ミラノ放浪2012秋 『 栄枯盛衰なり 』

栄枯盛衰とはこの事である。

1980年代、弊社現会長がイタリアンジュエリー日本市場導入に注力を始めた時の、イタリアサイドの初めての仕入元であり、当時、ミラノのみならず、イタリア全土でトップの座にあったＦ社。

本日表敬に際し、恐らく次回のイタリア出張の時にはもう存在していないのではと危惧されるほど厳しい状況に思われた。

この国の経済危機はそこまでシリアスな状況なのである。

時の流れははやい。

本当にはやい。

その流れに上手く乗り、上手く舵を取らねばならない。

現実的経営論として流れに逆らい進む事は先ず不可能と考えるべきである。

常に高い視座で前方を見通し続ける事、それを怠ってはならない。

全く現状の経営に余裕などないという事を肝に銘じておかなければならない。

TACK

ミラノ放浪2012秋 『 時差ぼけ & ど忘れ 』

ミラノの朝～

というより、まだ午前3時半である。完璧に正当なる時差ぼけパターンに入っている。しかし、昨日は確か目が覚めたのが午前2時だったので、少しだけ調整されつつあるようだ。

因みに、人間の体内時計は一日で1時間しか調整できないと聞いた事がある。まさしくそのようである。

昨日はここミラノにて、少し仕事を頑張った。僕の仕事は仕入れの際に目を集中させるので疲れるのだ。



脚の調子も芳しくなく、ミラノの石畳をゆっくりビッコを引きながら歩いている。

なさけないの一言である。

昨夜は、1人でホテルの近くの「SPADARI CAFE」にて、軽くツナサラダでキャンティを飲んだ。



マイサクと嫁さんに、ドゥオモの写真を撮ってメールするも、マイサクからは返信もない。嫁さんからは、しばらくしてから返信あり。

「おつかれさまです。今日は結婚記念日。ちがうな、昨日か…」

仕事中に思わず吹き出してしまった。笑

しかし、今年もまた完璧に忘れていた…。

今日、どこかで時間を見つけて、リナシャンテにでも気の利いたエプロンかなにかを求めに行ってこよう～

さてと、今日も一日ミラノで頑張ろう～！