【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

孤独の反対とは…

2013年02月07日 | 徒然日記
道に迷っていたり、歩くのがしんどいなぁと思っている人には、「あそこがゴールですよ」と教えてあげると頑張れることがある。

マラソンの大会に出る人は、走る前から「自分はこれから42.195キロ走るんだ!」ということがわかっているからペースを考えて走りきることができる。

また、短距離走レースに出る人は、「短い距離だから最初から全力で飛ばしていくぞ」と気合いを入れる。

ゴールがわかっているというのは、自分の気持ちをコントロールしやすい気がする。


走っている途中は孤独と闘わなくてはならない。

孤独を知っている人は強いし、人として魅力があるような気がする。

でも、それより強いのは、孤独さえも味方につけている人である。

ゴールを知らずに走り出したレースは、孤独を味方につけないと走りきれない。

走っている途中で、やっぱり孤独を知っている人に出会って、「所詮人間生まれる時も死ぬ時もひとりですな~」などと会話をかわすかもしれない…


孤独の反対は何だろう?

はっきりとわからない。

『異邦人』で有名な作家のカミュは、 solitaire(孤独とsolidaire(連帯)は、よく似てると言ったそうだ。

実際、ひとりでいるときは孤独だとも思わなくても、不思議と大勢の人と一緒にいると孤独を感じたりする。

それはまだ孤独を味方にできてないということであろうか…

孤独を味方にした人同士が連帯すると、これ以上強いものはないような気がするのだ。

ひとりもよし。みんなでもよし。

いずれにせよ自分は今よりもう少し強くならねばならない…


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ご本人に了解を得て、僕の琴線に触れた友人の記載文を編集引用させて頂きました。

TACK

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