ブッチャー引退

一昨日、夜９時のニュースを見ていたら、「ブッチャー」と思しき外国人の映像が映りました。
何しろ、時間が勿体無いので、ブログを書きながらテレビをちょこちょこ見ています。
しかし、随分痩せていたため、良く似た外国人か---。
で、その場は終わりました。
次の映像のテロップで、やっぱり「アブドーラ・ザ・ブッチャー」本人だということが確認出来ました。
ちょっと、テレビの音量を高くして、キャスターの話を聴くと---。
２月１９日に引退式を行ったということでした。
奇しくも、死闘を繰り広げたジャイアント馬場の没後２０年追善興行での式典だったようです。
７８歳か～。
良くこの歳まで、頑張りましたよね。



ブッチャー、私が小学生の頃は怖かったのです。
そもそも、ＳＢＣテレビは「全日本プロレス中継」を日曜日の夜１０時３０分から放送していました。
家族が寝静まった時間帯ですよ。
１人で、プロレス中継を見るというスリル。
ブッチャーが試合で５寸釘やフォークを使って、相手レスラーの額を割るのです。
おびただしい流血試合になり、自身のギザギザ額からも大流血。
小学生が見たら、本当に恐ろしいですよ。
深夜１１時半にテレビ中継が終わるのですが、怖くてトイレに行けませんでした。

中学生になり、坊主頭になると、私のあだ名は「ブッチャー」になりました。
もはや、プロレス＝流血試合になっていましたね。
有名な世界オープンタッグ選手権に於いて、ブッチャーがフォークでテリー・ファンクの右腕をブスブス刺すあのシーン。
かなり凄惨なシーンでしたが、私は「これぞプロレス！」と唸ってましたよ。



サイン色紙が、「レジャー・ニューズ」紙で当選したときは、凄く嬉しかったです。
また、ブッチャーが伊那に来たときは、ブッチャーの血液を採取しましたからね。
まさに、中学生時代はブッチャーに熱狂していました。
引退は残念ですが、余生はゆっくりして欲しいです。
７８歳まで、本当にお疲れ様でした。