漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

呉座 勇一 「陰謀の日本中世史」

2018年04月13日 | 読書
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●新書版の、一応マトモな本・・・
●陰謀とか謎とか、暗号とか・・・こういうタイトルがついていると、ダボ鯊みたいに喰いつく私・・・
●でも、タイトルとは異なり、世にいう「陰謀の・・・」というのが、いかにいい加減な物(書物や論理展開など)が多いかということを実証的に説明している本だった・・・つまらん(笑)・・・ということはなくて、一応、それなりに読ませる、面白い本ではあった・・・
●まだ図書館に返すのに1週間はあるので、もう一度、読み返してみようかな・・・

●なお、余計な話だが、跋文で、なぜか唐突に「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」を偽書と決めつけているのが気になったが・・・専門的な歴史研究者なら、もう少し、この辺のことは吟味したほうがよくはないのだろうか・・・何か“作為的”なものを感じてしまったけど・・・

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佐伯 泰英 「島抜けの女 ー鎌倉河岸捕物控〈三十一の巻〉ー 」

2018年04月13日 | 読書
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●今日、<三十二の巻>(最終巻)が発売されたようだ・・・いよいよ、このシリーズも終了か・・・
●よくここまで惰性で読んできたもんだ・・・かれこれ10年以上も前からにになるのだろうか・・・
●まあ、暇つぶしの読書には肩の凝らない読み物として、お世話になりました・・・
●最終巻ぐらいは買おうかも思ったけど、半年ぐらい待てば、また図書館から借りられるから、買うのはヤメタ・・・
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類義語問題(その1)

2018年04月13日 | 類義語・対義語
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●<30-1向け模試>(その8)配信・・・(その9)は4/20前後、(その10)は4/27前後の配信予定。
●(その11)~(その16)がほぼ完成・・・5月中の配信完了とするため、(その10)までの配信を少しく前倒しにしました。

●語選択の復習完了・・・その中で、類義語ともなりそうな熟語を整理していたので、その中から、類義語問題として開示します。模試と同等か少しく難度高いかもしれません・・・でも、漢検2掲載熟語が多いので参考になるかもしれません・・・
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*1.~10.は、すべて類義語の問題です。

1.精米 2.昭代 3.彽回 4.渉猟  5.樗材
6.凌駕 7.墨守 8.義髻 9.滑稽 10.天下

<語群>
( してい、しい、ひど、かんかい、しゅしゅ、はくさん、かいかい、はくしょう、がいつ、きちょう )
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ー解答ー
1.白粲 2.熙朝 3.徙倚 4.博渉 5.罷駑
6.駕軼 7.守株(△株守) 8.施髢 9.詼諧 10.寰海

(参考)
精米=白粲(ハクサン):(漢検2) 
熙朝=昭代、盛世 
彽回=徙倚 (類義語問題で既出かも)
渉猟=博渉 *博渉(はくしょう):(大字源)いろいろなことを広く見聞する。渉猟。 *広辞苑ナシ。 (漢検2)②広く見聞する。「渉猟」「博渉」

罷駑(ひど) 
(漢検2下つき:罷駑(ヒド))
*罷駑(ヒド):(漢字源)①疲れてのろくなった馬。同)疲駑 ②役にたたない鈍才。自分の才能をへりくだっていうことば。

=▲樗材チョザイ:①役に立たない木。 ②役に立たない人。自分をへりくだっていう語。 類)①②樗櫟(チョレキ) (=樗櫪)

凌駕・陵駕 
   =他人より秀でてぬきんでること。他を追い越すこと。
駕軼
(漢検2)「駕:④しのぐ。のりこえる。「駕軼(ガイツ)」「凌駕(リョウガ)」」
大辞林 第三版 駕軼:他人より秀でてぬきんでること。他を追い越すこと。

墨守:いつまでも古い習慣にこだわって、進歩がないこと
しゅしゅ 守株 *大辞泉だと「株守」ともあるが・・・
守株(シュシュ) *漢検2熟語あり
古い習慣を固守して時に応じる能力のないこと。少しの進歩もないこと。
デジタル大辞泉 - 守株/株守:いたずらに古い習慣を守って、 時に応じた物事の処理ができないこと。
【故事成語】守株(しゅしゅ):いつまでも古い習慣にこだわって、進歩がないこと。


