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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<偶然は準備のできていない人を助けない>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「賢者は聞き、愚者は語る」(ソロモン) 「愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ」(ビスマルク)
●一度やってしまえば、もう過去問・・・(その10)ぐらいまで配信予定
1.ダイバが悪も観音の慈悲、槃特が愚痴も文殊の智慧
2.衆曲は直を容れず、シュウオウは正を容れず
3.農は工に如かず、工は商に如かず、シュウブンを刺すは市門に倚るに如かず
4.吏為(た)るに習わずば、イセイの事を見よ
5.芝蘭玉樹、テイカイに生ず
6.キュウキ尚恩を忘れず
7.ギシ時に之を術(まな)ぶ
8.藪にマグワ
9.~10.君子に侍するに三愆あり、言未だ之に及ばすして言う、之を9.ソウと謂う。言之に及びて言わざる、之を隠と謂う。未だ顔色を見ずして言う、之を10.コと謂う。
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(解答)
1.提婆 2.衆枉(淮南子)
3.繡文(繍文) *出典・史記 *繍文:(広辞苑)刺繍の模様(類)(烈女伝)田を力めんは豊年に遇わんに若かず、桑を力めんはコッケイ(国卿)に見えんに若かず、繡文を刺さんは市門に倚るに如かず
4.已成 (ブログ既出) *官吏の仕事に習熟しなかったならば、先例を標準に処理すればよい。
5.庭階 *一門から名士を何人も出すことのたとえ。
6.窮亀 *出典・蒙求
7.蛾子 *蛾子(ギシ):蟻のこと。(ブログ既出)
*現行「術」に“まなぶ”訓はないが、大字源「意味⑤ならう、まなぶ」とあり、出典はまさにこの礼記の文そのもの。
「蛾術(ギジュツ)」:アリの子が親アリのすることを見習って土を運んで大きなアリ塚を作りあげるように、人もまた、つねに聖賢の教えを学び大成すべきというたとえ「礼・学記」。「蛾子(ギシ)、時に、之を術(まな)ぶ」
*大字源では「蛾術 同」蟻術」となっている。なお、「蛾術」の説明で、出典の本文あり(“蛾子・・・”)。同辞典中に「蛾子」「蟻子」熟語はナシ。新漢語林では「蛾術」のみ。「蛾子」「蟻子」ともナシ。 以上より、本問では出典どおり、「ギシ(蛾子)」としておいたほうが良いと思う。
8.馬鍬 大辞泉「藪に馬鍬」(「馬鍬」は、牛馬にひかせる耕耘用の鍬):生い茂った藪では馬鍬を使って耕すことはできないことから、できないことを無理にしようとするたとえ。「藪で馬鍬」 同辞典では「藪にマグワ言う 馬鍬」 注:馬鍬:「(マンガ)」と読むものもある。
9.躁 10.瞽 *既出。
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