だめだったか。悲しいできごとだ。
新聞報道などで、あまり原因が詳しく書かれていない。
心筋梗塞ということだが、なぜ?
サッカーは非常に消耗するスポーツだ。試合は90分で、その間交代できる選手は3名のみ。だから面白いともいえるんだけど、結局は90分間走りまわれる体力を要求することになり、トレーニングもそれを意識したものになる。
ぎりぎりまで自分を追い詰めるトレーニングは、適度な運動とは程遠く、疲労骨折も多いし、わりとサッカー選手は風邪などの病気にもかかりやすい気がする。
食生活なども非常に神経質に管理している選手が多い。キーパーの川口選手が食べ物に関する管理について語っていたのを聞いた時、わからんでもないが、あまりに神経質になり過ぎでは? と思った。
とくに脂肪分の摂取に関しては節制している。カズなんかも試合の前は何も具の入っていないパスタを食べるとか、それはすぐにエネルギーに変わるからということなんだけど、そして、トレーニング後や試合後は良質のたんぱく質。
今の栄養学的には正しいのかもしれないが、どうなんだろう?
もともと日本人の食生活は欧米の人に比べて質素なので、暴飲暴食をせず、適度に和食的要素を織り交ぜたら、そこそこいい感じのバランスになる。
そして、体力を消耗するスポーツ選手は、プラスそれを補うため、普通の人より沢山栄養を取る必要がある。
松田選手の死はすごく問題を投げかけていると思う。選手の栄養管理・健康管理について、専門の方は、一度今までの考えをリセットして考え直すべきではないか?
ぶっちゃけ、栄養管理に関するノウハウは遅れていると感じる。例えば糖尿病の人が1日1400kcalにおさえた食生活をすると確かに血糖値は下がるが、活力も無くなる。最近では1400kcalにこだわるのは間違いだという説をとなえる専門医も増えてきている。
だいたい栄養士が使っている栄養計算ソフトが素人の私から見ても非常にいいかげんだったりするので、何とかしないといけない。
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