sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

しあわせのシャボン玉

2021-10-18 11:43:34 | 自作詩
空に近いベランダで
少女が シャボン玉を 吹いていました

風にのって ふわりふわり 

シャボン玉が はじける時
せっけんみたいな いい香り

まわりに 虹色の愛が 広がって 
人々は ふいに 幸福な気持ちに

しあわせな思い出が 心に浮かび
懐かしさが 胸にあふれます

シャボン玉を見た妖精が うれしくなって 
ちょっぴり 魔法をかけたから

少女は 何も知らず 
ただ 無心に 吹いていました

いつしか 街は シャボン玉色になって
あたたかな光に 包まれていたのでした


(2021年10月17日作詩)







*小さな物語
コメント (25)
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