今日は我が菩提寺の、日蓮正宗無量山寿海寺にて、今度の御会式のお花つくりがあった。
私は確か、去年もこの会に出たが、ちっともお花を作るのが上手くは無く、すぐに不貞腐れてしまい、自信も無くし、技術もなく、不得手で、不器用なので、今回はお花は作らず、その、みんなが作ったお花を集めて数える係りを、Y田M仁さんに見習って、言わば真似をして、時間稼ぎというのか、そこまでするならば、何で今回もこの場に来たのか、という話なのだが、とにかく、私でもお役に立ちたい一心で、この場で立ち働いた。
そして、140本中、80本目のお花が出来た辺りで、私達は一旦、休憩に入った。
その時、お寺の奥様から、〇〇君来て、というので、下の階段を下りて、フロアというのかロビーと言うのかに出ると、B場さん、Y代さんの旦那さん、等々が集まって来て、あんたも一緒に外へ出っせ、というので、私はこれも苦手な、草むしりかと思い、そう聞くと、違うと言う。
B場さんの後について行くと、奥様も、何故か虫取り網、というのか、魚を獲る網というのか、を持って、しかもザルまで持っているので、何が始まるのかと思うが、皆が向かう場所が、柿の木の方に行くので、成程、と思い、柿を取るんだ、と初めて理解した。
そこで、梯子・脚立の類は三つ位大中小とあり、これを利用して、誰が昇るか、となったが、私はどうか、とY代さんの旦那さんがB場さんに聞くと、この人じゃ全然ダメだ、となり、じゃあと、身軽な、Y代さんの旦那さんが昇る事になった。これで、この一件で、私は命拾いしたと、悪い考えだが、これは私の日頃からの運動不足、身のこなしが全然ダメなので助かったと正直思った。
そうして、Y代さんの旦那さんは、どんどん高い所も上って行き、柿をもぐ。その前に、B場さんと私で、一緒になって、柿を最初は私がもぐが、全然下手くそなので、B場さんが代わりに柿をもいだ。私が下で、柿を網でキャッチして、それをザルに入れていく。
そして、北側が済み、今度は道路側へと向かう。その時がY代さんの旦那さんの身のこなしの軽さで、今度はB場さんが柿を下で網を持ってキャッチしてゆく。
こっちの方が、私がやった時よりも、何倍も効率よく、柿を収穫出来た。
柿の木の上の方で、取りにくい所は、のこぎりで切って取った。
私は、その場で落ちた柿を拾ったり、落ちた落ち葉をほうきとちり取りでかき集めた。
その時に、手の空いたB場さんに質問された。あんたは今度の選挙は行ったのかい、と。
私は、とっくに、行きました、と言い、誰に入れたの?と聞かれたので、当然、とばかりに、私は全部、自民党に、地元も比例も入れましたよ、と言った。
私にとって、保守系支持だったB場さんこそ、今回も、自民党に入れたのかと思いきや、意外な言葉が返って来た。
今の自民党は、裏金問題やら、元統一教会問題で、一番の悪党。膿を出し切らないといけない。
それを、あの人らは、一切、何にもやってはいないばい。自分達ばっかりいい思いをして来て、今更、選挙の時だけ、国民に頭を下げた格好して、実際は、思い上がっているんと違うの?オレは入れらんにいない。とこうであった。
それに、B場さんが言うには、これから、自民党政権が続く事になれば、膨大甚大な防衛費を掛ける、と彼らは言っている、誰がその費用を払うの?我々国民だよ!オレは反対だない。とまたこうである。
私は、必要最小限の防衛費は、どこの国でも認められていますよ。それに、北朝鮮やらが、攻めて来た時には、どうするんですか。と聞くと…。
いつ、北朝鮮が攻めてくんの。そんなの決まってないばい。
私がすかさず、だから、敵基地攻撃が必要で…。というと。
B場さんは、バカ言っちゃいけない。そんな事して、他国まで刺激させたら、ロシアや中国が黙っちゃいない。中露が日本に今度は本当に攻めて来る事に成り兼ねないない。
私は最終的な言い分だとして、思いの丈を述べて、だから、日本も核を持つべきなんですよ、というと…。
B場さん:そんな事して、世界中の国々が、日本とおんなじ事を、やってみっせ。世界中、何百国と言う国が皆、核を持ったら、大変なことになっつぉい。そんなバカげた話、聞いた事ないない。
今日のB場さんの話に、私も、それはそうだ、とも思ったが、あの、保守だと思っていたB場さんが、今の立場は、かなり自民党を見限っており、自民党に訣別した面持ちでいる事が判った。
でも、私なりに、私は正論を述べた積りだが、B場さんが次から次に私の言い振りを論破してゆくのを見て、正直、私の論の浅さ、単純さ、幼稚さを、自身の心に突き付けられた思いがした、今日のお寺でのお花つくり、兼、柿取りの模様でした。
それに、相当な範囲で、今回の選挙で、国民の間で、自民党公明党政権が、嫌われて、反旗を翻す、一定数の人々がいる。これが束になって掛かられたら、一たまりもないな、と一人、政治にしろ、経済、社会保障、税、福祉、と言った時流に乗り遅れてしまっているのかな、とも思い、自分の不覚を恥じ入る結果ともなりました。
しかし、私は、今の時代性がそうなのであって、いつか時流は、またもや、自民党に必ず戻って来る。
2009年の民主党政権樹立の時のあの悔しさを味わった私にとり、今の野党風情なんかには絶対に政権を任せられない、任せては置けない、とのこれは意地になっても、という自負のようなものがある。
だから、自身の投票行動を、恥じ入る事などないと、胸を張っていようと思う。
以上。よしなに。wainai