英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

人生は予想外の連続だな

2012-09-10 22:56:03 | 日記
あまり多くない友人の1人と長電話をした。
彼女はいま両親の介護で大きな難題に直面中。
いや~~~辛いだろうな、と泣きそうになったが我慢して聞いていた。
同情や感傷なんて彼女には失礼だと思うから。

彼女は3人姉妹の長女で結婚相手がこれまた長男ということになった。
あと二人の妹さんのの3番目がご両親の近くに結婚したのだ。
親から結婚という形で独立してから、この妹さんが彼女たちの両親のあれこれを
一手に引き受けてきたということらしい。

どうもこのことが現在の3人姉妹の仲たがいの原因となっているらしい。
積年の恨みという形で、電話をしても居留守を使われてしまうのだ。
うぅぅ~む、かなり深刻だな。

親がどんどん弱ってきて、私の場合と同様に母親が先に病弱になってくると
子どもはとても不安になって辛さが倍増するように思える。

私の亡母は重症のリューマチで股関節を交換する手術の後
うつ病になってしまった。
それから60歳になるかならずかで初老性ウツから痴呆症になってしまった。
10年近くまるで枯れ木のような身体で生きながらえたが
3人兄弟の私たちは自分の子どもたちが生まれてからまもなくこのような重篤な母親の介護で
実家に帰ってまともにゆっくりした思い出が全くない。
実家に帰る=介護する、ということだった。

跡を継いだ兄夫婦とある時点から腹を割って亡母の介護の件で
本音で話をすることができて、現在の良好な関係が私たち兄弟は保てている。
早く気がついたから、そしてちょっとした勇気で兄弟関係が維持されたということか。

話を戻そう。
その友人は昨年くも膜下が破裂一歩手前で九死に一生を得たのだ。
3ヶ月近くも大学付属病院で入院をした。

その後、人生観がすっかり変わったという。
「生きてるだけで丸儲け」。
正しくそう感じるという。

ところが、現在、彼女の実家近くに住まう妹さんと親の介護を巡って
絶縁状態になっているのだ。
母親が明日介護施設に入所することさえ、姉である彼女には知らされていなかったという。
いやはや・・・どうしたらいいのだろう。

実家に1人残されたアルツハイマー病をもつ父親のことは彼女に一任されたという。
ただ車で往復2時間もかかる彼女が週に4回も父親のもとへ通うことは
昨年そんな大病をした彼女もいつまでもできるはずがない。

2時間ほど彼女の話を聞くことになったが、妙案は出ないまま。
本当に人生は予想外の出来事でいっぱいだ。

私の母親の介護は、私が30歳になってすぐ辺りから始まった。
思えば体力もあったからできたなぁと今になって思う。
これが彼女のように50代半ばから必死に介護となったら
私も彼女と同様に大病を抱えていたかもしれない。

思い返せば、勉強の出来不出来など、
その後におこる自分でコントロールできない不測の事態と比較すれば
なんとまぁ他愛のないことか。

あんなに厳しかった母親が、と電話口で泣いている友人を励ます言葉が
私には見当たらなかった。

母親っていうのは、子どもにとって大きすぎる存在だな。

去っていく夏にこんな歌を聞いています:斉藤和義「歌うたいのバラッド」


苦手なスキル→論理的に考える技術

2012-09-06 08:56:07 | 翻訳
いくつも学士卒業として大学ショッピングをしていた私だけど
その過程で自分に恐ろしく欠落していたなぁ~と思われるのが
今回のタイトルの「論理的に考える技術」。

12月から実務翻訳の上級コースをまた受講しようかと思っているところなのですが、
翻訳斡旋会社であるアメリアからは月1000円ほど会費を払っているから、
会員に月1回小冊子が送られてくる。

今回6月号に掲載された定例トライアル実務(テクニカル)の監修をされた佐藤洋一氏という方が自著を紹介されていた。
それが「りけたま」とよばれる二冊の本:『理系たまごの英語40日間トレーニングキット』、『はじめての理系英語リーディング』。


常々感じてはいたのだけど、実務翻訳に惹かれる1つの理由が私の論理性のなさを払拭したいという思い。

佐藤氏はまだまだとてもお若い方だということでちょっと驚いた!

実務翻訳の文章は堅いと一蹴されそうなのだけど、
無駄がなくてとっても読みやすいと私は思うし、憧れる~~!

