こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は宮城野区の田子地区から20名ほどの農業者が塩害・ヘドロの所に植えた稲を見に来ました。 普通田より良く実った稲穂を見て、こんなにも良く実ってるとは想像してなかったようでした。 プロ農家の方々ですから、田圃の中に入って茎数・穂数なども数えていました。
稲を何故栽培しようと思ったかなども含め、一通り経過を話し、微生物がこれからの農業には不可欠のものである事を伝えておきました。 若者もおりましたので、まだまだやり方次第では農業の未来は明るいと、実例をあげて促しました。
鈴木有機農園の東にある港南住宅の会館で、公明党の井上義久幹事長・県会議員の庄子けんいちさん等が復興についての意見交換会が有りました。 危険区域の線引きなどで、移転をする戸数が200戸を上回るようです。現地を見ないで学識経験者の話で企画しているのではと、疑問の声もありました。 移転候補地に移り住むにしても、何千万の借金は家から農機具まですべてを失って、再起を図って借金しようとも、高齢でローンも組めないでしょうと切実な訴えをしていました。 移転を極力避けたいのが現状のようでした。 要望書には予定された堤防を集落を避けた位置を提案されました。
今になってイグネ(屋敷林)の杉の木が枯れ始め、被害に会った家屋は解体して貰ったが、杉は駄目といったアンバランスな行政の仕組みも指摘されていました。 時が経つにつれて、いろいろ問題も変わってくると思います。