【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

どうしてもできないこと・・・

2011年08月04日 | 徒然日記
オレにはどうしても覚えられない番号が2つある…。

それは、自宅の郵便番号と、会社で使用している携帯電話番号である。

頭から覚えようとしていないのであろうか…。

かつては理系だった事もあり、数字を覚えるのは得意だったような気がする。

今でも、例えば円周率などでも、3.14159265358979…と、ここまではサラッと書けたりする。

√2=1.41421356
√3=1.7320508
√5=2.23620679

などと、普段の生活では全く必要としない数字までも頭に残っていたりする。

しかし、上記2つだけは、どうしても覚えられないのだ。謎である。

ついでに書くと、同じような事は他にもある。

オレは結構本を読むのが好きなのだが、どうやらカタカナが苦手のようで、カタカナで書かれる外人の登場人物らの名前を瞬時に覚える事が出来ないのだ。だから外人が登場する本を読むのは、読み出しから結構疲れる。

いや、外人だけではない。

日本人の登場人物の場合でも、オレは、登場人物の漢字の名前を読まずに、どうやら、読み進むうちに「記号」として認識するようなのである。ちなみに読んでいる途中の本をパタンと閉じて、登場人物の名前を聞かれても、口で答えられなかったりする。でも紙には書けたりする。

そして読み終わり、次の本を読み始める頃には、間違いなく前に読んだ本の主人公の名前を聞かれても答えられないのだ。(但し、一度でも口にした事のある歴史上の重要人物などは例外)

本の登場人物の名前は、記号として頭に植え付けられるように出来ているようなのだ。

いや、登場人物だけでなく漢字の熟語なども、同じく「記号」として認識記憶している傾向があり、意味はわかるが、読めなかったりするものも少なくない。単なるアホか…。

もうひとつ思い出したので、ついでに書くと…

オレは、実は幼稚園年少の頃より小学校を卒業するまでの8年間、毎日かかさずピアノを弾いていた。そして小学校を卒業する頃にはショパンの「別れのワルツ」などもすらすらと弾けたりしていた。よって当然ながら、音楽の先生が授業で弾く伴奏や、TVでシンガーソングライターが唄いながら弾くような簡単な演奏などは、当時、屁でもなかった。

しかし… しかし、何故かどうしても、ピアノを弾きながら歌を歌うことができないのである。どんな簡単な曲でも、歌おうとするとピアノを弾く手が止まってしまい、ピアノを弾きはじめると今度は歌が歌えなくなるのだ。これは今尚、どうしても出来ないのだ。

あっ!もうひとつ思い出した…!

例えば外人と日本人の間に立ち、通訳的立場で話をしたりする時が結構ある。

その時は、外人とのやりとりは英語で行ない、日本人には日本語でそれを伝え、逆に日本人からの話を外人には英語で伝えたりする状況の時、自分では全く気づかずに、外人に日本語で、日本人には英語で話しかけたりしてしまうのだ。ポカンとされた後、大笑いされるまで気づいていないことが、かなりの確立で起こる。日本国内で外人とレストランに行ったりした時に、オーダーを取りに来たウェイターに、気づかず英語で話しかけたりすることもざらである。

自分自身、全く謎なのだが、これらはオレのどうしても出来ない事なのである。

ちなみにオレは左利きなのだが、字は左でしか書けない。しかしお箸は右でしか使えない。スプーンやフォークは右で使うが、ナイフは左でしか使えないので、ナイフフォーク同時で使用となると、テーブルに置かれたシルバー類は手をクロスさせて掴むという変則技となる。