オススメ！本の紹介☆

土曜日は出講ですが、乗り換えやバス待ちも入れると、片道約１時間半。

今日は往復で、この前買った文庫本を１冊読んでしまいました(#^.^#)

面白かった！！！！

「傍え聞き」（かたえぎき）

ミステリーの短編４作が入っていて、薄い本ですけど、内容は濃かった！

「ミステリー売り上げダントツ１位」と帯にありましたが、うなづける！！

久しぶりに、読み終わってぼうっとなってしまう現象を体感しました（本当に入り込んでしまうと、私は読んだあとこうなるんです^^;）

戻ってくるのタイヘンだった…

４話はそれぞれ個性的でトリッキーでどれも本当に「あっ！！」というどんでん返し。
１．迷走する救急車の謎、片時も放さない携帯の理由、
２．収監者「１５番」が面会室で「１５分」沈黙していたその理由、刑事の娘がひたすらハガキを出し続けた理由、
３．火災現場にとりのこされた赤ちゃんの「奇跡の３分間」、
４．前科のある知恵遅れの作業員が最後まで「見たかった」もの、


個人的には１話めの「迷走」が秀逸、一番面白かった！ケガ人を搬送する救急車が右往左往するその理由。
ラスト、そのワケが解き明かされたとき☆
学生言葉でいうところの「カッケー！！（かっこいい！）」「ぱねぇ！！（半端ない＝中途半端ではない、ホンモノである）」など、驚嘆の言葉が胸の中でエコー状態＼(~o~)／　
ああ、面白かった！！
２話目もよかった。
３話目もハッピーエンドを匂わせていい話。
ちょっと、うるうるしてしまったのは４話めの「迷い箱」。


短編なので、１つずつ読んでもいいし、イッキに読んでももちろんＯＫ．
本を読む時間があまりない、と言う人にも本当にオススメです！！


さて☆次

「三匹のおっさん」を読みます！！

次から次に読む、かたっぱしから読む、本の海を浮遊している感じ。
読書だけはやめられない。生涯、本は静かな友達、一度読めばずっと心の中の友達でいてくれる。


(^^)/~~~