施髢(シテイ)  ●義髻(ぎけい):いれがみ(入髪)に同じ➪いれげ。そえがみ。かもじ。
  (漢検2)髢(かもじ):髪を結うとき、少ない部分に補う毛。入れ髪。「―を入れて結う」

詼諧(カイカイ):(広辞苑)おどけふざけること。おどけ。諧謔。滑稽。
 (漢検2大見出し)おどけること。たわむれ。冗談。類)諧謔(カイギャク)
 (注意)漢字の順番を間違えないように・・・「詼」が先・・・

寰海(かんかい):天下・世界。  *「寰界」は、たぶん✕。ネット上の中国辞書などにはあるようだが・・・。「寰界」は大字源もナシ。
  (大字源)寰海:天下。世界。陸と海とを含めていう。
  (漢検2)
   「寰」:意味 ①宮殿を囲むかきね。また、領地。 ②天下。世界。「寰海」「寰中」
   下つき:塵寰(ジンカン)
   大見出し:寰宇(カンウ):天下。世界。「寰」も「宇」も天下の意。類)宇内(ウダイ)
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コメント (3)
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<30-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その8>

2018年04月13日 | 模擬試験問題
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●<30-1向け模試>(その8)・・・ご自分の前半の5作との“出来具合”を比較してみましょう・・・
●出来具合に質的な違いは生じているか、違いはあまり無いのか・・・など。質的な違いが生じてきているとすれば、貴方の学習の方向性や内容は間違ってはいないと思います。違いがあまり無いようであれば、今一度、ご自分の学習方法・内容を精査してみてください。
●(その6)~(その10)も前半5作と同程度のレベル・内容で作成していますので、ご自身の成長度合いなどは獲得点数などで比較できると思います。
*なお、文章題は、原文を尊重して旧かな使いを使用しているものがあります。ご了承ください。(漢字は新字に直しています)
*本番並みに、時間は60分厳守でトライしてみてください。
*それでは・・・(高得点リピーターの方には幾分“物足りない”かも知れませんが、それでも何問(=難問)かはお役にたてるかも(笑)・・・)
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<30-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その8>

(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.蘿薜を以て簪纓に易えざりし 
2.凶歉に備えて貯粟する 
3.一隅に囁囁の語が起こった 
4.各地の反乱を悉く戡定した 
5.童奴は哂笑し妻子は罵る 
6.を停めて悵然として遠人を憶う  
7.千村万落荊杞を生ず 
8.告訐の風は長ずべからず 
9.功あって将軍より偏諱を賜る 
10.西施、西湖にて潘沐す  
11.衆庶の胸詈は主上に届かず 
12.竹筴を用いて炭火をつかむ 
13.讒言により黜剝を受けた 
14.紫闥より雲輅現る  
15.各地の銘酒に品騭を加える 
16.杉檜天を掩いて昼なお暗し 
17.廟謨既に定まって上下心を同じくす 
18.涓滴の功で大業を輔翼す 
19.古来、桃の節句は元巳の日であった 
20.頻りに鴻恩に浴し、未だ鷁退の歎有らず 
21.古代、礼服着用の際、を腰に下げた 
22.是、吾がの期すところなり 
23.起居意のままにならず常にを離れず 
24.欺くべし。うべからず。 
25.民をましめて以て自ら養う。 
26.君子はらかに蕩蕩たり 
27.王のる所に敵す  
28.乱門をること無かれ  
29.冥冥のために行いをらず 
30.覆墜の易きは、毛をくが如し

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。19、20は国字で答えること。(40)2×20
1.敵方の思惑をシマして戦略を立てる 
2.良いものと悪いものをフルい分ける  
3.薬がテキメンに効いた 
4.ハンゴウ炊爨の準備ができた 
5.野生の鸛が卵をカエした  
6.カコクの豊熟する秋を迎えた  
7.君子はホウチュウを遠ざく  
8.国からランジュ褒章を授与される 
9.名の選手が優勝をサラった 
10.習ったことを御サラいする 
11.家運が傾きてて加えて病人が出る 
12.戦乱で都はカイジンに帰した 
13.薬石効なくコウエンとして逝く 
14.遺跡からドクロが発掘された 
15.その件はフクシャの戒めとする 
16.放射熱はフクシャ熱ともいう  
17.レイシは長寿を得る瑞草とされている 
18.レイシの果実は楊貴妃が好んだライチーのことだ  
(国字)
19.ササラは田楽踊りなどに用いられる 
20.ヤガて年が明ける  

