〆は此処で

男達(正確には男2名と1人の女性酔客は立ち飲み店を後にした。

まだ２軒目、ここで帰るわけにはいかない。



立ち飲みストリート、歩いている人は多くはないが各店では親父達が宴を催している。



ここは、のりさんが贔屓にされている名店。



だが、残念ながら３人組を飲み込むスペースは残されていなかった。

３人は更に進んだ。

のりさんがある店の前で口を開いた。
「およ、テーブルが空いてる」

確かに左サイドに大きなスペースが。



のりさんからサインが出た。

俺はここでブロックするから逆目をつけと。

２人は焦った。

何をブロックするというのだ。
ここには相手ディフェンスは一人もいないのだ。



動かない２人に業を煮やしたか、のりさんはオフロードを駆け上がった。ペネトレートだ。



しかし、２人にはビニシーの間をくぐり抜けたようにしか見えなかった。

そして、のりさんは告げた。

「まいど(=゜ω゜)ノのりぴーだよん～♪」

完璧なサインプレーにやられた。
敵を欺くにはまず味方から。

「３軒目は肉でどうでしょう」
素晴らしいアレンジである。

のりさんに感謝しながら、席に着いた。
そう、店内は立ち飲みだが、ビニシーのテーブルは椅子席なのだ。



のりさん、ぽんちゃんは100円割引のクーポン券を出している。
流石だ。
これぞ、京橋の住人。
見習わなければ・・・



飲み物は？

冷酒に手を出す二人。



さて、アテはのりさんに任そう。





チキンの親爺は翌日に控えし某飲み会のために日本酒は控えた。
ハイボールだ。



しかも、京橋ハイボールというらしい。



乾杯の絵のはずだが日本酒好きのおねぇさん、フライングか？

いや違った。

アテが届けられたので手を引っ込めたらしい。

改めて乾杯だ。



さて、先ほどのお肉はツラミであろうか。



ホルモンミックス。



ポテトサラダ。



こういう飲み屋では定番中の定番だが、愚昧は1人では余り頼まない。



お店によっては1人ではボリュームが多すぎることがあるのだ。

芋類は、長丁場ではボディーブローの様に効いてくるf^_^;

イカの天ぷら



レーズンバター



堰を切ったかのように食べ始める３人。

ついつい愚昧も、熱燗に手を出してしまった＾＾；；；



ということで一人1000円程度。

いやぁ、京橋ツアー第一回もこれで〆。

のりさん、ぽんちゃん、ありがとうございました。

ちなみに、食べログによると、
『多聞』
大阪府大阪市都島区東野田町3-2-11
ＪＲ環状線　京橋駅から218m、1分
営業時間：[月～金]16:00～22:30(L.O)、[土・日・祝]14:00～22:30(L.O)
定休日：無休

裏京橋とは

とよを後にした怪しき３人組、裏京橋へと歩を進めた。

この愚昧、恥ずかしながら裏京橋なる名称を始めて耳にしたのだ。

そもそも京橋デビューの日、表も裏もわかりゃぁしないのじゃ。

裏というと陰な響きがあるのは否定できない。
良くは知らないが裏新宿なぞは危険な場所のイメージがある。

ただ、表裏どちらに優劣を付けずという場合もある。
裏原宿は新しい原宿であり、表参道に近いこともあり裏を名乗る落ち着いた場所のイメージがある。

裏京橋、いったいどんな場所なのか。

最近、勢いがあるお店らしいですよ～てポンちゃんが教えてくれたのは燻製のお店。



燻製といえばラオホビール。
最近飲んでいないんで久々に地ビールでも飲みに行こうかなと一人思いをめぐらせながらとぼとぼと歩く。

結構、オサレなお店が多いぞ裏京橋。

何軒かのオサレなお店を通り越して本日、のりさんが案内して行ってくださったのは・・・

山葵さん。



蒲生洋食堂さんのお隣。



この二店の経営者は同じ方なんだそうです。



しかぁし、残念ながら予約が一杯で手が回らないとのことで、
ごめんなさい！

仕方ありませんねぇ。

戻りますよ、メインストリート。

さて、まずはあそこ入られるか行ってみようかって向かったのは山CHAN。

世界の山ちゃんではない、山CHANなのだ。

なかなかのコスパであるアテが秀逸とのこと、出来れば入ってみたい。
ただ、激狭らしいのだ。



ありゃ、テーブル席がごっそり空いちょるんじゃなぃ。
もちろんのりさんは広島弁を喋らない。
親爺が勝手に翻訳したのであるが・・・

席ゲッツぅ

アテのホワイトボードの確認も適当でええやろ。



ここはのりさんにお任せじゃぁ

まずは、かんぱ～い。



乾杯は生派のぽんちゃん。寒空を歩いて来たんでおっさん達は芋湯。

生白子ぉ～



間違いなし

お造りの盛り合わせ



間違いなぁ～し



すごいですねぇ～

スモークチーズかな、オリーブオイルにバジル掛け



頬肉（顎肉？）は山CHANからのサービスだったかな。



〆に芋ロックでご馳走様でした。



ちなみに、食べログによると、
『山CHAN （ヤマチャン）』
大阪府大阪市都島区東野田町3-2-20
京橋駅から286m、徒歩５分
営業時間：16時～24時
定休日：日曜日、その他

