとり(どんなレポ)。
終息編はWODですが、メンバーはフロアに降りずステージ上で演奏。千秋さんがわざと呂律が回っていないように歌っていたのはこのときだったかな?

「「セイオン」」はノリ方講座通り拳で、それが映える曲でした。SaZさんの歌うベースがいい!
「「宗教」」は精気を吸い取られる曲。Miyakoさんも真顔ほぼ棒立ちで淡々と弾いてました。これもライブで演奏を重ねていくうちに、どんどん迫力が増していきそうだなと思いました。

1部は終了時刻を50分くらいオーバーしてましたが(笑)、2部はほぼ定刻通り終了でした。

【SET LIST】
1.「ピクトグラムさん」
2.「あー。」
3. infection
4.「ここにラブソングを」

5.「おいしい脾臓は笑わない」
6.「問題作」
7. MONSTER
8.「不透明人間」

9. 包丁の正しい使い方~思想編~
10.包丁の正しい使い方~終息編~

11.「セイオン」
12.「宗教」

2016.02.07 DEZERT アウトストアイベント 1部 at 池袋Black Hole

2016-02-13 11:33:26 | ライブレポート
DEZERTが1/20にリリースしたアルバム『最高の食卓』のアウトストアイベントへ参加してきました。2部制で、2部だけ観るつもりが血迷って1部も参加。



【第1部】

~前説~
14:00開演予定だったのですが、14:10過ぎにSaZさんが黒いカンペボードを持って登場。『最高の食卓』のノリ方伝授のコーナー。
助っ人としてスパイダーマンのマスクを被った「スパイダーマンくん」が登場。体調があまり良くないということで、スパイダーマンマスクの上に、普通の不織布マスクをつけてました。

ノリ方解説といっても一緒に考えて欲しいということで、あくまで「提案」だそうです。SaZさんはほとんど、ここはブワーッと、ガーッと、サワーッとなど擬音で説明していました。あとは「ここはどうせ跳ぶんでしょ?」「どうせ頭振るんでしょ?」とか(笑)。

タワレコインストア時の提案と若干変更になった点も。まず「「ここにラブソングを」」の“嫌になっちゃって~”のパートの折り畳みヘドバンは、1小節に2回折り畳むところを、ペースを落として1回に!とのこと。
実際に音源を流して、スパイダーマンくんに実演してもらってました。ヘドバンするたびスパイダーマンマスクがずれて、目鼻の位置がおかしなことになっていました。あと、手がなぜか胸元で縮こまっていて、さっちゃんから「クマムシのあったかいんだからぁ~みたいじゃん」とツッコミが。

「「おいしい脾臓は笑わない」」はモッシュでぐちゃぐちゃに!だそう。

「宗教」の“出来の悪いタンパク質”のあとのパートに関しては、前日2/6のO-EAST公演で披露した際に2回席にいたスタッフさん(某ト○さん)が、一部のお客さんを観て、「折り畳みよりヘドバンのほうがカッコ良かったっスよ!」と言ったことによりヘドバンに変更。

「セイオン」はロック色が強いので拳をとの提案。「ワンオクみたいに! 俺たちワンオクを目指していくんで…いや、違う。きみたちが、ワンオクのファンを目指して!」とSaZさん。

「「ピクトグラムさん」」はノリとか関係ない曲だと思うので、と自由に聴いてほしいといったニュアンス。

アルバムの曲はツアーでやるので、来て、聴いて、やりながらノリを覚えてみて、とのことでした。ここでいったん幕が閉まります。




14:40ごろライブスタート。
歪ませたギターストロークが鳴り、メンバー登場。SORAさんは髪が短くなっていて、ソフトモヒカンみたいなヘアスタイル、Miyakoさんはエクステなしで、後頭部の髪を立たせてパンクロッカー風。マンガ『NANA』に、出てくるシンみたいだなあと思いました。
千秋さんも髪を切っていて、みーちゃんと似たような髪型。襟足は長いです。リボンタイ付きの黒シャツ姿。涙袋に赤シャドウ。SaZさんはヒッピーように頭部にぐるっと黒い紐を着けてました。