(三)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.他人を陥れるために偽って申し出る
2.欠点、きず。
3.難くせをつけて、しりぞけること。
4.権力などにより財産・利益の独占をはかる
5.悪いことの糸口となること
<語群>
( ろうだん、ぶこく、ひせき、きんゆ、さくよう、こかく、かきん、はいちゅつ )

(四)次の問1と問2の四字熟語について答えよ。 (30)   
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.(  )満車 2.(  )之厄 3.(  )呑棗 4.(  )燕麦 5.(  )之器
6.往時(  ) 7.蘭亭(  ) 8.魂飛(  ) 9.亮遺(  ) 10.宇宙(  )
<語群>
( ぼうぼう、ゆうざ、じゅんそう、ちんさい、とし、はくさん、てきか、こうこう、こんろん、きんかく ) 

問2 次の1~5の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の四字熟語群から選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記せ。(10)2×5
1.無実の罪をでっちあげること。
2.気品のある花のこと
3.互いに心は引かれながら、遠くへだたっていること。
4.身分の高い者が質素倹約に務め、職務に励むこと。
5.心が広く人柄がおおらかなことのたとえ。
<四字熟語群>
( 阮簡曠達 牽攣乖隔 狗尾続貂 魏紫姚黄 参差錯落 晏嬰狐裘 隻履西帰 羅織虚構 )

(五)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.腸線 2.白地 3.方頭魚 4.水綿 5.水翻 6.陰蝨 7.益母草 8.落葵  9.巴達 10.羊蹄

(六)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.泓量 - 2.泓い  
イ.3.説懌 - 4.懌ぶ  
ウ.5.爨室 - 6.爨ぐ  
エ.7.勖厲 - 8.勖める 
オ.9.推覈 - 10.覈べる 

(七)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
1.臘月 2.都邑 3.劫末 4.蘊藉 5.狡猾
6.毫釐 7.落魄 8.濫觴 9.桎梏10.詔勅
<語群>
( せいかく、ちんりん、へきすう、けんよ、こうめい、けんかい、かいびゃく、けいばく、ししゅ、いんげつ )

(八)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.テンダイの筆  
2.関関たる雎鳩は河の洲に在り、窈窕たる淑女は君子のコウキュウ 
3.雁のタマズサ 
4.シュウレンの臣あらんより寧ろ盗臣あれ 
5.志は、気のスイなり。気は体の充なり  
6.能書きとチャボの時は当てにならぬ 
7.ガイフウ南よりして彼の棘心を吹く
8.イツドウを以て民を使えば、労すと雖も怨みず  
9.枳棘はランポウの棲む所に非ず  
10.騏驥のキョクチョクするは、駑馬の安歩に如かず 

(九)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A)「舜、孝悌の道を尽くし、父母にア.事へ、其の弟を待つに、イ.毎に尤も恭順を加ふ。歴山に耕せば、歴山の人皆畦を譲り、雷沢に猟すれば、雷沢の人皆居を譲る。河浜に陶すれば、河浜の器苦寙 (注1)せず。什器を寿丘に作り、時に負夏(注2)に就く。居る所聚を成し、二年にして邑を成し、三年にして都を成す。二十にして孝を以て聞こゆ。
按ずるに、是、孔子布衣天下を流浪せられしに、弟子三千人是に心服すると同様にて、大聖の徳化想ふべし。人君にても、人心の帰服かくの如くならざれば、大業をなすに足らず。故に、孟子曰く、「賢を尊び能を使ひ、俊傑位に在れば、即ち天下の士、皆悦びて其の朝に立つことを願はん。・・・即ち、天下の民、皆悦びて之がウ.氓となることを願はん。エ.信に能くこの五者を行はば、即ち隣国の民も之を仰ぐこと父母の若くならん・・・」と。蓋し亦人心の帰服に着眼するなり。抑々堯善く舜を挙用し、又その位を禅る。故に天下治平なり。孔孟に至りては、当時王侯其の聖賢なるを知らず、終身道路に1.コウコウ(注3)たらしむ。是、2.ランボウに終わる所以なり。治乱の由、人君知らずんばあるべからず。
程士曰く、四凶(注4)の才は皆用ふべし。尭の時、聖人上に在り、皆才を以て大位に任ずれども敢へて其の不善の心を露さず。尭、、その不善を知らざるに非ざるなり、伏すれば即ち聖人も亦得て之を誅せず。帝、舜を匹夫の中より挙げて之に位を授くるに及び、即ち是の四人の者始めて憤惋(注5)不平の心を懐きて其の悪を顕わす。故に以て其のオ.迹に因りて之を3.チュウザン(注6)するを得たりなりと。」(「読綱鑑録」 吉田松陰)

