総本山第六十八世日如上人猊下の御本、「御指南集 二十五」を読んだ。
猊下様が、正に信仰とその実践に渾身を振り絞り、明快に語られている。
何を差し置いても、自行化他、自らの勤行唱題だけでも駄目で、それに化他行、つまりは折伏が何よりも大切と猊下様は力説する。その化他が難しく、どう我々は行動を取るべきかが易しく説かれている。
折伏はケンカではないと説かれ、折伏は慈悲行、相手への思いやりが大切だと噛んで含めるように仰られる。
明年の法華講員八十万人体勢構築への魔の干渉は百も承知の上で、以前も猊下様は仰っていたが、魔は仏さまには絶対に勝てはしない、という極理を身にしめつつ、明日も努力の道をたゆまずに歩みたい。