【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

東京から戻り、明日から海外だ~ 放浪は続く・・・

2010年09月08日 | 徒然日記
昨夜遅くに東京から戻った。

東京では、秋から新規取引を開始する横浜・上大岡の取引先へ表敬打ち合わせ。そして既存百貨店との仕事であった。

しかし今年の夏は暑すぎる。こんな夏は記憶にない。

恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館で開催されているショパン生誕200年を記念し上映されている映画『別れの曲』を観てきた。これは1934年にドイツで製作された映画なのだが、オレにはとっても心に残る映画であった。

というのは、オレは小学6年生までピアノを弾いていたのだが、当時、オレにとって第二の母とさへ思っていた先生に、最後に託された曲がショパンのワルツNo.9『別れのワルツ』であったからだ。もちろん映画の途中にはその曲も流れていた。

その先生もオレがピアノをやめて5年ほど後、ちょうど大学受験前の寒い冬に若くして他界された。

あの頃、なんの意味も知らず弾いていた曲が、この映画を観る事により、どんな意味がありショパンによって作曲された曲なのかを今初めて知った。もちろん先生は知っていたんだろうなぁ。

話は変わるが、京都に戻り早々となる明日よりBKKに入り、そこで働いてからイタリアに入る。今回はミラノよりパドバ、ビチェンツァ、ベネチア、フィレンツェ、パレルモと駆け足での仕事となる。

いつもながらとてもイヤでイヤで気が乗らないのだが、絶対新しい発見をして来るつもりである。

『 なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり 』