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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

笑顔恐怖症!

2006-01-30 16:28:58 | ひとりごと。
最近の風潮として、「外見至上主義」のようなところがある。
見た目がよけりゃ、いいじゃん、みたいな。

そりゃそうだけどさ。
「人は見た目が9割」だとかって、そのものズバリな本も出てるし。

でも、ちょっと違和感を感じるのは、猫も杓子も「見た目が第一」「笑顔がいちばん」みたいなところです。

それでもって、いかに第一印象を良くするか、ということに命かけてる。(ような気がする。)

笑顔っていっても、
手鏡片手に「ハイっ口角あげて!スマイル!スマイル!」と、
「自然に見える作り笑い」の練習をさせている「笑顔講習会」まであるみたい。

第一印象がいいのは良いことだけど、問題はそのあとじゃない?
5分も話せば、なんとなく、どんな人なのかわかるもんじゃないかな。
それに、第一印象が良かったから信用してしまったら結局は詐欺だった、なんて話もよく聞くじゃない?
見た目にだまされてはいけないよ、とも思います。

笑っているうちに楽しくなる、泣いているからもっと悲しくなる、などとも言われる。
気分が落ち込んでいるときには、ムリにでも笑ってみましょう、と書いてある本もあった。

気持ちを切り替えようって、ことなのかもしれないけど。

私の教え子から相談のメールがきて、
「どうしても就職活動でうまく笑顔ができない」というんです

気にしないでいいよ、そんなの、面白くも楽しくもないのに、無理やりにっこりすることないよ。
ましてや初対面の人ばかりの中で、ニコ~~ッとできたらそりゃ女優かモデルさんなど、笑顔を仕事にしている人です。

笑顔でなければ、印象がよくないと思い込んでしまっていて、こりゃよくないな、と思った。

人間大事なのは、結局は内容だから!
いくらニコニコ感じがよくても、問題はそのあとですから!
ニコニコできる子もいるし、緊張してしかめっ面になってしまう子もいる、
いろんな子がいて、当たり前。そんなの面接する人だってわかってるって!

ほんとに楽しいことや、嬉しいことを感じ取れる心をもっていることが、
一番大切だよ。
そのとき、たとえ「口角上げてにっこりスマイル」になれなくても、心の中でにっこりできればいいんだよ。
「『人間は中味です』という時代は終わりました」なんて、真っ赤なウソだからね!!
(これは、ある女性応援サイトとやらにのっている標語。うすっぺらいこと書いてんじゃないよ・・・
真剣に応援しようと思ってるのか?)

とにかく、がんばれ。
笑顔恐怖症なんて、笑って吹き飛ばすのだ!
「笑顔」なんて小さいこといってないで、「あっはっはっ!」と、大笑いだ!

PS 確か、笑顔恐怖症、みたいなタイトルの新書もでていたような。
今度、読んでみよう。やっぱり、ムリな笑顔に違和感持ってしまう、という内容です。



コメント (1)
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