今のパスポートとなり数えるところ45回目の出国となる今回、僕はミラノとフィレンツェへ出向いた~
ここ数年は香港にて主要取引先と会う機会が増えている事もあり、振り返れば年始以来のイタリア訪問であった
いつもの事ながら、渡航前は遠いし苦手な時差でボケるしと『行きたくないイヤイヤ症候群』がフツフツとやってきたのだが、今回はイスタンブールでのトランジットという事もあり、地中海随一と云われるEFESビールを飲むというほんの些細な事さへ楽しみの一つに無理やり加えて機上の人となった
緑と黒のオリーブがこのビールのツマミに最適なのである
緑のオリーブは早摘み、黒は完熟といった具合であろうか…
個人的には歯ごたえのある緑の方が断然好みである
イスタンブールから更にボローニャに跳び、シャトルバスでボローニャ中央駅へ、そこからユーロスターに乗継ぎフィレンツェへ入った
サンタマリアノヴェッラ駅にはロレンツォとイラリアが待っていてくれた
仕事に入る前にロレンツォからの提案で、彼の自宅でパスタでも食おうという事になり彼の新築の家へ
とても長閑な場所にある良い家であった
夜は野生のイノシシや鹿もやってくるとの話である
ロレンツォがフライパンを握り僕の好きなポモドーロアラビアータを、イラリアがササッとサラダを作りスイカとメロンを切って大皿に載せてくれる
オトコの適当手料理としてはなかなか美味かった
夕方、ミケランジェロ広場のそばで開催されているHUMANと呼ばれる屋外アート展へ3人で出向き、そこから見えるフィレンツェの街並みをカメラに収めた
来月、この素晴らしい街にマイサクを連れてくると考えるととてもワクワクする
ロレンツォが我が家族のフィレンツェ滞在中の1日の観光案内と、夜はチェザレの自宅のピッツア窯で本場のピッツアをみんなで作りパーティをしようと提案してくれている
チェザレのピッツアはその上にトッピングする具材も自宅で採れたもの、ピッツア窯で燃やす木々も自分の作るオリーブの幹を用いるのである
そうするとピッツアにオリーブの樹の香りがつくと言うのだ
マイサクの喜ぶ顔が頭に浮かんだ
この時期のフィレンツェは灼熱の街である
堪らないくらいの陽射しと湿気にいつもながらも辟易となる
クルマのエアコンが効かないレベルだ
フィレンツェで頻繁に利用するホテルに小さいながらもプールがいつのまにか増設されており、観光の西洋人らが日光浴を楽しんでいた
この時期のこの地の旅には、次から僕も水着を持参しようと思った
翌早朝の列車でアレッツォに向かった
フィレンツェから1時間強の鈍行列車の旅である
車窓からトスカーナの風景が広がりほのぼのと美しい
突然、驚くほど彼方まで広がる向日葵畑を通り過ぎた
全ての向日葵がこちらを向いて咲いているその光景は圧巻であった!