(注1)苦寙(くゆ):粗悪で、ゆがんだり、ねじれたりしていること。
(注2)負夏(バイカ):地名。ここに来て、それらを売り利を得た。
(注3)コウコウ:心が落ち着かず、うろうろするさま。
(注4)鯀ほか四人の凶悪人。
(注5)憤惋(ふんわん):いきどおりうらむこと。
(注6)チュウザン:罪をせめて流刑にすること。

(B)「按ずるに、賢材を得ること、かくの如くならざれば、大業はならざるなり。然れども舜未だ足らずとす。故に、広く視聴を開き、賢人を求めて自らカ.輔け、誹謗の木を立て、キ.旌を設け鼓をク.陳ね、以て直言の路を広む。
按ずるに、鐘・鼓・磬・鐸・鞀(注)を懸け、以て四方の士を待つ。曰く、「4.カジンに教ふるに道を以てする者は鼓を撃て、ケ.諭すに義を以てする者は鐘を撃て、告ぐるに事を以てする者は鐸を振れ、語るに憂を以てする者は磬を撃て、訟獄ある者は鞀をうごかせ」と。一饋にして十たび起ち、一沐にして三たび髪を握り、以て天下の民を労われりとあるも同様にて、即ち今の目安箱の類なり。然れども誹謗の木、鐘・鼓・磬・鐸・鞀は舜禹の聖政後世に5.ショウヨウす。而して今日の目安箱、蓋し未だ茲に至らざるものあり。惜しいかな。・・・
・・・明君は言を求むるを以て急と為し、聖学は賢を得るを以て要と為す。帝舜は6.セイチ安行の聖を以て猶誹謗の木を国都に立て、誹謗に渉ると雖も罪とせず。豈、後世の誹謗妖言の令の若くならんや。伝に曰く、「舜、問ふことを好み、而して好んで7.ジゲンを察し、其の両端を執りて其の中を民に用ふ」と。其れ己を恭しくし、無為にして天下自ら治まるなり、五絃の琴を弾じ南風の詩を歌ふ、気象何ぞ8.ショウヨウたるや。
・・・古、9.レイラクあり。禹の時、儀狄、酒を作る。禹飲みて之を甘しとし、遂に儀狄をコ.疎んじ10.シシュを断ちて曰く、「後世必ず酒を以て国を亡ぼす者あらん」と。」「読綱鑑録」吉田松陰)
(注)鐘・鼓・磬・鐸・鞀(トウ)はいずれも楽器。
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<30-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その8 標準解答>
(一)
1.らへい 2.きょうけん 3.しょうしょう・じょうじょう 4.かんてい 5.しんしょう 6.さ 7.けいき 8.こっけつ・こくけつ 9.へんき 10.はんもく 11.きょうり 12.ちくきょう 13.ちゅつはく 14.うんろ 15.ひんしつ 16.さんかい 17.びょうぼ 18.けんてき 19.げんし 20.げきたい
21.おびだま 22.ともがら 23.しとね *「えり・おくみ」は不適 *音熟語は袵席アリ(漢検2) 24.し(う)*(論語) 25.や(ましめて)*孟子 26.たい(らか) 27.いか(る)*「敵愾」の出所。 28.よぎ(る) *「過(す)ぎる」 29.おこた(らず)  30.や(く)
(二) 
1.揣摩 2.篩 3.覿面 4.飯盒 5.孵・孚 6.禾穀 7.庖厨 8.藍綬 9.攫・掠 10.浚 11.糅・搗 12.灰燼 13.溘焉 14.髑髏 15.覆車 16.輻射 17.霊芝 18.茘枝 19.簓 20.軈
(三)
1.誣告:他人を陥れるために偽って申し出る  
