連日続く、大雨。今年は令和に改まり、穏やかに過ぎ行くかと思ったが、何か平成時代を思わせるような、人も気候も、世界情勢も、不穏な動き。時代は繰り返すのか。
宗祖日蓮大聖人は、天変地異、天候も、人の心が反映すると捉える。人の心が鏡となって、空模様となる、と。
如説修行抄 (御書六七〇頁)
法華折伏破権門理の金言なれば、終に権教権門の輩を一人もなくせめをとして法王の家人となし、天下万民諸乗一仏乗と成りて妙法独りはむ昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱へ奉らば、吹く風枝をならさず、雨土くれをくだかず、代はぎのうの世となりて、今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死の理顕はれん時を各々御らんぜよ、現世安穏の証文疑ひ有るべからざる者なり。
法華折伏破権門理の金言なれば、終に権教権門の輩を一人もなくせめをとして法王の家人となし、天下万民諸乗一仏乗と成りて妙法独りはむ昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱へ奉らば、吹く風枝をならさず、雨土くれをくだかず、代はぎのうの世となりて、今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死の理顕はれん時を各々御らんぜよ、現世安穏の証文疑ひ有るべからざる者なり。
今、この不穏な気候は、詰まる所、邪義邪宗邪教邪説の振り撒くこの世において、世界はキリスト・イスラム教、日本国は創価学会等の暗躍、跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)にあると見た。これら諸悪の根源が、この世を惑わす張本人なのだ。
この世に、一筋の光、光明の一宗がある。富士大石寺を総本山とする、大聖人様の正統なる流れ、日蓮正宗だ。世界唯一の、日蓮大聖人様の書き顕わされた大御本尊様は、ここにしかない貴重なものだ。この大御本尊様を、七百数十年、傷も付けず、チリも払い清めて御法主上人猊下、御僧侶方が厳護して来た。
何と素晴らしい事か。この宝の山に還れば、大御本尊を前にした時、何か故郷、故人となった祖父母に再会したような、懐かしい気分で心が満たされ、新たにされる。
私は今まで五回、総本山富士大石寺にお参りしているが、いつも帰路に就く時は、決まって笑顔と満ち足りた満足感と、感動・感謝の念と、五体を漲(みなぎ)るエナジー、元気をもらって帰って来る。この感覚は、どこから来るのか、勿論大御本尊様からだが、不思議な感覚だ。
話がかなり脱線したが、この宗教、日蓮正宗が全世界に広宣流布せん事を祈るのみだ。