昨夜、石川県能登地方で、今年元日に起こった大きな地震に続いて、震度5弱の揺れが又もや起きた。
この震災に対して、十数年前の東日本大震災の東北の地からお見舞い申し上げます。
歴史を紐解き、天変地異が起きた鎌倉時代に、この世の有り様を説いた宗祖日蓮大聖人は、「薬師経」に説かれる七難を示し、「立正安国論」に於いても「世皆正(みなしょう)に背き人悉(ことごと)く悪に帰す。故に善神国を捨てゝ相(あい)去り、聖人所を辞して還らず。是(ここ)を以て魔来たり鬼(き)来たり、災起こり難起こる」(御書234頁)と仰せられ、大聖人の教えを誹謗し、一国が謗法と化した時、諸天善神が国を捨て去り、聖人は所を辞して帰ってこない。このため善神・聖人に替わって魔神・鬼神が来て、災いが起こり、難が起こるのである、と示されている。
これに照らして考えてみると、今の政治の混濁に諸悪の根源があるのかも知れない。
今の自公政権、特に邪教創価率いる邪政治団体公明党が政権与党の一翼を担い続けたここ二十余年。この期間に日本は世界の表舞台から去ってゆき兼ねない程、国力が落ちた。
仏教では、人間の心の中が表出して、外界の社会やこの世界に多大な影響を与える事を示す。
それらは決して絵空事ではなく、仏法ではほぼ常識である。
その理屈から言うと、今年のこの、初めと終わりとを能登石川県を襲うこの大きな地震も、見方を変えれば人災とも言えるのではなかろうか。
鎌倉時代の世に、一人、日蓮大聖人は、邪義を立てる邪師による、邪宗教が、この世にはびこる事により、国が亡びる世の道理を、既にお示しである。
その一点から推し量ると、この国の政治機構、与党に巣食う邪教創価学会、自民党にも悪影響を与えた元統一教会等の邪悪で悪徳で悪辣な宗教の存在が、この国を非情に酷く脅かしていると言えるのである。
以上。よしなに。wainai