【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜への旅 2009年夏

2009年08月15日 | 旅三昧!釣り三昧!
8月11日:

納品を終えた遅い午後、俺は車をそのまま南紀白浜へ走らせた。

早めに行けば渋滞にひっかからないとの目算通り、それといった渋滞のないまま夕方遅くマリーナハウスに到着した。まだ辺りは明るかったので、船にガソリンだけ補給しておいた。台風9号が去ったばかりの海は、内湾とはいへ、波が残っている。明日にはマシになればよいのだが・・・。

スーパーへ行って、ビールとワイン、そしてステーキ肉を買って部屋に戻る。部屋で肉を焼き食べた。

8月12日:

朝目覚めると昨夜のワインが若干残っていた。それにも効くだろうと酔い止め薬を飲んで出航。

しかし、考えていた沖に出ると船の揺れること!揺れること!!

竿を投げる前に気分が悪くなる始末。更には昨夜の飲みすぎでお腹が痛くなり、さすがに船べりで海にトイレするわけにはいかず、港に退去した。

その後、少し休んでから再度出航。沖に出て竿をだす。

釣果は15センチ~20センチほどのアジ10匹ほどと25センチほどのタイ。それ以外の小物は海へリリースする。

夕方、アジとタイを裁き刺身に。冷蔵庫にあった『柚子こしょう』のペーストを醤油に溶いて食べると、最高に美味かった!!

よくある練りカラシやわさびのペーストと同じもので売られている『柚子こしょう』のチューブ。これは大発見であった。

8月13日:

午前中また海へ出るが、昨日よりもさらに波が高い。また船長は船酔いなのであった・・・。一度帰還し、再度出航。

今回は更に沖に船を出した。波が高くあまり釣り船は出ていないようすなので、アンカーを落とさず、自分の船の位置に気を配りながら竿を出す。ここまでくるとまともに黒潮が流れていると思われる沖。潮の流れがはやいのでオモリを重めに変更する。

しばらくすると、『ヒット!!』

竿がしなりあがってきたのは、35センチ強の納得いくマルアジであった。

やった!!

部屋に戻り、時間が余ったので米を3号炊いて、冷蔵庫にあった梅ふりかけをどひゃっとかき混ぜて、おにぎりを作った。10数個はできた。

夕方、白浜駅にやってくる家族を迎えに出向く。その足で、『とれとれ市場』に隣接するBBQのできるレストランへ。ここでは市場で売っている食材を用いBBQができるのである。作ったおにぎり持参である。

イカをさばき、大アサリを焼いた。もちろん肉も。恐ろしく汗の出る食事であった。

8月14日:

午前中、みんなを乗せて船を出すも、波があいかわらずなので、近くの島裏にあるブイの傍に停泊させ、ちびらに竿を持たせる。簡単に釣れるのだが、みんなちびっこいイサキ(うりんぼうと呼ばれる)ばかり。すべてリリース。しかし誰も魚に触れないし、餌もつけれないのでオレは忙しいばかりであった。

挙句の果てには、落としたアンカーがブイに絡まってしまいあがらない。最悪である。最終的に、アンカーロープを切って脱出した。

午後、夜と2回もアドベンチャーワールドにつきあっていってきた。

「パンダもペンギンもいいけど2回もいかなくても・・・」と、思いながらちびらについて行ってきた。

しかし昼と夜にそれぞれ見に行ったサファリは、その違いがなかなかおもしろかった。普段昼間、寝てばかりいるトラや豹などが、夜いくと怖いぐらいうろちょろしていた。

そして今日:

朝6時起床。渋滞を避けるべくダッシュで帰路についたのであった。

仕事のことを考えずに楽しんだ休暇であった。