一切、創価学会、顕正会等々の、日本発のカルトセクト教団にはビタ一文たりとも触れず…。この、異常性、異常な書物、書籍の在り方有り様は一体どこから来るのか。
まあ、この人の限界として、今や、政府国会司法等、国民の間でも同じ感覚で受け止められている、一般大衆には宗教としては認められないと感ずる「オウム真理教系列」の教団への批判がこの本にはむなしく載るばかりである。要するに、弱い者いじめ、世間で風当たりの強い宗教を断罪するのみの、国家型、御用弁護士のにおいがプンプンであった。
以前、これに類似した、紀藤弁護士の同類の書物には、それら「カルトセクト」が出て来るのは、そういった、「伝統宗教」側にも問題がある、との、異論、無責任な野次の飛ばし合い、人のせい、責任の押し付け合い、濡れ衣のような、最早、伝統宗教への「責任転嫁」「宣戦布告」「喧嘩を売る行為」としか言えない珍説、ゴロツキの様な言説まで飛び出した程の、その書籍の極悪さが目立っていた。
しかし、まだそれは、安倍首相が狙撃される前の、カルトセクト問題がそれ程表面化する以前の書物であったから、今回のその後の書物では改まるかと思ったが、まやもや騙された格好だ。
この弁護士には、もしかしたら、日蓮正宗には好意的には微塵も元々思ってなどいはせずに、むしろ大嫌いな、何か、過去に恨みにも似た嫌な思い出感情でもあるのか?それとも、創価や顕正から、金でももらうか、応援したいなんらかの理由があるのか。それとも、それらの信者とかシンパとか、身内にそれらの信者がいるのか?私にはいまだにこの人のこの件での理由が見当たらず判断出来ない。
次第に仮にこの人がこの世に生き続ければ、その理由、真相がバレて表面化する日も来よう。それが仏法というものである。仏法の真実が如実に表れる日も近いだろう。悪事は自然と露見するものだ。
とにかく、元統一教会問題が表面化してから、この、紀藤弁護士にも脚光が浴びせられたが、私はこの人間からは一抜けた、であり、統一教会にのみ異常に特化して詳しいだけの人種であり、もう、この人には、日本のカルトセクト問題の全てを語る資格などは、一切ないと断ずるものである。国内のセクトカルト問題の全てを解決しようなどとも、初めから思ってなどいまい。
この本には期待していたが、感動も何もなく、期待した私がバカで、ガッカリしたのがその読後感の答えであった。
以上。よしなに。wainai