大阪屈指の立ち呑みストリート

「グミちゃんのブログ読んでたら、年齢不詳、性別不明、でもたまぁ～に、おもろい事書いてあって」

お褒めを頂いたんですよ、オフ会で。
じゃけん、今日も張り切って行きますよ。

「でも、会って見ると、おっさんなんですね(⌒▽⌒)」

なんや、続きがあるんかい。
褒め言葉とちゃうやないかい（;￣O￣）

でも、ええんですよ、事実ですからo(｀ω´ )o

この日ぃは、最近の 拘留 交流広がりはこの方にお声掛け頂いたおかげの立ち呑みのりぴーさん、若手女流立ち飲み家のぽんちゃんと出掛けたであります。

当初計画では、あんなとこやこんなとこ行こうか云うて話してたんですが、諸事情のため計画変更。
しかも、夜は雨模様との天気予報。
この愚昧、雨には弱い。
雨にあたると溶けちゃうんです。
アホか！
傘を忘れるんです。
往々にして立ち飲みやでf^_^;
忘れかけて店主さんに追いかけられること数度、
完全に忘れてしまうこと、幾十度。
そういう時に限って、自宅直近の駅から歩いて帰る途中に激しい雨に見舞われるんですよね。
しかも、其の間コンビニなんて洒落たものは無いし(~_~;)

「また傘忘れて来たの！見つけるまで帰って来んでよろしぃo(｀ω´ )o」

外でも家の中でも雷が・・・（;￣O￣）

というリクエストにのりぴーさんが選んでくださったのは京橋ツアー。

京阪沿線に住んでいる息子との待ち合わせに何度か下車したことはありますし、その待ち時間にフラフラと立ち呑みストリートを散歩したことはあります。



ここじゃ、



が、駅前以外で飲んだことはなし、本日が京橋デビューなのであります。

さらに、京橋には東京時代の悪呑友が今度つれてけと前々から親爺をせっついてる有名立ち飲み屋があるんです。
ここも一応可能性を探るために探索しようとしたことがあるんですわ。



ここだけ何かのイベントかいな思うような人だかり、



こんな処で飲むのに待つのは勘弁して欲しいわ！

ということで、悪友のリクエストは無視・無視・無視継続中でして・・・・

今日も過去ログ検索忙しゅうて中々本題に入られません

そんな折、のりぴーさんからのご提案は

「とよ行ってみます？」
「おっとぉ～！」

飛び上がって喜ぶ、ぽん＆グミ＼(^o^)／
飛ぶ鳥を落とす勢いでその愛読者を増やしているぽんちゃんもこの有名店に未訪問らしいんです。

そう、とよこそ、先ほどちびっと書いた東京でも有名な露店立ち飲み屋なんです。

「でも、待ちがなかったらね」

だよね～(⌒▽⌒)

お店に近づく。

しもうた、この辺の写真を撮り忘れるところが愚昧である。

待ち行列がないんですわ。

それどころか一番手前のテーブルが丸々空いてる！

初訪問でいきなり並ばずに入られましたぁ。



いや、その前にどんな店やろうかとドキドキしながら引き戸を開ける。
あるかい！
露店や、路上店ですわ、ドアなんかあるかい

まずは瓶ビールで乾杯。



ちなみに、瓶ビールは冷蔵庫から勝手に持ってくるみたい。



アテはのりさんに一任しましょう。



有名なのはおまかせ３点セット。



ですが、のりさんの選択は

大将を真ん中に３点セット。



これはレアです。
他では見られません。

大将の元気さがあればアテはいりましぇ～ん。

うそぴー。

大将とのりさん、選手交代(⌒▽⌒)



出ました。

ウニ、イクラ、マグロ。



これぞ真打ち三人衆。



真剣に写真撮ってしまいました。

これ鉄火巻ちゃいます。マグロブツ載せの軍艦ですわ。



美味ぁ～！



太刀魚の造りっちゅかぶつ切り。

そろそろ〆の準備に入って、



相盛りじゃぁ～。



しかも不慣れな箸リフト。

こらぁ～、おみゃ～ら何やっとんねん。
人のネタをパクるんじゃねぇ。



そろそろごっとはんで4000円弱！



頭から道路に転げ出・・・
最初から道路でしたわ！



このあと、裏京橋を彷徨う謎の３人グミであった。
グミは儂一人でチュ～。



ちなみに、食べログによると、
『とよ』
大阪府大阪市都島区東野田町3-2-26
JR環状線京橋駅から226m、徒歩１分
営業時間：［火・水・金］15:30～21:00、［土］14:30～20:00
定休日：月曜、木曜、日祝