2.瑕瑾:欠点、きず。 
3.非斥(ヒセキ):(漢検2)難くせをつけて、しりぞけること。類)排斥
4.辜較(ココウ・コカク):(漢検2熟語アリ。読みはナシ。辞書によって“ココウ”“コカク”読みアリ・・・以下参照・・・)
(漢検2)「④ひとりじめにする。「辜較」」
(大字源)“コカク”読みなら、「権力などにより財産・利益の独占をはかる」“ココウ”読みなら、「あらまし。大略。梗概。」*「辜較」には、「①ひとりじめ」のほかに、「②あらまし、大略・・・」の意味もアリ。 
<「辜較」のよみと意味>
<大字源>「コカク」=権力などにより財貨・利益の独占をはかる 「ココウ」=あらまし、大略、概況。 <漢字源>「ココウ」
5.作俑(サクヨウ):悪いことの糸口となること
(四)
問1
1.擲果 2.陳蔡 3.渾崙 4.菟糸 5.宥坐 6.茫茫 7.殉葬 8.魄散 9.巾幗 10.洪荒
問2
1.らしょく 2.ようこう 3.けんれん 4.あんえい 5.こうたつ
1.(羅織)虚構(らしょくきょこう):無実の罪をでっちあげること。「羅織」=罪に陥れる。罪のない者を捕えて、その罪を作り上げる意。*「聞くところによると、彼らはラショク(羅織)虚構をもって良民を罪に陥れる事さえあるそうだ」(夏目漱石・吾輩は猫である)
2.魏紫(姚黄):気品のある花のこと。牡丹の名。
3.(牽攣)乖隔:互いに心は引かれながら、遠くへだたっていること。
4.(晏嬰)狐裘:身分の高い者が質素倹約に務め、職務に励むこと。
5.阮簡(曠達):心が広く人柄がおおらかなことのたとえ。
(ダミー)(参差)錯落:ふぞろいなものが入り混じっているさま
狗尾(続貂) 隻履(西帰)
(五)
1.ガット 2.あからさま 3.かながしら 4.あおみどろ 5.みずこぼし 6.つぶじらみ 7.めはじき 8.つるむらさき 9.バグダード 10.ぎしぎし
(六)
1.おうりょう 2.ふか(い) 3.えつえき 4.よろこ(ぶ) 5.さんしつ 6.かし(ぐ) 7.きょくれい 8.つと(める) 9.すいかく 10.しら(べる)
(七)
1.寅月 2.僻陬 3.開闢 4.狷介 5.誠愨
6.錙銖 7.沈淪 8.権輿 9.繋縛 10.誥命
(八)
1.椽大 2.好逑 3.玉章(玉梓) 4.聚斂 5.帥(*孟子) 6.矮鶏 7.凱風 8.佚道*佚道:安佚な生活をさせようという思いやりの心。9.鸞鳳 10.跼躅
(九)
1.遑々・遑遑 2.乱亡 3.誅竄 4.寡人 5.昭燿・昭耀・昭曜(原文は「昭燿」)6.生知 7.邇言 8.従容 9.醴酪 10.旨酒
ア.つか(へ) イ.つね(に) ウ.たみ エ.まこと オ.あと カ.たす(け) キ.せい・はた(原文ルビは“せい”) ク.つら(ね) ケ.さと(す) コ.うと(んじ)
(参考)
*寡人:(広辞苑)(寡徳の人の意)王侯が自分をさして使う謙称。
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(参考)想定減点予想
読み🔺6 書取🔺4 語選択🔺4 四字(一)🔺4 四字(二)🔺2 当て字🔺2 音訓🔺1~2 対・類🔺6 故事成語🔺6 文章題🔺6  計🔺41~42  計158~159
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