「「告白」」のイントロでざわめく場内。マイクスタンド前に立った千秋さんが「うるせーよ、黙れ」とぶっきらぼうに言い放つ。歌いたい曲を歌うシリーズなのかなーと思いました。
マイクのシールドが赤色になっていました。DIR 京さんと一緒じゃんんんん!と、勝手にテンションが上がりましたが、あとで調べてみたらワンオクTakaさんも赤シールドだわ。Miyakoさんのイントロアルペジオが途中よたっていて初っ端からヒヤッとしました。

「「君の子宮を触る」」はみーちゃんが身体をひねってギターのバックボディを見せながら弾いていたのがカッコ良かった。“指で数えたら”という歌詞に合わせて千秋さんが右手の指を折り畳んでいました。

「「ここにラブソングを」」は千秋さんがドラム台に乗って、歌詞を早口にまくし立てる。失礼ながらこの部分はリズムがグダるかと思っていたのですが、SORAさん、千秋さんでしっかり呼吸を合わせていました。
しかし、どうやら「「君の子宮を触る」」でいったんライブの流れを区切るはずだったらしい。SORAさんがカウントを始めてしまったため、そのままなだれ込んだそうです。

「カンカンカンカン(カウント)って! “あなたの気分次第で”ってか? お前が神様か!」と千秋さんがツッコみ、SORAさん苦笑い。

そのあとも、新曲やるの嫌なんだよな~。おれも歌詞も間違えちゃったしさ~、覚えてないんだよね、と千秋さん。「でもツアーまであと一週間ある! それまでに仕上げてくるんで。あ、マスクしてる人インフルエンザじゃないよね!? おれらには頼むから感染さんといてな。もうすぐツアーやから」

「きみらあれやろ? 今日、ある意味タダやろ?(中略)おれらアルバム出すと毎回アウトストアやってるんやけど、シングルのときどうしよ? あ、社会主義みたいに、全部3000円にしたらええねん。チケット3000円、チェキも3000円。そのベースも3000円、ドラムも3000円(SORAさん苦い顔)。おれはプライスレス」


千秋:(弱々しく右手を挙げながら)元気に行こう~。
客席:お、おお~。

そして謎の気合い入れ。昨日もライブかつ今日も朝が早かったため、千秋さんは元気がないらしい。2部制ってイヤやねん!みたいなことも言ってたかな。

「新曲やるのやなんだよー。そういう顔でおれを見るなー! おれがどう動くか(曲のノリを)見てるでしょ」

「死ぬ気でやってないでしょ? きみらにとっては娯楽だもんね? おれらは死ぬ気でやってるから」

↑死ぬ気でやっているというのは、昨年末の“密室会議”時にも発言していました。いいこと言ってるのに、照れが入っちゃうのかニヤニヤしながら話すんですよね。で、お客さんに笑われて、なんだよ!って軽くキレるパターン(笑)。



「「排泄物」」はニューウェーヴ! 歌詞が生々しくて気持ち悪かった(褒めてます)。千秋さんが“8人目のボクは いない”の部分で、右胸を叩いていました。「脳姦少年」は初めてライブ聴けてレア感ありました~。


「元気になってきたー!」と叫んで始まった「「おいしい脾臓は笑わない」」では、千秋さんがSORAさんのほうを向いて、指揮者のパフォーマンス。音源で聴いたときに、ギターリフのリズムは「「君の子宮を触る」」に寄せてるのかな?と思ったのですが、ライブで聴いたら、脾臓は脾臓のリフのような気もしてきた。

イントロにアレンジをプラスした「大塚ヘッドロック」では、曲中Miyakoさんのギターの音が出なくなるトラブル。ギターを指差し、ワルい顔で中指立てるみーちゃん。

直るまで時間がかかるようで、「ゆっくりでいいよー。そんな泣きそうな顔すんなよ(笑)」と千秋さんがフォロー。すぐさま「いやいやもう少し急ごう?」と茶化してましたが。SORAさんも立ち上がってみーちゃんの様子を見ていました。

「休憩タイムでーす。(お客さんがくしゃみをしたのを聞いて)くしゃみはダメだよー。感染るから!」

「んーじゃあ、Miyakoくんの話をしまーす。昨日、O-WESTでライブだったんですよ。そしたら、Miyakoくんがめっちゃクルクル回ってて! 『なんや今日めっちゃ回っとったな』って言うたら、『うん、広いからね◯』って(笑)」