あまりの突然さに撮影すら出来なかったのだがキチンと目に焼きつけた
アレッツォよりフィレンツェにトンボ帰りし、フィレンツェで残されたタスクをこなした後にミラノへのユーロスターに飛び乗る
夜、ミラノでの仕事を終えていつものリストランテへ出向く
本来、リストランテとはグループやカップルで訪れるような場所であり、なかなか1人で訪れるには敷居が高い感じがするのだが、僕にはここミラノに二軒、いつも気兼ねなく1人で訪れるリストランテがあるのだ
そのひとつがココなのである
この時期のイタリアは夜8時でもまだ明るい
食事を終えてホテルに戻るもなんだがまだ少し飲み足りない気分だったので、バーカウンターで頼み赤ワインのボトルを空けてもらった
その翌日も精力的に仕事をこなし、夜はアントニオと久しぶりにモンテナポレオーネ通りのペパームーンへ
いつもココで頼むスパゲッティボンゴレとローストビーフのルッコラ和えを食しつつアントニオとの会話を楽しんだ
アントニオの息子アンドレアが共に働いてくれる事になり、会社の方向性をグローバル化させる方針、今後新たなる飛躍したコラボが出来ればと内心考えているのだ
そして帰りとなる今日、いつもよりキチンと朝食を摂った後、今ミラノにて開催されているミラノEXPOへ足を運ぶべく地下鉄に乗った
よくよく考えてみたら僕の記憶のあるところ万博というは初めての来場かもしれない…
このEXPOは食をテーマにした万博である
昨日、アントニオとエマニュエルの二人共にカザフスタンのパビリオンが一番だと云われたので先ずはそちらへ
勧められた通りなかなかであった
カザフスタンという国は訪れた事がないが近く訪れてみたくなった
限られた時間の中、思いつくまま食に関して興味ある国のパビリオンへ入った
カザフスタン、モロッコ、インドネシア、ロシア、スペイン、チリ、アルゼンチン、中国、タイ…
日本のパビリオンは人気で待ち時間があったためスルーした
しかし万博は楽しい~
平日の昼間にて、来場者が少なくそれ程待たされる事なく各国のパビリオンを観れた事も良かったのであろう
ひとつのテーマに関し其々の国々がパビリオンを設け自国を紹介する発表会である
もっと時間があれば全ての国を廻りたいところであったが、帰りのフライトを考え後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた
そしてまたイスタンブールを経由し日本への機上にて今コレを記している
普段空港にあるラウンジでは時間調整のためビールを飲み軽食を摂るだけなのだが、今回のイスタンブールではミラノで大汗をかいた事もありシャワーを利用してみた
いやはやコレが気持ち良いのである!
これから遠距離のフライトの途中ではシャワーを浴びようと思った
この夏の家族旅行で、マイサクが初めて訪れるイタリアの魅力をどれだけ感じてくれるのだろうか…
それが今の僕の目の前の大きな楽しみなのである
イタリア万歳!
ここ数年は香港にて主要取引先と会う機会が増えている事もあり、振り返れば年始以来のイタリア訪問であった
いつもの事ながら、渡航前は遠いし苦手な時差でボケるしと『行きたくないイヤイヤ症候群』がフツフツとやってきたのだが、今回はイスタンブールでのトランジットという事もあり、地中海随一と云われるEFESビールを飲むというほんの些細な事さへ楽しみの一つに無理やり加えて機上の人となった
緑と黒のオリーブがこのビールのツマミに最適なのである
緑のオリーブは早摘み、黒は完熟といった具合であろうか…
個人的には歯ごたえのある緑の方が断然好みである
イスタンブールから更にボローニャに跳び、シャトルバスでボローニャ中央駅へ、そこからユーロスターに乗継ぎフィレンツェへ入った
サンタマリアノヴェッラ駅にはロレンツォとイラリアが待っていてくれた
仕事に入る前にロレンツォからの提案で、彼の自宅でパスタでも食おうという事になり彼の新築の家へ
とても長閑な場所にある良い家であった
夜は野生のイノシシや鹿もやってくるとの話である
ロレンツォがフライパンを握り僕の好きなポモドーロアラビアータを、イラリアがササッとサラダを作りスイカとメロンを切って大皿に載せてくれる
オトコの適当手料理としてはなかなか美味かった
夕方、ミケランジェロ広場のそばで開催されているHUMANと呼ばれる屋外アート展へ3人で出向き、そこから見えるフィレンツェの街並みをカメラに収めた
来月、この素晴らしい街にマイサクを連れてくると考えるととてもワクワクする
ロレンツォが我が家族のフィレンツェ滞在中の1日の観光案内と、夜はチェザレの自宅のピッツア窯で本場のピッツアをみんなで作りパーティをしようと提案してくれている
チェザレのピッツアはその上にトッピングする具材も自宅で採れたもの、ピッツア窯で燃やす木々も自分の作るオリーブの幹を用いるのである
そうするとピッツアにオリーブの樹の香りがつくと言うのだ
マイサクの喜ぶ顔が頭に浮かんだ
この時期のフィレンツェは灼熱の街である
堪らないくらいの陽射しと湿気にいつもながらも辟易となる
クルマのエアコンが効かないレベルだ
フィレンツェで頻繁に利用するホテルに小さいながらもプールがいつのまにか増設されており、観光の西洋人らが日光浴を楽しんでいた
この時期のこの地の旅には、次から僕も水着を持参しようと思った
翌早朝の列車でアレッツォに向かった
フィレンツェから1時間強の鈍行列車の旅である
車窓からトスカーナの風景が広がりほのぼのと美しい
突然、驚くほど彼方まで広がる向日葵畑を通り過ぎた
全ての向日葵がこちらを向いて咲いているその光景は圧巻であった!
