【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2019師走 『 我が雑魚釣り基地からのワラサゲト 』

2019年12月15日 | 旅三昧!釣り三昧!

雑魚釣り基地〜

それは南紀白浜にある僕の釣りのためのベースである。

海の真前にある。




そして僕はこの基地の傍に愛船を係留している。




時間がある日々をこの基地で過ごし、ここから愛船に乗り沖に出て魚を追いかける。

流れる海を見て思考を巡らせ魚を追うのだ。

大きな魚が掛かった時のため、常にギャフとタモは手の届くところに置いておく。

しかし魚はいつも僕より一枚上手なのだ。僕が単に下手なだけか。

沖から帰り、釣った魚を捌く。




基地の海側には釣った魚を捌く青天井の水屋がある。

そこで捌いた魚の粗は海に戻す。それを知ってるトンビやカラスや海鳥が僕を待っている。

捌いた魚は大概、刺身かしゃぶしゃぶで食う。まだ細胞が活きている魚を食す。もちろん美味い。そして基地に備える酒を飲む。

所謂、ストレス発散の隠れ家なのだ。

海に面したこの基地の一階には白浜温泉から引っ張ってきた大浴場がある。

海風で塩に当たった身体を温泉で癒す。

至福の時ここにあり。

雑魚釣り基地に滞在中は近所のスーパーでは魚を購入する事は自身禁止している。

決め事なのだ。

魚は買う物ではなく釣る物なのである。

だから釣りでポーズとなれば、その日は肉食の日となる。

フライパン飯か鍋物か。

因みにフライパン飯とはフライパンが調理器具となりそのまま皿になる。

ティッシュの箱を裏返し机の真ん中に置き、フライパンで炒めた物をフライパンごとそこに置くのだ。それをワシワシ食っては次の物をまた炒める。

空いたら炒める、空いたら炒める。腹が張るまで空いたら炒める。

そのうちにどんどん酔ってくる。

ひとりで酒の酔いに任せて、酔って半分傾いた身体をたまに起こしつつボンヤリする時間。

それはとても大切な僕の時間なのだ。

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そして鬼風の今日は少し風が収まるのを待って沖に向かった。しかしいつものポイントまでは到底辿り着けず水深50メートルラインをひたすら叩く。

フォールでガツン!

きた!

しかしこのタックルはPE1号なので無理は出来ない。ドラグを調整しつつどうにかこうにか釣り上げた。




ブリ手前の立派なワラサであった。

フグ、ワラサ、鬼エソ、アオハタ、サメが釣果であった。

このリベンジは年末に必ず!





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