アコギのブリッジの浮きも先日修理した。 修理と言っても、私が自分で直したのである。 本来なら、プロに修理依頼して直すのが良いに決まっているけど、ブリッジの浮きだけではなく、ネックとボディーのつなぎ目にも亀裂が入っていて、これはどうしても直せない。
ギターのネックには金属の部品が入っていて、ネックの反りを修正する仕組みになっている。 ネックの亀裂をボルトで固定しようと思ったけど、その金属部品にボルトが当たるので、そうした修理は出来ない。
自分で出来る修理はその程度なので、これは諦めた。 ブリッジの浮きは、ボルト2本で固定して、浮きは完全に治ったのである。
しかし、この修理方法は当然だけど、見栄えとしては最低だろう。 ボルトがブリッジに丸出しだ。 でも、それほど違和感は感じないし、人に見せる物でもないので、自分で家で楽しむならこうした修理で十分だろうと思う。
しかし、良く考えると、これでは下取りに出すことは出来ないだろうと思った。
まっ、ギターを新規に購入する際に今のギターを売ることも考えていたほうが良かったけど、まっ、今更売れるような物でもないだろう。
今のアコギは40年近く前に購入した物で、これはすでに十分に元を取れている。
クラシックギターは今でも状態は良く、音もとても気に入っているし、使用感も十分に気に入っている。 私は基本的にはクラシックギターが好きなので、丁度良かった。
クラシックギターはネックがアコギ(本当はクラシックギターもアコースティックギターと言うのだけど、一般的に認知されているように、アコギは所謂フォークギターである)に比較するとネック幅が広く、指運びや指同士に余裕があるので、基本的にはコードを押えるよりも、弦1本1本を丁寧に押さえる奏法に向いているのだろう。
アコギにもピッキングに特化したタイプもあり、通常のフォークに比較するとネック幅が広く作られている。
次回購入するアコギなら、今後はそうしたギターにしたい。 勿論、次回購入するギターはクラシックギターだろうけど。
で、初心者向けの教本の練習曲を弾き始めているけど、これが意外と難しい。
コードだけではなく、やはり、細かい指の移動があるのである。
これは、曲と伴奏を弾くために、コードだけでストロークする場合とは違い、基本的なコード進行だけど、それ以外に曲を奏でる必要があるからだ。
これが、若い頃にはそれほど難しくなく熟せたけど、長年弾かないことで指が思っているようには動かない。
特に左手(弦を押す指)は思って居る程には動かないのである。 左指のアルペジオなどは何とかついていけるけど、やはりギターの難しさは弦を押える事だろう。
右指は基本的には6本の弦を親指、人指し指、中指、薬指の4本を使うのが基本なので、これは意外と難しいこともない。
ある程度弾いていると意外と出来る。 でも、ゆっくりと練習して、徐々にスピードを上げるようにすると、何とか出来るのである。 これをこれから続けて行けば、ある程度の曲なら簡単に弾けそうだ。
ギターは時間を忘れて取り組めるので、家時間を楽しく過ごすにはとても良いと思った。 しかも、両指を細かく動かすことは、脳の活性には有効だろう。
これからは、少し爪も伸ばして、音にも拘るのも良いだろう。
休日は2時間、3時間程度は弾くことにしよう。 筋トレで90分、ギターで180分。
これだけで、4時間半の時間を過ごせるし、これは心と身体を鍛えるにはとてもよいだろうと思う。
今後も長くギターと付き合うことになるだろう。 ギタースタンドも2台目が今日配達されるし、自分の部屋でのんびりと過ごす時間を持てるのは最高の休日になる。
だんだんと思って居るようにギターが弾けるようになったら、楽しさも倍増するだろう。 いつもは、こうしてブログを書く以外には本を読んだり、TVを見ることぐらいだけど、今後はギターを弾くことが家に居る時間の中で一番長くなりそうだ。