あまりの突然さに撮影すら出来なかったのだがキチンと目に焼きつけた
アレッツォよりフィレンツェにトンボ帰りし、フィレンツェで残されたタスクをこなした後にミラノへのユーロスターに飛び乗る
夜、ミラノでの仕事を終えていつものリストランテへ出向く
本来、リストランテとはグループやカップルで訪れるような場所であり、なかなか1人で訪れるには敷居が高い感じがするのだが、僕にはここミラノに二軒、いつも気兼ねなく1人で訪れるリストランテがあるのだ
そのひとつがココなのである
この時期のイタリアは夜8時でもまだ明るい
食事を終えてホテルに戻るもなんだがまだ少し飲み足りない気分だったので、バーカウンターで頼み赤ワインのボトルを空けてもらった
その翌日も精力的に仕事をこなし、夜はアントニオと久しぶりにモンテナポレオーネ通りのペパームーンへ
いつもココで頼むスパゲッティボンゴレとローストビーフのルッコラ和えを食しつつアントニオとの会話を楽しんだ
アントニオの息子アンドレアが共に働いてくれる事になり、会社の方向性をグローバル化させる方針、今後新たなる飛躍したコラボが出来ればと内心考えているのだ
そして帰りとなる今日、いつもよりキチンと朝食を摂った後、今ミラノにて開催されているミラノEXPOへ足を運ぶべく地下鉄に乗った
よくよく考えてみたら僕の記憶のあるところ万博というは初めての来場かもしれない…
このEXPOは食をテーマにした万博である
昨日、アントニオとエマニュエルの二人共にカザフスタンのパビリオンが一番だと云われたので先ずはそちらへ
勧められた通りなかなかであった
カザフスタンという国は訪れた事がないが近く訪れてみたくなった
限られた時間の中、思いつくまま食に関して興味ある国のパビリオンへ入った
カザフスタン、モロッコ、インドネシア、ロシア、スペイン、チリ、アルゼンチン、中国、タイ…
日本のパビリオンは人気で待ち時間があったためスルーした
しかし万博は楽しい~
平日の昼間にて、来場者が少なくそれ程待たされる事なく各国のパビリオンを観れた事も良かったのであろう
ひとつのテーマに関し其々の国々がパビリオンを設け自国を紹介する発表会である
もっと時間があれば全ての国を廻りたいところであったが、帰りのフライトを考え後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた
そしてまたイスタンブールを経由し日本への機上にて今コレを記している
普段空港にあるラウンジでは時間調整のためビールを飲み軽食を摂るだけなのだが、今回のイスタンブールではミラノで大汗をかいた事もありシャワーを利用してみた
いやはやコレが気持ち良いのである!
これから遠距離のフライトの途中ではシャワーを浴びようと思った
この夏の家族旅行で、マイサクが初めて訪れるイタリアの魅力をどれだけ感じてくれるのだろうか…
それが今の僕の目の前の大きな楽しみなのである
イタリア万歳!