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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

金色の窓

2006-12-05 00:17:25 | ひとりごと。
夕焼けがものすごい色だった。

夕焼け、というよりは、西に沈む太陽の金色が、高層ビルのいくつもの窓に反射して、
それらすべての窓が黄金色に輝いていた。
・・・・「荘厳」、という言葉すら浮かんできました。

日中は、冬至前の力のない陽の光だったけれど、陽が沈む直前のこのまばゆさはどうだろう。
ほんの数分だけれど、その瞬間、あらゆるものを黄金に染める、そのパワー。

小さい頃に読んだ本に、「金色の窓」というお話がありました。
いくつかのお話が入っている本で、その中のひとつのお話です。

貧しい家の、姉と弟が、いつも丘の向かい側にたっている家を眺めて暮らしている。
その家は、「黄金の窓」の家なのだ。
窓が、ぴかぴかと金色に輝いている。きっと、お金持ちが住んでいるに違いない、素晴らしい家に違いない、・・・と、うらやましく思い、空想していました。
ある日、ついに姉と弟は「金色の窓」の家をたずねて、はるばる丘の家までやってきます。「ついに来たわ!」
ところが、そこに建っていたのは、何の変哲もない、今自分たちが住んでいるのとさして変わりのない貧しい家でした。
がっかりして帰ろうとすると、遠くに見えるある家の窓が、本当に美しく、輝いています。まさに陽が沈む頃、黄金の光を反射して輝いている、「金色の窓」をもつその家は、姉と弟の家でした・・・


と、いうようなお話。なんていう本だったか、正しくはなんというお話なのか、忘れてしまいましたが、なんだか感動してしまって、読み終わったあともじーんとしていたのを覚えています。どなたか、ご存知ないでしょうか・・・


「幸せは身近なところにある」、というメーテルリンクの「青い鳥」のようなコンセプトですけど、今日の夕景を見て、久しぶりに思い出した話です。


ほんの一瞬だったけれど、「大いなる自然」に包まれている、その中で生きて、呼吸して、ここにいる私、をちょっとだけ感じました。

偶然であってもこんなふうに「自然」を感じると、五感が研ぎ澄まされるように思います。

陽が昇って、陽が沈む。太古の昔から何も変わらないこと=普遍の真理 のもとで、生きているのだな。なんだか、「生かされている」ようにも思う。

ついでに、「宇宙」なんかも、感じました。おっと、このままだとスピリチュアル方向に行ってしまうかもしれないので、引き戻して明日の準備して寝ます。

しかし、たかだか「夕焼けと、金色に照らされてるビルの窓がすごい綺麗だった」というだけでここまでひっぱってしまったね。

「感動のタネ」は日々、見出すことができる。
ということだな。

あーもうねむいです。
明日はインターンシップの面接練習です。みんな、ビシっとやってくれ~!

スーツの折り目の話をもう一度しようと思う。
「折り目正しい、という言葉があるように、身だしなみ、着こなしを第一に!」
っていいながらブラウスにアイロンかけてないことを思い出しました。

やんなっちゃうよ~~~!!!これからやるよ~~~~!!!^^;^^;^^;

(^^)/~~~
コメント
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