「あーそうだ。ちょっと久々に悪口言ってもいい? アルバムが地方のショップで買えないらしいねん。北海道とか、日本じゃないみたいなところとか。結構刷ってるのに。そういうの嫌なんだよねー。ZEAL LINKは頭おかしいから、アホみたいに置いてるんだけど。アコースティックライブやりましょう!とか。0部ってなんやねん。『そのほうがおもしろいじゃないっすか!』とか言ってたけど。いや、そんなことはどうでもええねん。CD買えないの、おれは嫌。どうしたらいいとおもう?」
←突然の問いかけ

「押してる? (Miyakoのギターを一緒に調整していたスタッフさんに向かって)今何時? …3時20分かー(本来3時終了予定)。2部も来る人いる? 今日時間大丈夫? ずっとやってようかな、ここで。ツアー始まるまで。みんなで一緒にそのまま仙台行ったらええやん? ここにいる人がみんな行ったらソールドするっていう。チケットあともう少しみたいなんで」


ここでギターが復活し、ジャーン!と音を鳴らすみーちゃん。

千秋さんが「そんなカッコつけなくていいから!」とツッコみ、SORAさんが口開けてめっちゃ笑ってました。そして「もう少し遊ぼうか」と、「大塚ヘッドヘッドロック」を仕切り直し。「包丁の正しい使い方~実行編~」のときだったか、千秋さんのイヤモニが外れた?ようで、親指で片耳を塞ぎながら歌っていた場面がありました。

そして、千秋さんがMiyakoさんのギターを奪い「doze.」へ。「さっき音が止まっちゃたんで歌います!」と、みーちゃんがボーカルをとることになったのですが、シャウトができず「声がでない…」と。カラオケでキーが合わずに歌えない女子高生みたいでした(笑)。シャウト以外のパートも歌詞がわからず、ラララララーラ~で通す。SaZさんが通常通りシャウトのコーラスを入れてきて、それに続いてみーちゃんもシャウト。メロディ無視で、シャウト対決のようになっていました(笑)。

「なんで今「doze.」やったん? 実行編で楽しくなっちゃったんでしょ?」と千秋さんがSORAさんに問う。どうやらノリでやったらしい。

そして「「問題作2」」をやろう!と、千秋さん、SORAさん、SaZさんでジャムり始める。みーちゃんはモンキーダンスみたいに手をパタパタさせてノッてました。
リズムが8ビートっぽい感じで、「なんやねんそれ!」とSORAさんに詰め寄る千秋さん。でもツボだったのか、「今のもう一回やって!」となぜかリピートさせて、「なんなんそれ(笑)! おしゃれでもないし!」と2回ツッコんでました。

「「ピクトグラムさん」」は、Miyakoさんがギター調整しているのに、SORAさんが同期を流し始めてしまって仕切り直し。

千秋:(SORAに向かって)見てからカウントしろよ! なあ、さっちゃん。

SaZ:(ぶんぶん頭を振りながらイメトレ中)

客席:(笑)

千秋:ちょ、さっちゃん!? さっちゃん! 普通カウントする前に、まわり見るよなぁ?

SaZ:(コクコク頷く)

千秋:(勝ち誇った顔で)ほらー! もうお前、埼玉に帰れ!

SORA:もうあの場所には帰りたくない…。

千秋:嘘だよ嘘! 故郷を捨てたらあかんよ? 栃木とか茨城とかもね、地元を大切にせえよ。おれも大阪だから。

客席:(大阪は都会やろ…という空気)

千秋:…あれ?


「「ピクトグラムさん」」も同期入りだったんですね。なしでガシガシ行くのかと思ってました。ライブの場数を踏むたびに成長していきそうな曲だなあと思いました。バンドにとって大切な楽曲になりそうな予感もする。

2部に続きまーす。


【SET LIST】
1.「告白」
2.「あー。」
3.「君の子宮を触る」
4.「ここにラブソングを」

5.「排泄物」
6.「脳姦少年」
7.「おいしい脾臓は笑わない」
8. sister

9. 大塚ヘッドロック

10. 包丁の正しい使い方~実行編~
11. doze.

12.「ピクトグラムさん」
13.「追落」