私は以前、千円近くもする、オーディオテクニカ社製の片耳式イヤホンを定期的に買っていたのだが、あれは定期的に壊れる。大抵断線してしまう。酷いのになると、三か月でダメになる。とてもコスパ(コストパフォーマンス)が悪い。
しかし、ダイソーだかセリアだかで買った110円税込みの普通のコード1mのイヤホンの方が、何年も使えて、コスパ最高なのに嫌でも気付いた。
110円の片耳イヤホンの方が使い勝手が大変いい。巻いて使っても壊れる気配がない。丈夫だ。
音は確実にオーディオテクニカ社製の方がいいが、使っている内に、私のような凡人耳では長い間に慣れて来て、全く違いが判らなくなる。これでは、長持ちするし、110円で安いし、で、百円ショップに軍配を上げざるを得ない。
安かろう悪かろうじゃない。高かろう悪かろう・安かろう良かろう、の時代が来たのか?だったらそれなら、どうせなら、誰だって安いイヤホンを買い求めるに決まっている。貧乏人にはむしろ、大歓迎だ。
私は寝る前のひと時、愛機TECSUN PL-310ETというラジオ機器を枕元に置いてラジオ番組を聴く事を最上の喜びとしている。昨日も、NHK第一ラジオを聴くと、村上里和(さとわ)アナウンサーが月一回のお父さんお母さんの為の子育てのラジオ番組が「ラジオ深夜便」でやっていて、子育て番組ではあるが、考えさせられた。
工藤直子さんという、何の人か途中から聴いたので判らぬが、「愛してます」という言葉を根底まで突き詰めて考えると、私は絶対に安易に使えない、気がとがめる、と含蓄のある言葉を話されていた。何とも意味深だった。
私はラジオが大好きだ。日本のラジオ文化が大発展する事を望む。
以上。よしなに。wainai