自分に一番欠けていると思うからこそ、
ちょっとでも近づきたいと思ってしまう。
それと実務翻訳を深めようと思うと、
佐藤氏によれば理系の素養がどうしても必要だということ。

この「りけたま」シリーズがどれくらい役に立つのか、
自分の頭で人体実験のはじまり、はじまり~~♪

趣味のなんちゃってバレエは、盆踊りorラジオ体操の域を出ないままで終わりそう。
でも英語に関してはこれからは専門分野を決めて、その分野で職人を目指すべき岐路に差し掛かってるなとなんとなく分かり始めています。

もちろん英検などの刺激要因は必要だろうけど、それを目標にしてしまうと中だるみしそうだ。
その先にあるものを、再度設定しなおして全体のグランド・デザインを持ちたいと思っています。
長い道のりだぁ~~♪

鎌倉芸術館のバレエ公演とドラえもんミュージアム

2012-09-02 12:51:36 | 日記
ロイヤルエレガンスの夕べを8月31日午後3時の部で、
翌日、娘の希望で川崎・登戸にある俗称・ドラえもんミュージアムに行ってきました。

facebookでファンの1人として友だち申請を受けてくださっている
ロイヤルバレエの最高位、プリンシパルの人たちの精鋭によるガラ公演(それぞれが独自の演目をすること)を見てきました。

鎌倉芸術館は、JR大船にあります。
緑ゆたかな鎌倉の地にあるので、景観を壊さない配慮か落ち着いた概観でした。
すぐ近くに鎌倉女子大学という清潔できっとお嬢様の方々が集いそうな学校もありました。

小ホールという600席しかない小さな会場だったことと、
5月5日の子どもの日の売り出しすぐに急いでネット予約をしたおかげで
最前列の真ん中というベスポジで見ることができました!
いや~幸せ~♪
これを楽しみに必死で家事、塾の仕事を頑張れたようなモンです。

夕方にルミネ大船内の食品フロアで夕方セール市に遭遇し、
どうせ1人住まいの乏しい食生活だろうとあれこれ彼女のために食料品を買いました。

湘南ライナーという電車で戸塚まで出て、そこから横浜市営ブルーラインで
娘の住む最寄の駅から彼女のマンションに到着。

翌日は現地でチケットが買えないという藤子不二夫・F・ミュージアム、別名ドラえもんミュージアムへ。

午後2時からの部ということで横浜駅から東横線→JR南武線、登戸駅下車。
駅前から美術館直行のバスで一路ミュージアムへ。

私も息子も娘も感銘を受けた、自叙伝の『まんが道』内の藤本さんの生い立ちから
業績の経緯がすべてつぶさに見れる内容となっていました。

ちょっと危惧していたのは、27歳の娘と54歳の母じゃちびっ子ばかりの中で
めっちゃ浮く?ということ。

ところが、現在の子どもたちより20代から30代の世代が多くて
やはりこの世代の人たちが子ども時代にこのアニメで育ったのだと実感!

もう1人の漫画家である、藤子不二夫A氏、安孫子素雄さんはまだご存命なので
彼の没後(殺しちゃいかんのですが)にまたどこかで同様な美術館ができるのでしょうね。
だから「忍者ハットリくん」「怪物くん」「プロゴルファー猿」などはなしです。

F氏、藤本弘の代表作はやっぱり「ドラえもん」でしょうね。
娘が春になるたびに新作の映画を心待ちにしていたことが思い出されます。

藤本弘さんは大変な子煩悩だったそうです。
なので大変な売れっ子だったのにもかかわらず、
仕事と家庭の切り替えは完璧で、3人のお嬢さんたちは父親が漫画家ということが
いまいちピンとこなかったほどだとか。

私がすごくいいなぁ~素敵だなぁ~と思ったのは、
お嬢さんたちのおもちゃを父親である藤本氏が手作りしたこと。
身近な竹串や爪楊枝で人形劇に使うキャラクターを一式創ってあったのには感激しました。

ちっともぶれることなく、「少し不思議」で彼なりのSF世界を作ったということ。
いつまでも子どもの世界を大切にできたことは驚くべきことです。
私が敬愛する藤城清治氏と共通項があるなぁって思います。
純粋に自分の好きな世界を作り、それにまい進していくこと。
なかなかできそうでできないことじゃないですか?

すてきな息抜きができたことに感謝しました。
三重の自宅にいる夫と息子にはちょっと悪いなぁって思いつつ・・・・。

ぷらっとこだまというイベント切符がありまして、これで片道名古屋→新横浜間が
7700円という期日指定で往復買っておきました。
三重からだと夜行バスとあまり変わらない料金です。

娘のところに行くのは、自分の好きな公演が首都圏である時だけ。
年によくて1回ほどしか行きません。
まぁ、これくらいのほうが、双方ともに気分よくつきあえていいのかもしれないですね。