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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

白杖の列.。:・・.。:*・☆

2020-09-28 10:58:46 | ステキな☆リアル・ストーリー
夕方の、少し遅い時間に駅前まで買い物に行きました。
バス通りは、歩行者天国になっていて、人通りが多いので、そこから一本入った裏通りを歩きました。
この通りは、車1台やっと通れるぐらいの狭さなのですが、お花屋さんがあったり、昔からのお肉屋さん(お惣菜も美味しい、)や、一杯飲み屋さん、焼き鳥屋さん、ラーメン屋さん、オシャレなシフォンケーキ屋さんなどが並び、「庶民」の暮らしを支えてる感じがして、好きな道なのです。
お花屋さんも、お肉屋さんも、娘の小学校の時の、同級生のおうちです。

 その道を歩いていくと、向こうから2列になって歩いてくるグループの方々がいました。
若い人から、結構なお年の方まで、年代は問わず、でもきっちり2列に並んでいる。そして、並んだまま、右側にある居酒屋さんに元気よく入っていかれました。
 元気よく、というのは、聞こえてくる会話が、とても明るい声で、挨拶の声などもよく響いて、気持ちがよかったのです。「こんにちはー!」「おじゃましますねー!」などと。
 お店の方も、予約の方たちだったのか「お待ちしてましたー!お席、こちらでいいですか」と、こちらも笑顔で、明るい声。
 楽しそうだな、何の集まりだろう・・・と思って、ふと見ると、2列に並んでいる一方の方たちは、みんな白杖を持っている・・・・ 白杖(はくじょう・目の不自由な人が使う白い杖)をしっかり持っている人と、そのサポートをする方、が横に並んでいたので、「きっちり2列」だったのでした。
 そのペアが、5組ぐらいいらっしゃった。少し若い男の子が、年配の男性にサポートされていたり、またはその逆だったり、男女問わず、助けたり、助けられたりということが、ごくごく普通になされている感じで、そしてとっても楽しそうで、その方たちがワイワイと席につきつつあるお店の前をすれ違いながら、ちょっと・・・・泣きそうになった。
 本当は、こういう風景が日々身近になければいけないんだと思って。

 新型肺炎の影響で、、あれもだめこれもだめ、あっちにも行けない、こっちにも来ないでという日々が続きました。
まだ、続いています・・が、終わりは見えてこないとはいえ、少しづつでもお店が再開したり、感染対策には気を付けつつ、身近な所への行き来は前よりもしやすくなってきた感じです。

 普段だって、出歩くのには苦労なさっているであろう視覚障碍者の方たちが、こんなふうに明るく笑いながら、街に出て、居酒屋さんで楽しく飲んだり食べたり、サポートの方たちも一緒になって楽しんでいる。
いいなあ、いいことだな、みなさん、本当に楽しんで!と心から思いました。
 うちは、旦那さんの左目に障害があるので、この光景を見て、余計に胸にせまるものがあったのです。

 そして、この裏通りを抜けたところには、神社があるのですが 
ふと、神さまというものが陽の光のように、「誰に対しても本当に平等な感じ」がイメージされて、そのことがなんだかとても嬉しくなりました。


今日は抜けるような青空、この空の色さえ万人に平等。陽の光を、たくさん浴びましょう.。:・・.。:*・☆
よい1週間になりますように(^_-)-☆


(@^^)/~~~


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございます☆ (ヤマザキ)
2020-09-29 18:25:31
からくさん(^^♪こんにちは、コメントありがとうございました。
そうなんです、あちこちで、ごく普通な感じでこういう風景が見られればいいなと、それが本当に「普通」になればいいのに、と思うばかりです。
でも、そうではない・・・・(T_T)

もう何年か前ですが、親戚の家族が、車いすのおじいちゃんも一緒にアメリカへ旅行したのですが
どこに行っても、そばにいる人がさっと手伝ってくれたんだそうです。
どこへ行ってもそんな感じで親切にしてもらったので、おじいちゃんは「ありがたかった、アメリカにまた行きたい」と言っていたそうです。

誰にでも優しい世の中になりますように。

急に気温が低くなってきました☆
どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
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こんばんは (からく)
2020-09-28 23:59:57
本当は、こういう風景が日々身近になければいけないんだと思って。

そうですね、私もそう思います。

イギリスだったか・・・、バスを待っている身障者の方がいれば近くの人が普通にバスに乗るのを手伝うそうです。
ちょっと上記の方たちとは状況は違いますが、やっぱり同じようにこういうことが身近な風景になればいいなぁ、って思いました。
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