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中国支配下の香港、資本・共産主義の限界、色心不二の仏法

2020年08月11日 20時50分01秒 | 日蓮正宗総本山富士大石寺・御宗門・その御教え・教学・信行学
 今の香港には自由が完全に無くなった。
 香港国家安全維持法が施行され、多くの民主化運動活動家が逮捕、拘束され始めている。
 中国共産党による香港への不当な支配。一国二制度の御旗は今では有名無実だ。
 今から二十三年前の1997年、イギリスが中国に香港を返還する式典を夜のニュースが伝えていたが、今のような騒ぎはなかった。無事に返還されたという安堵に包まれていた。
 対して、今の香港は生き地獄、自由など何もなく、権力側の警察が取り締まりに余念がない。
 ここなんだ。ソ連(ロシア)も中国も北朝鮮も東欧も、共産党(労働党)が支配するとこうも自由がなくなるのかと思う程、自由を拘束され、戦前の日本のような全体主義の国家になる。それが共産主義の宿命なのか。
 日本でも、日本共産党なんかはそうはならないと指導しているが、日本の政党で、共産党は割とリベラルと思われているが、実際は共産党よりも、「自由」の付いた自民党の方が、民主的なのかは疑わしいが、安全な方なのか。
 しかし、私も日本型社会主義とあれだけ言っている共産党に頑張ってもらいたい、と思うが、中国の実態を見せられると、ねぇ。
 ただ、今の少数の、GAFAと呼ばれるネット企業がボロ儲けしていたり、どの市場も独占企業の寡占状態で、これを歴史上でマルクスが予言していたのかと思わせられるような現在の経済界は、資本主義の限界を示している。
 一番いいのは、現代では宗教界、哲学の世界では、唯心論と唯物論との対立が見られるが、東洋の極東、日本において、すでに鎌倉時代、日蓮大聖人という御方がおられ、それら唯心、唯物の二つを統合する思想、「色心不二」の仏教哲学が世界をリードしうる御教えだが、この共産主義と資本主義を併せてまとめて一つにする思想というのが出てこないのか。
 日本は資本主義なのに、既に共産主義社会だと言った人もいる。その点中国は共産主義というより資本主義化された社会だといえる。


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